伯耆大山 小2最後の山は少し怖かった


- GPS
- 10:26
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 999m
- 下り
- 1,007m
コースタイム
8:14 8:38 (大休止)
8:40 三合目
9:34 五合目 山ノ神
9:51 六合目 避難小屋
11:26 12:57 頂上避難小屋 昼食&ソリ遊び
14:40 行者谷別れ
15:55 元谷 大堰堤
16:33 行者登山口
16:55 17:12 大山寺
17:25 夏山登山口
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に雪があったり無かったりの繰り返し。 アイゼンを付けたままガレた道を歩くのは疲れます。 午後から雪はグサグサ。アイゼン効きません。 行者谷別れから元谷までは簡単に雪を踏み抜いてしまいます。 |
写真
感想
「大山行きた〜い」
ふと思いついたのが2ヶ月程前。
子供が春休みなら時間がとれるかな?なんて考えていました。
標高780m付近にある夏山登山口。寒〜い。思わず大量に着込んでしまいます。
登り始めから延々と続く階段。
階段大っ嫌いの娘は
「階段長いなぁー」
「いつまで続くん?」
「階・段・最・低!」
「もういややー」
と文句タラタラ。
でも、体は温まってポカポカ。早々に薄着になりました。
3合目のすぐ下で雪道に変わりました。
欲を言えば6合目辺りまでそのまま歩きたかったのですが、階段で疲れてしまった娘を思うとここでアイゼンを付けることに。
ただ、爪を付けると滑りにくい半面、足に重りを付けた様なものでそれはそれで子供には大変なのですが・・・。
5合目を過ぎるまで、雪道とガレた地道が交互に現れます。アイゼンは付けたままなので地道で石に足を取られながら、雪道のほうが楽だねーと違いに気付いたようでした。
6合目避難小屋に着くと一気に展望が開けてきます。
メイクばっちりの妻の横で、最近、紫外線もちょっと気になりだした私。
今日は空からだけでなく雪の照り返しも過ごそうです。
山頂方面を見上げれば、縦走されている方もよく見えます。
八合目で娘は「きれぇー(奇麗)!!」と下界を見て大感動。
元気も回復。
照り返しの中、雪から突き出たキャラボクを避けながら、「お腹すいたー」と言う娘をもう少しだからと励まし、えっちらおっちら登ってゆくとようやく木道。
靴から爪を取り外し、後は上に見える避難小屋を目指すだけ。
山頂へは後回しにして先ずは避難小屋で昼食。
トイレもあるので助かります。
今日は八宝菜に乾麺を入れて中華麺。おにぎりもあるので一緒に入れて中華丼風にとも思いましたが妻に止められました。
梅干し入りは美味しくないだろうと・・・。
私が調理し始めると、手つきが頼りないと妻がとって替わりました。やっぱり主婦にはかないません。
食後は山頂へ。すぐ先の弥山三角点も興味がありますが、風が出てきたのと景色を堪能している娘を見て今日はここまで。
せっかく娘が担いで上がったヒップソリ。ここで遊ばせることにしました。娘はこれが楽しみで登っています。
「キャー!」黄色い歓声が大山山頂に響きます。
ただ、時間を考えると余り長居もできません。遊びもそこそこに下山。
気温が上がった午後の雪はみぞれ状のザクザクでアイゼンが効きません。
下りはキックステップのほうが良さそうです。
超怖がりで慎重派の娘は転落が怖くてなかなかペースが上がりません。
疲れた足で一歩一歩、滑らないように確実に歩いています。
5合目上の行者谷別れから元谷へ
この樹林帯、雪が緩んでいてズボズボはまりました。
ここで私がまさかの滑落。
娘の踏み跡を辿っていると見事に踏み抜き事もあろうか前へつんのめって転倒。
数メートル下の娘を巻き込み面白いくらい滑る滑る。
私は谷を背にして、娘はその上に乗って。さすがウインドブレーカー。結構ニクイ。
ここで私が停止動作を失敗したら娘だけ流れていきそうで、どこかぶつかれる所がないか見ると丁度進行方向に木がありました。
ザックをクッションにして止まればいいやとそのまま滑っていると、どっしーん。
「?」
雪がない。
見回すと、木の周りだけ雪が解けて窪地のようになったところに落ちていました。
一部始終を見ていた妻は、スキー場の中級くらいの傾斜だからそんなにスピードは出ないし、そのうち木にでも引っかかるだろうと思って安心して見ていたそうです。
7、8メートル程滑りました。
行者谷近くまで下りてくると前方で妻が道が分からないと叫んでいます。
雪に付いたトレースと、木に巻いた赤テープの場所が違っていて不安になったようでした。
雪が積もればどこでも道になると、先頭を交代してズボズボ適当に歩いて行者谷まで下山。娘は一生懸命ついてきます。
ここまで来ると後はなだらかな山道。元谷の大堰堤を横切り、大山寺でお参りして駐車場まで。
今日はいつもより距離は短いですが、娘は慣れない雪道を爪を付けて重くなった靴で、くたくたになっても頑張って歩きました。ただ、スピードが上がらず時間はかかりました。
帰りは旅館で日帰り入浴。お風呂でほっこり。
今日はお客様がまだ到着されていないとの事で、旅館のご厚意で我が家の家族風呂にしてくださいました。
家族一緒にお風呂に入れることは滅多にないので娘は大喜び。
広いお風呂でたっぷり温まりました。
そして、お風呂の後の締めの牛乳はサービスエリアで。
今日のお風呂
とやま旅館
http://www2.sanmedia.or.jp/toyama/
日帰り入浴 1人 ¥500円
リンスインシャンプー、ボディーソープ、ドライヤーがあります
こんにちは
今回は伯耆大山を歩かれたのですね!
まずはご無事の下山何よりでした
いつも関心するのですがasahiさんのお子さん、行動時間かなり長いですよねー
こちらは親子ともどもせいぜい5時間ほどでクタクタなので
これからは山歩きにはよい陽気になり
あちらこちらと計画するのが楽しみですね
またasahiさん一家の楽しい記録を楽しみにしています
あっ、マイカーではああいうイスが便利なのですね
次から取り入れさせていただきまーす
いやー、単独峰の大山って晴れれば眺めが良くて最高です。
疲れが吹っ飛びます。
今くらいの時期だと暑くもなく寒くもなく、ガレた道は雪の下なので歩き易くっていいです。
ウチの行動時間が長いのは、娘の足が遅いからです。
大阪生まれの大阪育ちなのに、世間の常識とはどうも違うようです。
椅子ですが、物置で眠っているのも勿体ないので娘に丁度いいと思い持ってきました。
靴の履き替えだけでなく、あちこち遊び歩き回らずじっとしていてくれるのは嬉しい誤算でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する