赤岳地蔵尾根で予想外の大苦戦!!


- GPS
- 27:40
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,424m
- 下り
- 1,428m
コースタイム
8:50美濃戸口〜9:46美濃戸山荘〜(南沢ルート)12:55行者小屋〜(地蔵尾根)
15:40赤岳展望荘(宿泊)
2日目
7:20赤岳展望荘〜8:00赤岳山頂〜8:30赤岳展望荘(休憩)〜(地蔵尾根)
9:58行者小屋〜10:40赤岳鉱泉〜(北沢ルート)12:30美濃戸口
天候 | 1日目 雪のち曇り少しだけ晴れ 2日目 晴天!!! |
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過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
地蔵尾根の登りは新雪に足が取られ、登るのに苦戦しました。 |
写真
感想
初めて八ヶ岳へ行きました。
冬も入山者が多いということで、下調べもほどほどに何となく安心していましたが初日の登りは予想外の大苦戦でした。
2日目は予報通り天気に恵まれ、春の訪れを感じることができました。
1日目
前日の夜から雪。中央高速が雪用タイヤ規制をしており途中からチェーンを付け美濃戸口まで行く。
登山道へ少し進むと木々は霧氷でぎっしり。空はどんよりと曇っているが、午後から時折晴れの予報なので、青空に映える霧氷を期待しながらもくもくと歩く。
赤岳展望荘への最短ルートとして南沢ルートを選択したが歩いている人がほとんどおらず、新雪が積もっており思いのほか時間がかかる。
行者小屋までの時間はコースタイムを過ぎており、休憩もほどほどに地蔵尾根に取りつく。
地蔵尾根はうっすらとトレースはあるものの新雪に埋もれており、足が取られなかなか進まない。標高が上がり斜面が急になると余計に顕著で全然進めない。
ピッケルとアイゼンは新雪に覆われた急斜面では「糠に釘」状態で全然引っかかってくれない。おまけに途中からトレースは全くなくなってしまった。
八ヶ岳は入山者が多いので登山道はある程度踏み固められているという勝手な予想は見事に外れ、じたばたとラッセルしながら時間をかけて少しずつ登りました。
こんなに登りで苦戦したのは登山をはじめて4か月目に無謀にもストックやピッケルを持たず6本爪アイゼンだけで2月の新雪が積もった伊吹山を直登して以来でした。(その時より今回の方が苦戦しました)
幸いにも登り途中に青空が顔を出し、輝く霧氷を見ることができたので元気が出ました。
赤岳展望荘の宿泊者は自分を入れて3名のみ。
お二人ともとても気さくな方でいろいろとお話しをしながらゆっくりと過ごすことができました。
2日目
日の出の時間に赤岳山頂へ行き、景色を眺めようと思っていたが風が強いので中止、赤岳展望荘から日の出を拝む。
朝食後は風が治まり山頂でゆっくりと景色を眺める。
富士山や南アルプスはもちろんのこと北アルプスもはっきりと見ることができました。
天気も前日とは一転、とても穏やかな陽気で春の訪れを感じることができました。
下山は前日苦戦した地蔵尾根を下ることに。幸い、宿泊した2名の方といっしょに下ることになりました。
先頭を行った私がルートを間違えましたが、すぐに指摘してもらいとても助かりました。
雪の状態は前日と比べ固くしまり、また下から登ってくる人もいたので問題なく下ることができました。
終わってみれば今回も充実した山歩きとなりました。
しかし毎度のことながら油断は禁物ですね。
早朝の赤岳山頂〜天望荘の間ですれ違った者です。
コースタイムを見ると、下りの美濃戸山荘前で軽く挨拶したのもhissy369さんだったかなと思います。
それにしても、この日は快晴で最高の登山日和でしたね
自分の目では見れなかった日の出の写真も、こちらのレコで堪能させて頂きました
こういう景色を見ちゃうと、登りや寒さの辛さも忘れて絶対また行こうと思えてきます
因みに、hissy369さんが展望荘でご一緒したという2人の方に僕は帰りの温泉の脱衣室で一緒になりましたw
コメントありがとうございます。
朝、早い時間に赤岳山頂から下ってこられたので、どこから来られたのかずっと気になっていましたが、行者小屋にテント泊されたのですね
朝早かったので、てっきり硫黄岳まで縦走されたのかと思っていました。
なので美濃戸山荘前で南沢から下って来られた方が同じ方とは私も全然気付きませんでした。
私は冬は小屋泊ばかりなので、この時期テント泊される方は本当にすごいと思います
挑戦したいのですが、荷物の重さと寒さに気が引けてしまっています
本当にすばらしい天気でよかったですね
今回は赤富士やステキな滝雲も見れたので本当にラッキーでした
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