編笠山頂直下で無念の下山・・・・


- GPS
- 07:57
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,175m
- 下り
- 1,158m
コースタイム
11:09標高2400m(樹林帯抜ける)→11:28標高2468mで無念の敗退→11:30下山開始→14:04盃流し→14:56駐車場戻る。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■走行距離約129km |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇富士見高原ゴルフ場の駐車場(無料でよいのですかと思う程整備され広いです) ◇トイレはスキー場の駐車場脇にあります。(徒歩約6〜7分) ◇登山ポスト何処にあるか分かりませんでした。 ■富士見高原ゴルフ場Pから五又路分岐先迄ノーアイゼンで登るが、凍結していて滑 りやすいのでアイゼンを履く。この方が神経を使わないので安心して登れる。 ■見晴台・臼久保岩小屋跡の巨大な岩の脇を歩き更に登ると樹林帯に入る。標高は 約1800m斜度がグッと増す。樹林帯の中はトレースが無数に残るが、目印の赤布は 多く迷うことはないです。 ■標高2360m付近から低い樹林に変わると周囲が明るくなる。低い枝をくぐりながら 高度を上げると森林限界出る。風はあるが寒くはなかった。 ■標高2400mからは岩と雪のミックスコースに変わるが、意外と登り安い。大きな矢 印を頼りに登るとよいです。 |
写真
感想
二週間前(2月17日)は観音平から編笠山頂を目指したが雲海で敗退。今回はコースを変えてのチャレンジです。幸いお天気も良い様だ。
ゴルフ場脇を抜け道標通り編笠山ルートに入ると登路はコチコチに凍結していた。滑らぬよう気を使いながら登ると3名の登山者が早くもアイゼンを履いていた。自分も早めに履こうか迷ったが、履かずに登る。
間もなく五又路分岐に出た。此処で西岳コースと分かれるようです。休憩を入れていると、アイゼンを履いていた3名の方が追い付く。聴くと青年小屋周辺でテント泊とのことです。羨ましいなぁ〜 自分には青年小屋までテントを担ぎ上げる体力は無いと思った。
暫く登るが、滑らぬ様に気を使いながら登るのが嫌になり自分もアイゼンを履いた。これで滑って転倒することはまずないので安心して歩けた。
臼久保岩小屋跡の巨大岩を過ぎ、標高1800mあたりから樹林帯へと登路は延びる。
樹林帯に入ると至る所にトレースが付いているが、どのトレースを登っても心配ないようだ。目印の赤布も迷うくらい多く付けられている。それにしても陰気な樹林帯の登は苦しい。意外と長く感じる。
標高2300mを越えると少し緩やかな登路に変わる。暫く登り上げて行くと低木帯に変わり周囲も明るくなる。枝が低く腰を屈めて登るのが少し辛い。やがて視界が一気に開けた。富士山・甲斐駒・等が一望だ。此処まで来ると山頂も近いぞ。期待が膨らむ。
標高2400mからは上は大きな岩が露出しその隙間に氷化した雪が堅く詰まってアイゼンがよく噛み意外と登り安い。大きな矢印を頼りに高度を稼ぐが、突然足が攣った。痛くてそこで立ち往生。とうとう眠っていた足の攣りが目覚めたか・・・
仕方なく「頑張って」の標識脇で休む。
痛みが引くのを待って再び登り、次の「頑張って」の標識まで登った。だが、再び攣った。これ以上登る事は無理か・・・幸い風は冷たくないので助かる。山頂まで残すこと標高差約50〜60mだがとてつもなく長い距離と感じた。仕方なく暫く展望を楽しみ気を紛らしたが、無念の下山を決めた。
少し下ると登山者の姿が数名見えた。自分も再度登って見ようと思ったが、今の状態では結果は同じだと思い諦め展望のない樹林帯に入る。ひとりトボトボと薄暗い樹林帯を下る。暫くしてまた足が攣った。休み休み下り樹林帯を抜けホッとした。
盃流しで暫く休む。そして14:56分駐車場に戻った。駐車場から一際白く輝く編笠山が見えた。何とも気の重い寂しさを感じてしまった山行でした。でもまたチャレンジすればよいと自分に言い聞かせ駐車場を後にした。
昨年9月、文三郎道の途中で足がつりましたが、この芍薬甘草湯の1服で劇的に解消し、その後は何事もなかったかのように、硫黄岳山荘まで歩けました。
元をただせば、一昨年4月に鈴鹿の釈迦ヶ岳からハト峰まで偶然同行させていただいた、ご夫婦に以前の太ももの痙攣の話をした時に頂戴した1服でした。
これ程、劇的に効くとは思っていなかったので、その時はこのご夫婦に改めて感謝しました。
初めまして
温かいコメントありがとう御座います。
私は市販のツムラ68を常備持参し今回も服用しましたが、思うような効き目もなく下山しました。
ご紹介の芍薬甘草湯ですが、即効性があるようですね。
心強く感じます。漢方薬の様ですね。
市販されているのですか
早速、薬局であたってみます。
ご親切にありがとうございます。
onenoboruさんコンバンワです。
山頂までもう少しの所でのトラブル残念でした。が、そこまで来れば山頂と同じですね。
それより無事に下山した事が何より「編笠山」に登山をした事になります。これは立派な登頂記録ですね。
この「攣る」現象ですが、自分も一昨年から大分悩みました。経験では段差の大きなギャプを一気に登ろうとする時に発症しやすいですね。休憩中の冷えやあぐらなどで足の血行が悪くなっても発症しやすいと感じました。
特に正坐等で足がしびれる様な状態にすると、生き地獄の様な「足の攣り」が襲って10分位ヒア汗が出て息が詰まりました。その後温めるとうその様に治った経験が有ります。とりあえず急場しのぎでは「バンテリン(インドメタシン)」塗布が良かったですよ。
スパッツによる「ふくらはぎ」の冷え防止も予防となるみたいです。
お互い「安全・安心登山」は常に心掛けたいモノです。
お大事になさって下さい。ヽ(^o^)丿
kintakunteさん
おはようございます。
昨夜は疲れて早くに床に入りました。
温かいコメントありがとうございます。
山頂まであと一歩とどかなかったが、山頂と同じと思って頂けると嬉しいことです。下りには気を使いましたが、無事に下山することができました。
それなりに気を使い登るのですが、取り付くと忘れてしまい年甲斐もなくガンガン登ってしまい事が起きて反省する始末です。
これからはkintakunteさんのコメント通り段差は小さく保温を保つことを心掛けて登ります。攣りの痛みが引けるまでの痛さは辛いものがありますから。二度と繰り返したくない痛みですから
バンテリン(インドメタシン)塗布が良いようですね。
abukataさんからも温かいコメントを頂きました。
色々試してみたいと思います。
年々体力が落ちるのは仕方ない事ですが、できるだけ長く登山を続けたいと思っています。それにはもっと足を労って登る事を心掛けねば行けませんよね。
ありがとうございました。
onenoboruさん こんにちは
9日に編笠山から下り始めたら、休憩の方がいて「今日はここまで」とおっしゃっていたので、お元気なのに不思議だな〜と思った者です。
私はお会いする直前に、岩ゴロ地で風でちょっとバランスを崩し、アイゼンが変に引っかかり前のめりで転倒しました。
山の神には歳を考えてくださいと言われています。
お互い無理をせず細く長く山歩きを楽しみたいものですね。
PS アイゼンが壊れ、杯流しの手前のちょっと急な凍った2〜3mの道を下るのに難儀し、うまく巻いたと思ったとたん転倒。危ういところでした。
はじめまして
こんにちは
気づかって頂きありがとうございます。
あの時は、一見、元気を装っていましたが、腹の中では自分との葛藤でした。
思い出しました。ソロで山頂から本日一番に下って来た方ですよね。たしか二言三言、会話を交わしました。黄色のジャケット(いやパンツ)を着ていましたか。
違っていたらごめんなさい。
凄い方だと感心していました。
正直、自分が情けなく感じましたよ
横転しましたか危なかったですね・・
岩が露出している場所でしょう
大事なくて良かったですね
山の神の警告ですかね
私も山の神に歳を考えて登れ、との警告と受け止めています。
二度も転倒ですか・・・
私は三度も足が攣りましたよ。
そうですね。これからは、お互い無理をせず細く長く山歩きを楽しみたいものですね。
また、何処かの山でお会いいたしましょう。
ご健闘お祈りいたします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する