ポカポカ陽気の天女山より権現岳
- GPS
- 07:40
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,449m
- 下り
- 1,433m
コースタイム
天候 | 暖かな晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【天女山入口〜天女山】 遊歩道を歩きます。積雪20cmほどトレースあり。 【天女山〜前三ツ頭山】 登山ポストは登り口少し進んだところに黄色いポスト有。 前半は緩やかカラマツの疎林の中を進みますが、1800mあたりから急登になり、かなりきついです。今日は降りてきた人のトレースがかろうじてあったのでなんとか登りきりましたが、ノートレースだと大変。場合によってはワカン必須。 【前三ツ頭山〜三ツ頭山】 前三ツ頭山から右上の樹林帯へと入ります。そのまま直進しないように注意。あとは針葉樹林帯の中のちょっと急登が続きます。積雪量がやや多めかな。トレースをはずすとズボズボともぐります。 【三ツ頭山〜権現岳】 いったんコルまで下り、樹林帯の中に入ります。ややルートわかりづらいですが、とにかく直進して最低鞍部まで進めば良いです。ここにテント場最適地あります。その先は森林限界の急登が続き、夏道ではトラバースして鎖のある岩場付近は雪に埋もれています。なのでやや斜上して雪壁をトラバースしていきます。このコース一番の緊張場所ですかね・・・。(特に下り)あとは雪と岩のまじった稜線を進めば権現岳頂上。ゆっくり休みたい時は、さらにその先のキレット分岐地点にいくと良いでしょう。 |
写真
感想
よく登るこのコースですが、積雪期に登ったのは昨年3月が初めて。
今シーズンは雪が多くて観音平方面からは、なかなか登ることができない権現岳。
今日はようやく、比較的人の入っている天女山コースで登ることができました。
前日は下界ではちょっと雪のち晴れだったので、山はラッセルが大変か?と心配していましたが、幸いにも下りのトレースが1つ付いてたし、トレース上は締まっていてワカンは必要なかったのでひと安心。(いけないな〜他人のトレースを期待するようでは。)
前半は緩やかな雪道を快調に進んでいましたが・・・。このコースの辛いのが後半になるに従い、急登になることなのです。しかも雪道なのでラッセルこそ無いのですが辛い、辛すぎる。硬めの雪面をキックステップで登るのは足がつりそう。
ふくらはぎの筋力アップをはからなくてはと実感しました。
このコースの見所その1、三ツ頭山からの権現岳の眺めは今日は最高!でした。真っ白な雪をまとった権現岳は尖った山頂もあいまって迫力満点。権現岳登頂しなくてもここまででもいいかな・・・なんて思ってしまいました。
そんな弱気な自分を叱咤激励し重い足を引きずりながら、権現岳を目指しました。
今日はホントに穏やかで風もほとんどなく、アイゼンも適度にきいててベストコンディションです。
見所その2、権現岳付近の分岐から見る赤岳・阿弥陀岳も素晴らしかった。谷底へと落ち込むようなキレットはトレースも薄く見ているだけでも緊張します。数年前の1月に行者小屋から赤岳、キレット、権現、観音平へとテント泊で仲間と行きましたが、もう一度挑戦してみたいコースです。
ギボシの雪壁はトレースも無く真っ白でここも登ってみたい・・・(ちょっと無理かな。)こんなに穏やかな晴天なのに私以外にだれもいない!贅沢な権現岳でした。赤岳とかは平日でも結構賑わっているのに。
帰りは例のお気に入りの場所でまったりランチタイムを楽しみました。その後の三ツ頭山への短い距離の登り返しが相当きつかったですが。
往きには辛かった急登も下りは滑るようにしてあっという間に降りてきました。
このコース、春はスミレやカラマツの芽吹き。夏はお花畑、秋は展望と黄葉と四季を通じて楽しめる大好きなコースです。
2月末にチャレンジしましたが三ツ頭でタイムアップ。
トレース無くラッセルで時間がかかりました。
良い天気で素晴らしい景色でしたね。
お疲れ様でした。
はじめまして&ご返事遅くなってすみません。
たしかに・・このコース一人で日帰りだと
トレースがないときついですね。
おそらく3月は雪も締まり、登山者も厳冬期よりも
多くなりそうなので登りやすいかもしれません。
ぜひ、リベンジしてください。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する