大井川東俣遡行

2020年08月11日(火) 〜 2020年08月14日(金)

• GPS: 81:27
• 距離: 52.0km
• 登り: 4,620m
• 下り: 4,624m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:22
• 休憩: 0:51
• 合計: 8:13

7:24 発電所駐車場
9:37 9:51 東京電力管理小屋
11:21 11:27 出合
13:01 13:07 伝付峠水場
13:19 13:30 伝付峠
14:46 15:00 二軒小屋ロッジ
15:37 蝙蝠岳登山口

2日目

• 山行: 9:28
• 休憩: 0:34
• 合計: 10:02

5:56 蝙蝠岳登山口
10:45 10:57 大曲
12:11 12:16 東俣堰堤
13:55 14:09 広河原橋
14:44 14:45 広河原
15:53 15:55 雪投沢出合
15:58 池ノ沢小屋

3日目

• 山行: 10:09
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:09

6:15 池ノ沢小屋
16:24 農鳥小屋

4日目

• 山行: 9:14
• 休憩: 0:50
• 合計: 10:04

6:25 農鳥小屋
7:45 7:48 西農鳥岳
8:27 8:46 農鳥岳
9:42 9:42 大門沢下降点
12:49 13:10 大門沢小屋
15:19 15:19 早川水系発電所取水口
15:39 15:44 森山橋
16:16 16:18 大門沢ゲート
16:20 16:20 奈良田第一発電所
16:29 ゴール地点

天候

4日間とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

1台を下山口の奈良田にデポしてから、もう1台で登山口の田代第2発電所に行った。

コース状況／危険箇所等

伝付峠までの道は一部不明瞭。テープが多すぎて惑わされる。
地形図には東俣沿いに道が記載されているが大半は廃道で所々で崩壊している。

写真

8/11 7:19

田代川第2発電所の駐車場。新倉から入るのだが、途中からダートになる。

8/11 7:22

歩き始めは林道だが、じきに登山道になる。

8/11 8:02

写真では伝わりにくいが急なザレ場。

8/11 9:16

危険箇所にはロープが整備されている。

8/11 9:47

保利沢小屋にて。写真で見えている橋は渡らない。

8/11 10:20

この取水施設を越えたら右岸に取り付く。左岸にも赤テープがあるが惑わされないこと。

8/11 11:36

立派なブナの木。

8/11 13:03

伝付峠手前の水場。

8/11 13:13

峠まではあと少し。

8/11 13:32

峠から稜線上を少し進んだ所にある妙に立派な標識。

8/11 15:15

営業しておらず静かな二軒小屋を通り過ぎてすぐ近くの田代ダム湖。不思議な青い水。

8/11 15:22

地形図には記載が無い二軒小屋トンネル。

8/11 15:29

左は西俣方面。我々は右の東俣方面へ。

8/11 15:36

蝙蝠岳登山口の手前で林道が崩壊していた。石づたいに進めたが、水量が多ければ立ち往生だろう。

8/12 7:09

2日目の朝。このあたりは川の中を進んだと思う。

8/12 7:31

半分落ちた橋。

8/12 8:50

林道跡と思われる。

8/12 11:00

カーブミラーが残っている。

8/12 11:18

奈良田越を示す標識があったが、道は見当たらなかった。

8/12 12:09

東俣堰堤を見下ろす。

8/12 12:11

東俣堰堤が大井川の起点らしい。

8/12 13:00

再び沢に降りて渡渉を敢行。水流が結構強かった。

8/12 18:11

池ノ沢の出合で2日目の幕営。

8/13 5:56

池ノ沢小屋。中には入らなかった。

8/13 6:42

3日目の朝。水はそれほど冷たくない。

8/13 8:58

滝ノ沢を過ぎたあたり。右岸台地の平和な小径。

8/13 9:38

やっと沢登りらしくなってきた。

8/13 9:51

魚止ノ滝。東俣の唯一の滝。正面の草付きを登って落ち口に出た。

8/13 12:18

標高2400mあたり。

8/13 14:05

三国沢に入って標高2650mあたりで水流が無くなった。

8/13 14:31

三国沢をトラバースする登山道に合流。ここでは水流がある。

8/13 14:58

トラバース道が続く。見えているのは西農鳥岳のピーク。

8/13 15:51

間ノ岳−農鳥岳の主稜線に向かって登る。

8/13 16:14

農鳥岳。手前に農鳥小屋が見えている。小屋は無人だった。テント場に泊まった。

8/14 7:06

4日目の朝。間ノ岳を振り返る。下には農鳥小屋。

8/14 8:27

農鳥岳のピークにて。

8/14 8:53

チングルマなどの高山植物が咲いていた。

8/14 9:27

大門沢下降点。

8/14 13:44

奈良田へと下る道は樹林帯で自分好み。

8/14 15:16

登山道の終点は間近。

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

装備

個人装備

ザック 雨具 シュラフ マット 食料 ガスボンベ ガスコンロ コッヘル 非常食 地図 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ハーネス ヘルメット 確保機 カラビナ スリング 渓流シューズ 10m×8mmロープ

共同装備

タープ ツェルト

感想

SANZO

　以前から興味があった大井川の源流を訪ねることが出来た。沢登りというよりは沢旅である。三国沢の手前までは人の痕跡が色濃く残っていた。林道跡、倒壊した作業小屋、置き去りにされたトラック、張り巡らされたワイヤー、自然に還るにはまだ年月が必要だろう。
　川の渡渉は数十回したと思うが、水流が強くて流されそうになることもあった。魚止ノ滝あたりから沢登りらしくなるが技術的な困難さは無い。三国沢に入ってからは詰めていくにしたがって風景が広がっていく。アルプスの沢らしくて良い。
　農鳥岳を越えて奈良田に下る道のりは長かったが久しぶりに南アルプスの森歩きを楽しめた。