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Yamareco

記録ID: 291603
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

GW涸沢・蝶ヶ岳 横尾キャンプにて

2013年04月27日(土) 〜 2013年04月29日(月)
 - 拍手
Uko その他1人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
23:14
距離
40.8km
登り
2,136m
下り
2,122m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

27日(土)6:00バス乗車
      〜バス乗車時間約30分〜
      7:30上高地出発
      10:00徳沢(休憩)
      10:40徳沢発
      11:45横尾着
      (横尾泊)
28日(日)6:30横尾発
      10:30蝶ヶ岳山頂(写真休憩30分くらいあり)
      13:00下山開始
      14:30横尾
      (横尾泊)
29日(月)7:00出発
      10:15涸沢ヒュッテ着
      11:30下山開始
      13:30横尾着
      14:50横尾発
      15:45徳沢
      16:30明神
      17:20上高地
      17:30バス乗車
      18:00アカンダナ駐車場着・完
天候 27日 大雪
28日 快晴・山頂やや風強い
29日 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
平湯温泉アカンダナ駐車場(500/日)〜上高地:往復2000円
コース状況/
危険箇所等
27日未明から雪が降り続き、一面銀世界に。
バスも雪対応ではなくなっていたようで、チェーンを巻いて対応していた。
上高地で、横尾から先の入山規制(雪崩の危険があるため。)を聞く。
上高地〜横尾までもずっと雪道。50センチはつもっていたかな。
27日夕方から天気回復。
28・29日は快晴。入山規制も注意喚起に変わっていた。
気温がぐんぐん上がり、28日雪の上にはったテントは、午後には雪はほとんどとけて地面の上になっていた。雪も水分を含んだ重雪で、下りは、この冬解けはじめていた雪が再び凍った上に、新雪が降っていたため、ずるずる表面が滑り、歩きずらくなっていた。
29日涸沢へ行く途中、屏風岩での雪崩を二回目撃した。
29日再び上高地までの道を引き返したが、行く時の雪はほぼ解けて、春らしい陽気に変わっていた。

ブログも書いてます♪→http://yamatabimeshi.blog.fc2.com/blog-entry-44.html
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
横尾山荘
平湯駐車場。すごい雪!
平湯駐車場。すごい雪!
バスも急遽チェーン対応
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バスも急遽チェーン対応
上高地出発。
入山規制の張り紙・・・
入山規制の張り紙・・・
徳沢で軽く腹ごしらえ♪
徳沢で軽く腹ごしらえ♪
横尾への通過点
もうすぐ横尾だ!
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もうすぐ横尾だ!
涸沢へむかう橋。禁止ロープが。
涸沢へむかう橋。禁止ロープが。
横尾でテント設営。多くのテントで賑わっている。
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横尾でテント設営。多くのテントで賑わっている。
おつかれ〜♪
やっと天気回復してきた。
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やっと天気回復してきた。
晩ご飯!
28日朝。山が光っている。
28日朝。山が光っている。
相変わらず制限されている。遭対協の人も立っている。
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相変わらず制限されている。遭対協の人も立っている。
蝶ヶ岳へ向かいます。
蝶ヶ岳へ向かいます。
結構きつい登り
途中、こんな絶景を見ながら登れる。槍だっ!
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途中、こんな絶景を見ながら登れる。槍だっ!
天気いい〜
また別のポイント。
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また別のポイント。
乗鞍、御嶽山まできれいにみえる
乗鞍、御嶽山まできれいにみえる
最後の登り
振り返ると、北アルプス全貌が。
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振り返ると、北アルプス全貌が。
長野方面。麓の町もきれいにみえた。
長野方面。麓の町もきれいにみえた。
体全体で山を感じた!
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体全体で山を感じた!
山頂付近稜線は雪が解けはじめている。
山頂付近稜線は雪が解けはじめている。
穂高連峰〜常念までパノラマで。
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穂高連峰〜常念までパノラマで。
蝶ヶ岳山頂。なだらかなピーク。
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蝶ヶ岳山頂。なだらかなピーク。
ヒュッテに帰る。
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ヒュッテに帰る。
絶景の中でのランチタイム♪
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絶景の中でのランチタイム♪
小屋の人、雪かきがんばってました
小屋の人、雪かきがんばってました
空の色と雪化粧の山。絶景!
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空の色と雪化粧の山。絶景!
山パワーもらいました!
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山パワーもらいました!
蝶ヶ岳は多くの登山者で賑わってました。
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蝶ヶ岳は多くの登山者で賑わってました。
下山時、ベチャ雪・・・
下山時、ベチャ雪・・・
テント場にかえってくると雪はすっかりなくなってた!
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テント場にかえってくると雪はすっかりなくなってた!
今日もおつかれ〜
今日もおつかれ〜
29日、モルゲンロートがみれた!
29日、モルゲンロートがみれた!
横尾山荘。
雪の下には春の準備が進んでいたことがわかりました。ふきも大雪にびっくりだったろうな。
雪の下には春の準備が進んでいたことがわかりました。ふきも大雪にびっくりだったろうな。
涸沢へ。屏風岩!
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涸沢へ。屏風岩!
重雪で、足取り重く果てしなく続くかと思った登り。
重雪で、足取り重く果てしなく続くかと思った登り。
もう少し・・
振り返ると常念?あたり?
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振り返ると常念?あたり?
やっと涸沢ヒュッテ到着♪
やっと涸沢ヒュッテ到着♪
みごとなカール、きれいすぎた!
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みごとなカール、きれいすぎた!
こいのぼりも気持ち良さそう♪
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こいのぼりも気持ち良さそう♪
このカレーすごく美味しかった!!!!
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このカレーすごく美味しかった!!!!
天気がいい〜♪
無事下山。
テント撤収して、一路上高地バスターミナルへ。
テント撤収して、一路上高地バスターミナルへ。
お猿がいっぱい!全然人に無関心で、動物園みたいだったw
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お猿がいっぱい!全然人に無関心で、動物園みたいだったw
よくこんな荷物担げるなあ。。と自分に感心。
お疲れ様でした。
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よくこんな荷物担げるなあ。。と自分に感心。
お疲れ様でした。

感想

GW涸沢を拠点に涸沢岳、行けたら奥穂高岳へ行く予定で26日金曜日の夜高知を出発。
高速道路で、雪が降り始め、高山から平湯温泉までの道では雪でスタットレスもしくはチェーンが必要なほどに。
車で準備中も止む気配もなく、仕方なく、雪の中出発することに。
アカンダナ駐車場を出発し、バスに揺られて30分。
上高地に着くと、「横尾から上、入山規制!」の声が飛び交っている・・・。
しばらく悩んだ結果、テントもあることだし、横尾でテントを張るべく出発。
天気予報では午前中曇り午後からのち29日までは晴れの予報。

これまでの情報収集では、横尾辺りまでは暑くて半袖になるくらいだと思っていたのに、降りしきる雪で、まったく違う様子。上高地も一面銀世界。

無事横尾につきテントを設営。この先入山規制のためどうすることもできないので、ゆっくりすることにした。横尾山荘では突然の大雪にざわついた雰囲気。そして、私たちと同じような考えの登山者も多かったようで、横尾キャンプ場は賑わっていた。

天気予報に反して降り続いた雪も、夕方にはやみ、翌朝は綺麗に晴れた!

とはいっても、雪崩の巣が6カ所近くあるとかで、それが全部なだれない限り入山規制は解かれない様子。捜対協の方も出動していて、登山者に喚起を促していた。

私たちは一日待ってみて涸沢へ行くことを検討することに。
で、蝶ヶ岳へ行くことにした。
横尾から蝶ヶ岳へは直登のようなコースで、予想通りきついのぼりだった。
でも、途中、槍ヶ岳をはじめ穂高連峰をか垣間みながら登れたので、楽しみながら登ることができた。
稜線にでると風が強いものの、快晴で雪がじわじわ解けはじめていた。
蝶ヶ岳からは北アルプスを一望に見渡せ、すごく感動した!
まさか雪の北アルプスをこんなにきれいに見えると思っていなかったので、すごく嬉しかった。

下山時は緩んだ雪で思ったより歩きづらかった。

翌日は相変わらず入山注意の紙は貼られていたが、天気も安定していて、朝から一人、また一人と涸沢へ入って行った。
私たちも続いて入山することに。
初の涸沢。人気がある場所なだけに素晴らしかった!
途中、果てしなく続くと思ったくらい長い雪道に苦労したけど、目的地のヒュッテについたときの
景色で一気に疲れが飛んだ。
念願のカレーとビール・おでんを食べてしばし休憩。
景色がほんとにすごすぎた!
ここでテントを張れなかったのが心残りだけど、いつか絶対リベンジしたい!

帰りは15時に横尾を出発。バスの最終便が18時だったので、がんばってほぼノンストップで
上高地へ。無事17:30のバスに乗り帰路についた。

予想外の大雪だったけど、そのおかげで蝶ヶ岳へも行くことができたし、後半は晴天にも恵まれ、いい思い出になった♪
大自然の絶景に癒されて身も心も軽くなった三日間でした!

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コメント

晴れて最高!
悪天候の西穂のリベンジが出来たようで最高でしたね!

積雪直後の北アルプス穂高、うらやましいかぎりです!
2013/5/7 22:37
nekojigenさん
ほんとリベンジとなりました♪
天候に左右されることになりましたが、無事景色を拝むことができてよかったです(^^)
2013/5/12 18:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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