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Yamareco

記録ID: 274127
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

大東岳(表コース・ピストン) 杉林からブナ林へ

2013年03月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
derakkuma その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:33
距離
9.7km
登り
1,002m
下り
992m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

10:05秋保ビジターセンター-10:12大東岳登山口-12:08立石沢標識-13:24稜線890付近-13:59標高点1019-15:04鼻こすり-15:33大東岳・山頂-16:09鼻こすり-16:25標高点1019-16:37稜線890付近-17:26立石沢標識-18:17大東岳登山口-18:28秋保ビジターセンター
天候 曇、雪、晴。-7〜0℃。
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
秋保ビジターセンターに10台くらい駐車可能。
コース状況/
危険箇所等
表コースは赤ペンキ、赤テープが充実しており、迷う可能性は低いです。
杉林を行く相棒。今日もやったるで〜。
2013年03月03日 10:38撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 10:38
杉林を行く相棒。今日もやったるで〜。
最初の徒渉地点?らしきところの尻セード。
2013年03月03日 10:46撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 10:46
最初の徒渉地点?らしきところの尻セード。
あらよっと。
2013年03月03日 11:07撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 11:07
あらよっと。
うっすらトレース。
2013年03月03日 11:34撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 11:34
うっすらトレース。
力強く乗り越える。
2013年03月03日 12:00撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 12:00
力強く乗り越える。
ココまで既に2時間。ううむ。
2013年03月03日 12:08撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 12:08
ココまで既に2時間。ううむ。
杉林からブナ林へ。
2013年03月03日 12:43撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 12:43
杉林からブナ林へ。
急登始まりました。
2013年03月03日 13:02撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 13:02
急登始まりました。
さかんに枝を突いていた野鳥。なんでせう?
2013年03月03日 13:13撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 13:13
さかんに枝を突いていた野鳥。なんでせう?
そろそろ脚に来ています。
2013年03月03日 13:19撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 13:19
そろそろ脚に来ています。
隊長、頂上はまだですか・・・。
2013年03月03日 13:46撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 13:46
隊長、頂上はまだですか・・・。
東側の景色。太平洋と太白山。
2013年03月03日 13:49撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 13:49
東側の景色。太平洋と太白山。
六合目を検出。
2013年03月03日 13:52撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 13:52
六合目を検出。
ようやく1019ピーク。
2013年03月03日 13:59撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 13:59
ようやく1019ピーク。
西側の景色。仙台神室?っぽい山頂に雲。
2013年03月03日 13:59撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
3/3 13:59
西側の景色。仙台神室?っぽい山頂に雲。
雪庇キター(ヽ゜ω゜)ノ
2013年03月03日 14:02撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 14:02
雪庇キター(ヽ゜ω゜)ノ
来た甲斐があります。
2013年03月03日 14:03撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 14:03
来た甲斐があります。
雪庇には近づかないように通行。
2013年03月03日 14:21撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 14:21
雪庇には近づかないように通行。
最後の急登へ。
2013年03月03日 14:52撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 14:52
最後の急登へ。
アイスバーン気味。アイゼンのほうが良いかも。ロープは埋まっていました。
2013年03月03日 15:04撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 15:04
アイスバーン気味。アイゼンのほうが良いかも。ロープは埋まっていました。
腰に来てます。
2013年03月03日 15:07撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 15:07
腰に来てます。
九合目を検出。
2013年03月03日 15:08撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 15:08
九合目を検出。
どんよりしてきた。
2013年03月03日 15:15撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 15:15
どんよりしてきた。
山頂台地が広い。
2013年03月03日 15:23撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 15:23
山頂台地が広い。
いたいた!
2013年03月03日 15:33撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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いたいた!
おるつかれさまでちた。
2013年03月03日 15:36撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 15:36
おるつかれさまでちた。
雪山とヘッデンの相性は抜群。
2013年03月03日 17:49撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 17:49
雪山とヘッデンの相性は抜群。
暗くても気合いで徒渉。
2013年03月03日 17:54撮影 by  PENTAX Optio RZ18, PENTAX
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3/3 17:54
暗くても気合いで徒渉。
撮影機器:

感想

大東岳に行って来ました。

週末はまたもや不順な天気。しかし、次の週末までには10℃を越える日が続くという天気予報で、雪山コンディションは大きく変わりそうです。「何処に行こうかな〜」と考えているところに、職場の相棒(はぐりん)から一ヶ月ぶりにガイド登山をして欲しいという要望が。

はぐりん「また雪山行きたくなっちゃいました〜。今度は泉ヶ岳の滑降コースよりもレベルが上なところで〜」
derakkuma「・・・じゃ、大東岳は? インターネットでも記録が少ないし、その理由を確かめに行くというのは?」
はぐりん「大東岳って、泉ヶ岳よりも高いんですか〜?」
derakkuma「200mくらい高い」
はぐりん「じゃ、大東岳でっ!」
(derakkuma)「(この若造、鉄槌喰らわしたるっ!)」

そんなこんなで日曜日。天気予報では午前(風速20m越え)よりも午後(風速10m台)のほうが風がマシとのことなので、秋保大滝に寄ったりノンビリしながら10時過ぎに秋保ビジターセンターに到着。既に10台くらいの車があり、あれー、大東岳に登っている人がいるのかな、と思いましたが、実際には登山口のトレースゼロで、ほとんどが渓流釣りや磐司岩散策の車だったようです。

表コースを辿ります。雪は水分が多くなってきていますが、アイスバーンとまでは行かず、ワカンでスネくらいまででした。うっすらとトレースらしき溝もあり、先頭交代しながら植林されたと思われる杉林の中を快適に進行します。最初の徒渉地点らしき場所(雪で埋まって徒渉にはならず)の手前で「このほうが安全だよ」と尻セードを体験して貰い、二度目の徒渉地点では実際に沢を渡ると、相棒のテンションは上がってきました。

はぐりん「いや〜、こういうのなかなか経験できないですね〜。楽しい楽しい♪」
derakkuma「空気は良いし、心は落ち着くし、近場でこんなに楽しめるところがあるのは幸せだねぇ」

しかし、三度目の徒渉地点を過ぎたあたりから、だんだんラッセルも深くなり始め、ときどき踏み抜きも多くなってきました。気丈な相棒も心なしかトーンダウン。なにせ単調な杉林が長いです。なかなか高度も上がらず、ピークハントと景色が目当ての相棒には、やはり勝手が違ったのでしょうか。立石沢標識後、四度目の徒渉地点を過ぎ、杉林を抜けたところから急登が始まりますが、だんだん先頭を行く元気がなくなってきました。

はぐりん「え〜、ここを登るんですか〜。キツイな〜」
derakkuma「まあ、ここを抜ければ稜線に出るから、景色も良くなるよ」
はぐりん「そうですか〜(やや疑心暗鬼な表情)」
(derakkuma)「(ヒャッヒャッヒャッ!)」

ヒーコラしながら890付近で稜線に合流すると、天気も良くなってきました。遠く太白山が見え、太平洋も窺えます。相棒もご納得の様子。しかし、稜線に出るまでにあれこれ3時間以上です。これが大東岳をやる人が少ない理由でしょう。しかもこの時期だと既に花粉も舞っていたようで、帰宅後には目のかゆみが出てきました。相棒にも疲労の色が見えます。

derakkuma「ここからは、尾根沿いに上がっていくだけだから、あと1時間半で登頂できるんじゃない?」
はぐりん「そうですか〜(やや気落ちした表情)」

相棒は明らかに疲れているようでしたが、それでも帰りたいとは言い出さないのは立派。標高点標識のある1019ピークからは素晴らしい雪庇を従えた大東岳山頂が見え、我々の気力も再充填されます。1200付近まではなだらかな登りが続き、いったん休憩して、最後のアイスバーン気味の鼻こすりの坂を登り切ると、頂上台地に出ました。

はぐりん「生憎の天気になっちゃいましたね〜」
derakkuma「こればっかりは運もあるから、仕方ないね。ともかく、頂上探そうか」

広い広い台地を北へと進んでいくと、10分ほどで山頂標識を確認できました。稜線に出てから2時間。強風で視界が悪い中で脚が止まってきた相棒も、十分な達成感があったようです。既に15時半を回っていたので、記念撮影をして、そそくさと来た道を帰りました。トレースは一部消えかかっていましたが、迷わず戻れます。沢の徒渉を1つ減らすために尾根を越えるあたりで日が暮れてきましたが、ヘッドランプを点灯することで問題なく、相棒の脚にも力が戻っていました。さすが、全盛期には10kmを32分前後で走ったことのある二十代です。18時半頃に駐車場に戻ると、他の車はすべていなくなっていました。

はぐりん「いや〜、充実してました〜」
derakkuma「かなり内容の濃い山行だったね。道迷いもなく、体力的にも厳しく、もう初級は卒業かと」
はぐりん「来週もどっか行きましょうよ〜、次、次〜」
derakkuma「(だいたい自分がどんな山に登ったか、大東岳の姿も知らないくせに)・・・うん、まあ、天気次第だと思うけど、考えとくよ」

若いモンには叶わんな・・・。そんな黄昏を感じたderakkumaでした。

※追伸
鼻こすりの坂の前後で、相棒が携帯電話とデジカメを落としてしまったようです。雪解け後、数ヶ月後でも構いませんので、見つけた方がいらしたら、この記録またはderakkumaまでメッセージを頂けますでしょうか。よろしくお願い致します。

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コメント

ヘッデン歩きはお手の物?
 derakkumaさん、雪の大東岳お疲れ様でした。
 大東岳日帰り?日曜日は二口温泉へのバスは1便しかないんじゃ、と思ったら今回は車利用でしたか。仙台では車がないodaxは、一度登った時、秋保温泉からタクシーを飛ばして6000円取られて以来、大東岳には近付いていません(笑)。
 大東岳、意外に天気が悪くなかったんですね。時間帯がやや遅めなのも良かった?雪のヘッデン歩きはお手のものでしょうか(笑)。でも、か細いヘッデンの光も雪面の反射のアシストで、確かに効果的かもしれませんね。
 写真9のさかんに木をつつく野鳥はコゲラだと思います(私の同日黒鼻尾根のレコにものっけています)。最も普通に見られるキツツキですが、くっきりよこしまな心、もとい背中がチャーミングです。
2013/3/4 23:13
コゲラですね
今回の山行の真相は、相棒が「車を出す」というので、これに乗じて「普段行けないところに行くべし」と思った人がいた、ということのようです(爆)

大東岳、天気はそんなに悪くなかったです。時間を遅めにしたので、帰りは暗くなりましたが、ヘッデン使えば夏山より快適です。雪山は日が暮れる前に行動を終えるのがセオリーだとは思いますが、時と場合によるかと。アイスバーンや雪庇を通過するのは、日が暮れたらやめたほうが良いと思いますが。

http://www.youtube.com/watch?v=hstK8mMtsSs
コゲラですが、コンデジで撮った動画があるのでyoutubeにupしてみました。確かに背中の横縞が可愛いですね。なんか最後のほうで人間の声も聞こえてきます(笑)

泉ヶ岳の6ルート一筆書きは、ナルホドそそられますが、ここは発案者のodaxさんにお任せしたいと思います(笑)
2013/3/5 12:27
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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