野塚岳〜西峰周回


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 970m
- 下り
- 966m
コースタイム
11:25 1152P 12:00−12:15 1268P手前−13:35ポン三の沢−13:45野塚峠P
天候 | 曇/晴 強風時々止む後止む |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト無し。 |
写真
感想
野塚岳はこの冬、悲しい山になってしまった。
ご不明の方の一日も早いご帰宅をお祈りする。
悪天の北日高から転進。
すっかり馴染みになった施設横から谷筋に入る。
さすがにもう残雪の汚れ雪。
目指す野塚も後ろのトヨニもガスの中でテンションいまいち。
ただ、同じ山をシーズン3度もズラかっていられるか。
今日の天象図なら絶対晴れるはず。と思う・・。
ツボでも行けそうな締まり具合だけど、踏み抜きが嫌なのでワカンで行く。
すぐ左の尾根に上がるルートを取る。
どこを登っても1147Pまでは急登。
尾根筋は藪混じりなのでツボに替える。
日は差さないが気温は高い。
早くも大汗。
1223Pまでは広い樹林の尾根になる。
平野部では青空が覗く。
高曇りの南日高がおいでおいでしている。
クラストしてはいないが、足元がずれるのでアイゼン装着。
雪の野塚の登りは美しい。
ほどよくアイゼンが効き、ちょうどいいアルバイト。
上がれば遮るものの無い展望。
風も止まった。
太陽もやってきた。
条件が良ければ周回縦走を、と思っていたが、これは好条件でしょう。
春山稜線漫歩。
頂上からアイゼンを効かせてコルへと向かう。
夏には痛々しいニオベツ側の大崩落だが雪をまとうとアルペンチック。
ポン三の沢源頭にはいくつもの大クラック。
ニオベツ側の這松帯の際を辿る。
あっという間の西峰。
トヨニが近くなる。
左股源頭は大きく雪崩ている。
あまりの好天にトヨニまで行けそうな気になるが、
調子をこくとロクなことはない。
三月に撤退した際、悔し紛れに上がったあたりの尾根を下ることにする。
様子を伺うとその先の尾根の方があんばいが良さそう。
雪庇の切れた1268P手前コルからトラバース気味に支尾根に向かう。
途中からいい傾斜で尻セード。
斜度を誤ると泣きを見る。
ほとんど滑落。
稜線から1時間で沢筋。
陽だまりの下山。
天馬街道入口の「夢の館」でコーヒー。
らしくない余裕に満ちた山行の締めくくりでした。
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