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Yamareco

記録ID: 276240
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中国

【伯耆大山】中ノ沢〜剣ヶ峰〜弥山〜七合沢

2013年03月11日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.9km
登り
1,072m
下り
1,066m

コースタイム

南光河原駐車場(5:25)〜元谷(6:04)〜弥山尾根手前くらいで服装チェンジ、セルフ撮影(6:41〜6:53)〜標高1260:中ノ沢取り付き(7:01)〜中ノ沢喉手前(7:38)〜標高1500:凍結した雪面(7:52)〜左側の尾根(8:24)〜縦走路出合い(8:29)〜剣が峰(8:38〜8:50)〜弥山三角点(9:18)〜弥山沢を下り始める(9:21)〜が、下降ポイントが分からず登り返し、弥山避難小屋横で休憩(9:57〜10:18)〜七合沢(10:33)〜南光河原駐車場(11:56)、所要時間6時間31分
天候 晴れ(朝稜線上に多少のガスあり)
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
南光河原駐車場を使用(冬期は有料。500円。土日は1000円?)
コース状況/
危険箇所等
 総じてガチガチに固まった雪道でした。元谷からも北壁に向けて複数人のトレースあり。おそらく土日のものでしょうか。
 北壁はだいぶ雪がはがれてきています。予定していた剣が峰沢登はんは危険と判断し、ほかの沢を遠望、中ノ沢、弥山沢、別山沢、八合沢などが候補にあがりましたが中ノ沢にしました。
 取り付き手前にはデブリ(なだれた雪が固まってできたもの)があり。少し登ると横長に亀裂が入り、小さなクレバスのようになっているものもありました。基部には大小の落石が残っており、大きなものはバレーボールほどもあったと思います。中ノ沢の難しいところは、まず喉部。岩と氷がミックスされていて緊張します。標高1500メートル付近からは凍結した壁が多くなり、危険度が増してきます。1600メートルほどからは稜線を越えてきた強風により小さな落石も増えてきました。
 縦走路はトレースがたくさんあるので、従順に踏んでいれば問題はありません。ラクダの背は尾根上を通るのではなく、横をピッケル、アイゼンを使ってトラバース。ラクダから弥山三角点までの間に踏み抜く箇所がいくつかあったので、北側に進路をとります。
 下山は七合沢を尻セードでやろうと思い試みましたが、雪面が硬いので思うようにピッケルで制御できず、結局歩いて下山しました。

感想

 北壁をどうにかして登はんてきないかと考えていました。一度剣が峰沢を下ったことがあります。下ったのなら登ることも可能かもしれない、と前日の北壁の状態を見るにギリギリ雪がついています。でも詳細は行ってみないと分かりません。
 で、実際に目の当たりにしてみると、「こりゃ無理だ」と思わされました。たしかに雪がかすかに岩肌にのっていますが、頼りなく、そこで万が一踏み外しでもしたら大屏風岩の上を滑落、墜落。死ぬ確率はかなりのものでしょう。ほかの沢を見るに中ノ沢が取り付きから稜線上まで途切れることなく雪が通っています。弥山沢も別山沢も魅力的でしたが、一番楽しそうなのでこちらを選択。
 遠望するに、喉部、さらにはその上50メートルそこいらの箇所にある灰色の部分が核心だと認識しました。どうやらそこは凍りついているようです。とりあえず、喉までいってみて撤退するかどうかを決めようと登り始めます。
 取り付きから喉まではまっすぐに直登しようと考えていましたが、雪面は想像以上に硬く、つま先があまり刺さらず疲労が早く感じたので、少し左にある岩場で足を休めることにしました。岩場を経由して喉の手前まできましたが、氷結した箇所が多く、頭を悩ませました。結果、氷結部分の比較的少ない左を登り、なんとかクリア。上も凍った部分は右側から巻くようにしていきました。
 ここまできたら一安心と思いましたが、足を休められるような休憩場所に乏しく、ほとんど休まず登らざるを得なくなりました。1500メートルを超すと雪面よりも凍った面の方が多くなってきて撤退が頭をよぎりましたが、稜線手前をみると再び雪でまぶれていたので、なんとか持続。1600メートルを超えると稜線の向こうから登ってきた冷風を感じ、それと同時に小石がいくらか落下してきました。
 1650メートルくらいでしょうか、左側の尾根に取り付けそうなのでよじ登り、そのまま進み、縦走路に合流することができました。あらかじめ調べていた大山1700メートルの風は風速12メートルということでしたが、たしかにそれ以下ではなかったと思います。すでにラクダの背は右側にあるので、楽ちんな縦走散歩を楽しみ、剣が峰へ。セルフ撮りをしていた風で三脚が倒れました。
 弥山までの縦走路はしっかりしたトレースがあったので借用。さきほどの中ノ沢登はんに比べたら緊張はせず、楽しみを持ちつつ渡り、無事に弥山避難小屋に着けました。

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コメント

登攀
すでに登山ではなく登攀の領域ですね。
しかも弥山沢を降ろうしていたとの事。
sappanさんの心の強さには恐れ入ります。

この斜度を休憩なく登るとなると、
ぼくの脹脛は持たないでしょう。
また目標が一つ出来ました。
ありがとうございます。

それと一応...
アイゼンのベルト左右逆に見えますが...。
2013/3/12 22:36

>tolchopさん
 わお、逆ですね(笑)でも履いてて違和感なかったです^^; 万が一登はん中にアイゼンが脱げたらこわいですねー。でもおそらく片方が脱げてもなんとか上までいけてたと思います。
 今回のは悪くいえば「いきあたりばったり」での挑戦だったのですが、うまくいきすぎてこわいくらいでした。それでも遠望して状況確認しつつやったのはよかったです。やっぱり前もって写真などで状況みてても実際間近にすると違和感がある場合多いと思うので。
2013/3/13 18:01
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