ルートファインディング・ラッセル訓練の硫黄岳


- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,166m
- 下り
- 1,166m
コースタイム
美濃戸口 07:40
赤岳山荘 08:42〜08:52
美濃戸山荘 09:05
赤岳鉱泉 12:05〜13:50 (昼食、テント設営)
テント設営・昼食の時点で予定より約3時間の遅れ。
硫黄岳 14:00に向け出発
15:00タイムアウト、途中で引き返す
ルートファインディング・ラッセル訓練に切り替え
赤岳鉱泉 16:05
就寝 20:30
<2/17>
起床 04:25
赤岳鉱泉発 07:00
稜線 08:55
山頂直下 09:10 (低温、強風のため引き返す)
赤岳鉱泉 10:35〜12:50 (昼食、テント撤収)
美濃戸口 15:00
コース状況
天候 | 2/16:晴れ時々曇り 2/17:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
渋滞発生。長野からのメンバーとの合流に時間がかかった。 前日までの悪天候でかなりの積雪があったものの、 美濃戸山荘までの轍はしっかりついていた。 1台スタックしていた車があったため、そこで断念して 美濃戸山荘まで1時間歩くことになったが、4駆のスタッドレス であれば山荘まで車で行けたと思われる。(当方デリカ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸山荘 〜 赤岳鉱泉 終始トレースあり。 沢を渡る橋が滑りやすい。 赤岳鉱泉 〜 硫黄岳 終始トレースあり。 稜線に出ると風が半端なく強い。 稜線は風で雪が飛ばされ、明確なトレースは無く、 アイゼンの爪痕を頼りにする。 山頂直下の急斜面は凍っているため、 6本アイゼンだとかなり不安定で怖い。 稜線の下の急斜面は風をしのげ、また、横岳〜赤岳〜阿弥陀 などが一望。穏やかな雰囲気の中絶景を堪能できる。 赤岳鉱泉テント場は満員御礼。小屋の方も満員御礼。 朝6時のテント内の気温マイナス3℃ 外気温は恐らくマイナス20℃ぐらい。 トイレはかなり綺麗で暖房便座☆ |
写真
感想
硫黄岳、赤岳へ登る予定・・・がいろいろあり
赤岳鉱泉ベースに結局ラッセル訓練とルートファインディング
訓練となりました。
赤岳鉱泉への到着時点で3時間の遅れ。
初日の登頂はあきらめ、林の中をラッセルしながら
テント場を目指すという、訓練となりました。
テント内での夕食は楽しかったですね〜
調理をするとテントの中が温まり、始終感じる寒さも
一時和らぎました。
リーダーお手製ペミカンをつかった豚汁。
温まりました。
さて、いよいよ就寝。
装備は皆マチマチだったけど、概ねスヤスヤ寝ている
様子。
私はといえば、ヤバイ・・・寒すぎる。
あんなに着込んだのに、シンシンと全身が急激に
冷えこんでくる。窮屈なテントの中ゴソゴソとリュックを
あさり、さらに上下1枚づつ着込んで再度シュラフの中へ。
なんとか無事に一夜を越えましたが、
冷え性には大きな課題を残しました。
2日目、硫黄岳を目指します。
天気もよく、雪の白さと空の青がきれいでしたね。
硫黄岳への稜線での風と寒さは次元の違いを感じました。
少しでも皮膚が出ている部分が一瞬で痛くなりました。
メンバーの装備も力量もまちまち。
リーダー判断で山頂手前で引き返すこととなりましたが、
無理して顔が凍傷などにならなくよかったと。
少し装備が甘かったのかもしれません。
良い勉強になりました。
1日目の下山中に行ったラッセル訓練では、
初の本格的なラッセルを経験しましたが、
予想以上に進みが遅く、ルートのない雪山登山の
大変さが身にしみました。
というわけで、いろいろと学ぶこと思うところ
あったかと思いますが、無事にたのしく雪山登山
できてよかったです。
おつかれさまでした。
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