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Yamareco

記録ID: 287067
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積雪期ピークハント/縦走
北陸

【越美】美濃俣丸 1,253m 笹ヶ峰 1,284m 天草山 852m

2013年03月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
kuroo その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:57
距離
19.8km
登り
1,763m
下り
1,764m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

二ッ屋導水施設6:00---6:25尾根取付---8:00P912---P1115---9:25美濃俣丸---10:55大河内山11:10---11:40ロボットピーク---夏小屋丸---12:30笹ヶ峰13:15---14:30県境JP---16:00天草山---P711---17:45大河内神社---大河内集落---18:30二ッ屋導水施設
天候 曇りのち快晴
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

感想

【日付】2013年3月30日(土)
【山域】越美
【メンバー】2名
【天候】曇りのち快晴
【ルート】二ッ屋導水施設6:00---6:25尾根取付---8:00P912---P1115---9:25美濃俣丸---10:55大河内山11:10---11:40ロボットピーク---夏小屋丸---12:30笹ヶ峰13:15---14:30県境JP---16:00天草山---P711---17:45大河内神社---大河内集落---18:30二ッ屋導水施設

 三周ヶ岳に登ったときに見た笹ヶ峰、美濃俣丸。国境稜線の山々。登ってみたいと思っていた遠い山が、身近に感じられた。天気予報は晴れてくるらしい。今年は積雪が少なく、ヤブが露出し始めているので、行くなら今しかないので出掛ける。

 広野ダムに集合し、二ッ屋導水施設まで車で移動する。1台ワゴン車が停まっていた。出てこられた人の名前をお聞きすると、ネット等でよく存じている方だった。はじめてお会いしたが。いろいろ山談義。いろいろ教えていただく。4人で来られた。コースは我々と逆。まず笹ヶ峰に登るとのこと。11時が判断。11時前に着いたら美濃俣丸へ周回するとのこと。

 二ッ屋導水施設の南側の橋を渡り鈴谷川沿いの林道を進む。林道が大きく曲がり鈴谷川から離れるところで斜面に取付く。急斜面、かつ、ヤブ。積雪は全く無い。トクワカソウが咲いていた。

 尾根に乗ると斜度は少しましになったが、ヤブが続く。一旦林道を横切る。林道を歩き通した方が速かったかも。再びヤブ尾根に取付く。しばらくでヤブは無くなり樹林に変わる。ところどころ紫色のテープが木につけてあった。750mあたりで積雪が出てきたのでスノーシューを履く。左からの尾根が合流して、方向が東南向きになるとP912に着いた。

 ヤブの痩せ尾根を通過すると、ガスがかかってきた。ガスのかかったブナ林を登る。よく見ると霧氷がついている。最初は、ほんの1mm程度。登るにつれてだんだん立派になってきた。雪解けが早いことばかり考えていたので、霧氷のことは全く思いもよらなかった。マンサクの花ビラにも霧氷が発達していた。

 ガスガスで霧氷のついたブナ林が、笹ヤブになると美濃俣丸頂上に着いた。ガスで展望なし。積雪が少なく、三角点が露出していた。ガスガスだが、ガスの向こうに太陽が照っている気配。天気予報では10時から晴れてくるらしい。予定通り笹ヶ峰に向かうことに。コンパスで方向を確かめ、下降開始。雪は固めなので、スノーシューよりもアイゼンのほうが速い。履き替える。

 稜線を歩いていると、だんだん明るくなってきた。笹が露出している。積雪はところどころ大きく割れている。木には霧氷がしっかり付いている。国境稜線が北から北東に向きをかえるころには、青空が出てきた。天気予報どおり。展望がよく見える。大河内山で休憩。展望の写真をたくさん撮る。携帯でビデオも撮る。

 稜線は、場所によっては片や3mほど積雪している。片や笹が露出している。積雪もところどころ割れている。雪の斜面を登り、笹ヤブをのぼり、ロボットピークと呼ばれるピークに着く。ロボットはいないが、バッテリーが10個程度放置、散乱していた。どこの責任か知らないが、回収しないのだろうか?

 稜線歩きはまだまだ続く。笹ヤブと積雪の境の積雪側を歩く。霧氷がずっと残ってくれている。青空と霧氷と展望の国境稜線歩き。笹ヤブが見えるほど雪融けが進んでいるが、雪庇が残っている場所もあった。

 雪の斜面を登り、広い雪原に出て、笹ヶ峰に着く。GPSで到着を確認する。つぼ足の足跡がたくさんあった。朝お会いした方々の足跡だ。周回はせず、笹ヶ峰で折り返したらしい。西側の斜面に樹林があり、そのうちの一本に、笹ヶ峰の古いプレートが掛かっていた。ここで展望を見ながら昼食。

 昼食後は、足跡を追って北に向かう。200mほど一気に下降する。100mほど登り返しさらに200mほど下って天草山への分岐に着く。足跡は、いったん天草山側に向かうがすぐにUターンして右側の斜面を下っていく。尾根芯には絶壁があり下降は困難。右側に巻くらしい。右側の斜面もかなり急降下。

 斜面を降り、トラバースして尾根芯に戻る。あとはなだらかな尾根を延々と歩く。足跡はなくなる。天草山には行かず、すぐの分岐尾根を降りたらしい。我々は天草山を経由することに。ヤブを心配していたが、積雪した樹林の尾根が続く。P711でアイゼンを脱ぐ。

 少し傾斜がゆるくなったところから、いよいよ笹ヤブ。尾根芯あたりにピンクのテープが点々とつけてあったのでそれに従う。いよいよ最後は、猛烈な笹ヤブの急降下。尾根芯を確認しながら、最後は左に行くと鳥居にでた。P413林道に降りる。後は日野川沿いの林道を二ッ屋導水施設まで歩く。

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