内黒峠一帯（サバノ頭・内黒山、古屋敷古道）スキーハイキング

2021年02月04日(木) [日帰り]

• GPS: 05:55
• 距離: 13.6km
• 登り: 686m
• 下り: 704m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:51
• 休憩: 0:18
• 合計: 6:09

11:06 内黒峠
12:13 12:15 サバノ頭
12:31 12:32 再びサバノ頭山頂
13:33 13:33 内黒山
13:48 13:48 内黒峠手前
14:10 14:10 内黒山
14:21 14:27 内黒峠
14:35 14:35 古屋敷古道入口先
14:43 14:50 内黒峠
15:35 15:35 古屋敷
17:04 17:05 内黒峠避難小屋
17:11 17:12 広場南端
17:15 内黒峠

サバノ頭→内黒山の途中(1068ピーク東トラバース)でワックスがけ5分

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

2/4 11:02

内黒峠の駐車スペース(避難小屋下)に止めて出発準備

2/4 11:02

駐車スペースは峠(の標識)から数10m恐羅漢側に寄った所

2/4 11:06

駐車スペースから道路を挟んだ所に雨量計

2/4 11:06

雨量計のすぐ横に、サバノ頭方面への林道入口

2/4 11:16

林道分岐。サバノ頭へは右側に

2/4 11:18

サバノ頭に続く稜線が見えてきた

2/4 11:27

青空がのぞいてきた

2/4 11:29

2つめの林道分岐。こちら(右折)は宮里山(藪ヶ迫山)方面

2/4 11:29

サバノ頭へはまっすぐに

2/4 11:30

気持ちの良い稜線上の林道

2/4 11:37

1068ピークの東をトラバース

2/4 11:38

このようなアーチがあるが

2/4 11:39

難なく通過

2/4 11:41

サバノ頭が見えてきた

2/4 11:46

1068とサバノ頭の鞍部から林道は再び東側をトラバースするので

2/4 11:46

ここから林道を離れて稜線に取り付く

2/4 11:47

ルートの目印もある

2/4 11:52

稜線の積雪は十分とは言えないが。

2/4 11:59

ちょっと大きな二本杉

2/4 12:00

2/4 12:00

ちょっと疎林の雪面あり

2/4 12:03

山頂に近づくと大きな岩がある

2/4 12:05

ルートからは逸れて岩の下をトラバース

2/4 12:07

するとまた、ちょっと疎林

2/4 12:12

山頂に到着

2/4 12:12

2/4 12:16

山頂の北(東)側へ

2/4 12:17

ここで引き返す

2/4 12:17

滑走してきた緩斜面を登り返す

2/4 12:18

山頂部は緩やか

2/4 12:21

こちらは最初に登って来た方向(西側)

2/4 12:28

ルート通りにちょっと下ってみたが…

2/4 12:26

笹に阻まれる

2/4 12:31

再び山頂へ（このあとは往路どおりに下る）

2/4 12:39

稜線を下る

2/4 12:47

稜線から林道へ

2/4 12:48

往路の林道を戻る

2/4 12:55

眺望が開ける

2/4 12:55

大箒山(左のピーク)とその稜線

2/4 13:02

気温が上がったためか、雪ダンゴ →ワックスをかける

2/4 13:10

林越しに恐羅漢山

2/4 13:15

ここから内黒山に向かう

2/4 13:15

内黒山への稜線

2/4 13:16

こちらは宮里山(藪ヶ迫山)方面

2/4 13:19

やや斜度があるのでジグザクに登って来た

2/4 13:19

この先は緩やか

2/4 13:21

山頂手前の平坦部

2/4 13:24

緩い下りも

2/4 13:33

内黒山山頂

2/4 13:34

こちらは山頂すぐ下の分岐標識(雪で隠れている)

2/4 13:35

掘り出す

2/4 13:35

山頂からのトレースとともに

2/4 13:36

記念写真

2/4 13:36

内黒峠方面

2/4 13:40

内黒山からの滑走

2/4 13:41

内黒峠への登山道

2/4 13:43

登山道は狭いので、横の広い雪面を滑る

2/4 13:44

笹が少々出ているが。

2/4 13:44

登山道からそれたので、ここからトラバース

2/4 13:45

この谷を降りてくればよかったか…

2/4 13:45

登山道尾根に近づく

2/4 13:47

いったん登山道に出て

2/4 13:48

12月の時と同様、登山道稜線の南側の林道を登り返す

2/4 13:59

林道の傾斜は緩いので

2/4 14:00

植林地の斜面へ

2/4 14:10

再び山頂

2/4 14:11

往路を下る

2/4 14:12

いったん林道に出る

2/4 14:14

ここから林道をショートカット

2/4 14:16

再び林道へ

2/4 14:16

林道滑走

2/4 14:18

2/4 14:19

峠に降りる

2/4 14:20

出発点に帰着

2/4 14:24

内黒山方面

2/4 14:33

古屋敷古道入口を徒歩で偵察。背後に砥石郷山

2/4 14:34

古道入口

2/4 14:35

入口の少し先

2/4 14:41

内黒峠に引き返す

2/4 14:41

峠近くに止められた除雪車

2/4 14:42

再び峠

2/4 14:54

こんどはスキーを履いて古屋敷を目指す

2/4 14:55

道路を渡って古道入口へ

2/4 14:57

雪を被った橋か

2/4 15:01

下って来たトレース

2/4 15:03

林越しに恐羅漢山

2/4 15:04

ちょっと怖い橋

2/4 15:06

なんとか通過

2/4 15:08

崩壊地

2/4 15:09

ここも通過

2/4 15:11

開けた所に小丘

2/4 15:11

小丘からの展望

2/4 15:11

臥竜山

2/4 15:13

恐羅漢山方面

2/4 15:13

恐羅漢スキー場のカヤバタゲレンデと立山ゲレンデ上部がよく見える

2/4 15:16

小石に注意（雪で隠れてもいる）

2/4 15:19

石の多い谷を慎重に通過

2/4 15:25

鳥の足跡か

2/4 15:27

この橋は高さがないので怖くない

2/4 15:29

ここは…

2/4 15:30

橋がやや広めで雪もあまり積もってないので、まっすぐに通過（「怖い橋」はやや狭くて雪の高さもあったので、スキー板を横にして通過したが）

2/4 15:31

橋の両端では板を横向きにしなければならないが

2/4 15:33

道路(大規模林道)が見えてきた

2/4 15:34

道路脇の入口に降りる

2/4 15:34

餅ノ木・小板方面

2/4 15:35

古屋敷の民家が見える

2/4 15:38

往路を登り返す

2/4 15:39

往路のトレース

2/4 15:45

2/4 16:14

展望小丘

2/4 16:15

小丘に登って降った往路のトレース

2/4 16:26

怖い橋も無事に渡り返す

2/4 16:27

夕日を浴びる木々

2/4 16:30

2/4 16:33

サバノ頭

2/4 16:37

2/4 16:51

砥石郷山と聖山

2/4 16:51

聖山。右に高岳か

2/4 16:51

砥石郷山

2/4 16:53

入口付近の歩きとスキーのトレース

2/4 16:54

入口広場

2/4 16:55

広場からの眺め

2/4 17:03

本日4回目の出発点

2/4 17:04

避難小屋

2/4 17:05

中を偵察（左端にトイレもあるが…）

2/4 17:05

今は使う人もいない感じ

2/4 17:07

加藤武三氏の碑

2/4 17:07

2/4 17:07

2/4 17:08

峠横の広場

2/4 17:10

広場の小丘からの眺め(広島市方面)。中央は東郷山か

2/4 17:10

市間山・立岩山

2/4 17:14

峠に戻る

2/4 17:14

峠の標識

2/4 17:15

終了

撮影機器：

Xperia XZ2 SOV37 au SONY

装備

個人装備

幅広ウロコ板(G3ｽﾋﾟｯﾄﾌｧｲｱｰ 170cm 120-88-111mm) ケーブル式金具(Ｇ３タルガ) プラブーツ(スカルパＴ２エコ) シールは使わず

感想

にっしー（べいびー）

4日前の高清水トレイルスキーハイキング (人形峠〜伯州山の少し先を往復) がなかなか面白かったので、車で行ける峠を起点としたスキーハイキングをこんどは近場の山で行ってみた。

行先は我が家から2時間ほどで行ける安芸太田町の内黒峠(標高1000m)。

50数年前までは、恐羅漢でスキーをするためには戸河内の町から歩きとスキーでこの峠を越していたと聞くが、私も一度だけ、36年前の3月下旬に、戸河内からメインザックを背負って歩いたことがある。距離8km・標高差700mあるので、おそらく3時間くらいかかったと思う。雪道だと、4〜5時間はかかったことだろう。

峠には加藤武三氏の碑もあるが、広島県の最高峰である恐羅漢山の入口となるこの峠は、いにしえの広島の岳人たちにとってはちょっと特別なものであったに違いない。

峠からまず目指したのは、無雪期も含めてまだ訪れたことのなかったサバノ頭である。12月の半ばに中国山地にもまとまった雪が積もった際に内黒山と合わせてトライしようとしたが、ラッセルの深さに断念していた山だ。

このたびは締まった雪で、しかも前日には10cm前後の新雪があり、すこぶる快適なスキー山行となった。

サバノ頭の山頂手前、林道を離れてからの稜線はちょっと積雪不足ではあったが、大きな苦労はなかったし、林道もスキーがよくスライドしてくれ、滑走と言える区間も結構あった。

帰路は内黒山を経由した。そして内黒山から峠への下りも今回はかなり楽しめた (12月の時にはまだ積雪が十分でなく、狭い登山道を滑るというちょっとリスキーな滑走であったが)。

1回ではちょっと物足りなくもあったので、峠の手前からこんどは林道経由で山頂まで登り返して再滑走した。

計画していたのはサバノ頭・内黒山往復だけであったが、昨年、内黒峠と恐羅漢山麓の横川(よこごう)地区の古屋敷とを結ぶ古い道が再整備されて復活したと聞いていたので、その道がどうなっているか気になり、内黒峠に近い入口まで歩いて偵察してみた。

すると、きれいな道が続いており、スキーでもトレースできるのではないかと思い、いったん車のルーフボックスに仕舞っていたスキーを再び取り出した。

谷に架かった橋や崩壊地、雪に隠れた小石など、気をつけねばならない所がありはしたが、これまた楽しい滑走であった。

帰路は登りとなるが、緩やかな傾斜であるし、林越しに見える周囲の山々を眺めながらで、それなりに楽しめるハイクアップであった。

内黒峠の出発点に三たび帰り着いて、まだ中に入ったことのなかった古びた避難小屋を少しばかり偵察し、最後は峠のすぐ脇にある広場の小散歩で締めくくったが、なかなかに充実したスキーハイキングとなった。