記録ID: 2824832
全員に公開
山滑走
霊仙・伊吹・藤原
伊吹山 山スキー遊び
2020年12月29日(火) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 10:39
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,877m
- 下り
- 1,875m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 2:36
- 合計
- 10:38
15:17
今日は夜明け前からの出発。雪は全面凍結!!。そんななかの初スキー。初めてシールを板に張り付け、初めてスキー板で登坂をトライする。しかし、凍結斜面に加え斜度が次第にきつくなり、斜度30度程度で登坂不可能となった。一体どこまでならスキーで行けるのか、どこからが危険なのか。どうやったら登れるのか。そんなモヤモヤで頭が一杯になった時、なんと救世主が現れた!!後続から来られた男性(HRIさん)だ!!自分の情けない姿を見るに見かねたのか、山スキーでの経験談をお話されつつ、親切にも山頂までお付き合いいただいた。HRIさん曰く、「この踏み跡トレースと凍結では、板で急登登坂は無理だ!!板を担ごう!!」、「ここからはちょっとの区間、板で登ろう」など、スキー板は魔法の板と信じていた自分の考えを改めるようなお話を色々としていただいた。さらに後ろをついていくことで、板での急斜面の歩き方、重心の位置なども察することができた。しかし、HRIさんの奥穂高山頂からの200m滑落の話など、恐ろしいお話が爆発した。山スキー・・・なんて恐ろしい遊びなんだ・・・。あちこちで聞く山スキーの話は、いつもこんな話ばっかりだ・・・。自分にはやはり無理なのではないか・・・。そんなことを感じながら板を履いたり背負ったりを繰り返し、8合目で板をデポ。結局、スキーブーツ、アイゼンなしで山頂まで登頂した。そして、HRIさんは山頂からさっそうとスキーで滑降していった。なんて格好良いんだ!!なんてすごい62歳だ!!心の中から感嘆の声があふれていた。
その後、自分は山頂を周回し、下山途中の標高940-1010m付近で12回、登り滑りの練習をした。ただし、スキーに自信がなかったため、とりあえずシール付きのまま巨大なジグザグを繰り返しながら滑走した。トラックを見ると一目瞭然だ!!なんともめちゃくちゃなトラックだ!!こんな試行錯誤を12回繰り返し、雪がかなり柔らかくなってきたころ、自分なりの感触を得た。そこで、最後の1回、13回目はシールを外して滑ってみた…。が、、、それまでとは全くの別物・・・。数倍の滑り具体、2倍以上のスピードで下って行くではないか!!時刻も14時を過ぎ、時間的にも、そろそろ降りないといけなくなってきた。結局、そのまま1合目の少し下までスキーで下って行った。スピードを抑えるため、ジグザグに下って行く。先ほどのラインが上手5mという情けない滑走跡を残しつつ・・・。そしてハイカーにまで追い抜かれ・・・。そして1合目の300mほど下って行くと、さすがに登山道も狭くなり、ジグザグに進むスペースさえなくなった。そんな時、1人のハイカーから、「大変ですねえ。こんなコンディションじゃあ、上級者でも難しいですからね!!まあ、これじゃあスキーは無理ですよね」。
・・・(◎_◎;) なんですと???そうなのか?それじゃあ、今までの練習自体が・・・。ああ・・・・あまりにも無知すぎた。自分は無知すぎた・・・。哀れだ・・・。
そこからは・・・板を脱ぎ、スキーブーツでスキーの5倍のスピードで走り下って下山した。自分のスキーを哀れみにも似たまなざしで見ていたハイカーの方々をすべて追い抜き、車まで降りて行ったのだった。
一体、自分のスキーはスキーでさえなかったのではないか?
予想通りではあったが、やはりなんとも情けないスキー初体験となった・・・。
その後、自分は山頂を周回し、下山途中の標高940-1010m付近で12回、登り滑りの練習をした。ただし、スキーに自信がなかったため、とりあえずシール付きのまま巨大なジグザグを繰り返しながら滑走した。トラックを見ると一目瞭然だ!!なんともめちゃくちゃなトラックだ!!こんな試行錯誤を12回繰り返し、雪がかなり柔らかくなってきたころ、自分なりの感触を得た。そこで、最後の1回、13回目はシールを外して滑ってみた…。が、、、それまでとは全くの別物・・・。数倍の滑り具体、2倍以上のスピードで下って行くではないか!!時刻も14時を過ぎ、時間的にも、そろそろ降りないといけなくなってきた。結局、そのまま1合目の少し下までスキーで下って行った。スピードを抑えるため、ジグザグに下って行く。先ほどのラインが上手5mという情けない滑走跡を残しつつ・・・。そしてハイカーにまで追い抜かれ・・・。そして1合目の300mほど下って行くと、さすがに登山道も狭くなり、ジグザグに進むスペースさえなくなった。そんな時、1人のハイカーから、「大変ですねえ。こんなコンディションじゃあ、上級者でも難しいですからね!!まあ、これじゃあスキーは無理ですよね」。
・・・(◎_◎;) なんですと???そうなのか?それじゃあ、今までの練習自体が・・・。ああ・・・・あまりにも無知すぎた。自分は無知すぎた・・・。哀れだ・・・。
そこからは・・・板を脱ぎ、スキーブーツでスキーの5倍のスピードで走り下って下山した。自分のスキーを哀れみにも似たまなざしで見ていたハイカーの方々をすべて追い抜き、車まで降りて行ったのだった。
一体、自分のスキーはスキーでさえなかったのではないか?
予想通りではあったが、やはりなんとも情けないスキー初体験となった・・・。
天候 | 晴れ 気温は多分0~8℃、微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
朝一は全面、雪がカチカチに凍結していた。8号目以降は凍結と急登で注意が必要。 10時以降は、次第に雪が溶けて午後にはグズグズになった。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ウィックロン長袖シャツ
モンベルのウィックロンジオサーマルロング
ロングパンツ(モンベルマウンテンガイドパンツ中厚手)
モンベルのジオラインバラクラバ
防寒テムレス
防水撥水手袋
レインウェア上
ハードシェル下
スキーブーツ
ザック(モンベルチャチャパック45)
スキー板
アップルパイとグラタンコロッケバーガー各1個
非常食(柿の種)
スポーツドリンク1L(1L消費)
地図(地形図)
ヘッドランプ(レッドレンザーMH5を2個)
予備電池
GPS(ガーミンmap64sとetrex30)
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
スマホ
トレッキングポール(シナノのトレランポール14.0。スノーバスケットへ交換)
ココヘリ
防寒着(化繊ジャケット)
ツェルト(juza)
モンベル12本爪アイゼン(使用せず)
合計15kg
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---|
感想
登山を通じて、そしてヤマレコを通じて知り合った方からいただいたスキー板。お子さんが使われていた思い出が詰まったスキー板。このスキー板の初デビューをどこにしようか・・・。色々と考えた。考えた結果、お譲りいただいた方の初山スキーの思いでの山、伊吹山で自分も思いで作りをしようと決めた。今回の敗北は、きっと良い思い出として自分の人生を色づかせることだろう。そしてきっといつか、リベンジして、今日の自分を思い出したいと思う。
伊吹山、また何年度になるかわからないが大雪降ってくれ!!
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師匠???ダメですよ無茶して失敗ばかりしているジジィにそんな見方しら。・・・先日はお疲れ様でしたhRIことhskmaxです。山スキーは普通では経験出来ない大自然と触れ合いが何とも言えない感動と高揚感が得られる反面、危険と隣り合わせです。頑張って経験積んで素晴らしい体験をしましょう。
2日行かれましたか、私は元旦から登り暴風雪中JUNDrさんとコラボさせて貰いました。ホワイトアウトでパウダー、29日とは全然違う山スキーでした。また何処かでお会いしたら宜しくお願いします。
先日は大変お世話になりました。ありがとうございました。あの日のhskmaxさんは、確かに私の師匠でした(笑)。
それにしましても驚きです。元旦のレコを拝見しておりましたが、その時のhskmaxさんだったんですね。
山スキーのリスク、肝に銘じて怪我なく楽しんでいこうと思います。
また何処かでお会いしましたら、ご教授のほど宜しくお願い致しますm(_ _)m
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