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Yamareco

記録ID: 2925334
全員に公開
山滑走
北陸

巻機山BC/米子沢滑降

2021年02月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
18.3km
登り
1,685m
下り
1,680m

コースタイム

日帰り
山行
8:11
休憩
2:11
合計
10:22
3:10
40
3:50
3:55
137
6:12
109
8:01
7
8:08
8:13
47
巻機山避難小屋
9:00
10:23
95
11:58
12:23
41
13:04
13:17
15
桜坂駐車場付近
天候 晴れ!
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西谷後バス停付近の路肩に駐車しました。
コース状況/
危険箇所等
2/13時点の状況 (降雪後2日経過)

今回は山頂までシール登行。井戸の壁下からクトーを終始装着しました。

井戸の壁はスノーシューのトレースとシュプールがあり、
前日の日射で下部は薄くモナカ雪、上部ではやや改善して湿雪。
概ね自分でジグを切ってトレースを付けました。

八合目付近の急坂は氷雪面が点在しており転滑落注意。
米子沢は雪崩注意。(午前だと主に右岸寄り)
大滝付近は新しい大規模なデブリ帯あり。
その他周辺情報 直帰しました。
3:10 西谷後バス停付近(570m)出発

出発時から冷え込み弱い。既にお二人先行されていました。
今冬は積雪豊富で林道の痕跡なし。
前日のスノーシューとスキーのトレース、そしてシュプールがたくさん。
昨冬は雪切れで板を外した2つの橋も大量の積雪。


3:50 桜坂駐車場(730m)

大量の積雪に覆われた駐車場で小休止し、井戸尾根に向かう夏道に沿うトレースへ。

井戸尾根の急登が始まるところでクトーを装着。このあと山頂まで付けっぱなしで行きました。
クトー装着時に単独のスキーの方と出会いました。すごくペースが速くどんどん登っていかれました。

井戸の壁は荒れていて安定したトレースを追えず、概ね自分でジグを切って登りました。
積もった雪は柔らかい湿雪で、スキーを踏みつけつつステップを確保しました。

急斜面との格闘の末に傾斜が緩み、五合目を通過したことを察しました。
夏道より少し西を辿っているようでしたが、六合目辺りで合流するので問題無し。
傾斜が緩んできたところで、井戸の壁では避けていたスノーシューのトレースも活用しました。
この辺りで薄明るくなってきました。


6:05 五合目と六合目の間(1,320m)で夜明け ※当写真

標高を上げてやや風が出てきますが、それでも2月と思えないくらいの気温と穏やかさ。
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3:10 西谷後バス停付近(570m)出発

出発時から冷え込み弱い。既にお二人先行されていました。
今冬は積雪豊富で林道の痕跡なし。
前日のスノーシューとスキーのトレース、そしてシュプールがたくさん。
昨冬は雪切れで板を外した2つの橋も大量の積雪。


3:50 桜坂駐車場(730m)

大量の積雪に覆われた駐車場で小休止し、井戸尾根に向かう夏道に沿うトレースへ。

井戸尾根の急登が始まるところでクトーを装着。このあと山頂まで付けっぱなしで行きました。
クトー装着時に単独のスキーの方と出会いました。すごくペースが速くどんどん登っていかれました。

井戸の壁は荒れていて安定したトレースを追えず、概ね自分でジグを切って登りました。
積もった雪は柔らかい湿雪で、スキーを踏みつけつつステップを確保しました。

急斜面との格闘の末に傾斜が緩み、五合目を通過したことを察しました。
夏道より少し西を辿っているようでしたが、六合目辺りで合流するので問題無し。
傾斜が緩んできたところで、井戸の壁では避けていたスノーシューのトレースも活用しました。
この辺りで薄明るくなってきました。


6:05 五合目と六合目の間(1,320m)で夜明け ※当写真

標高を上げてやや風が出てきますが、それでも2月と思えないくらいの気温と穏やかさ。
6:12 六合目(1,350m)

尾根通しに六合目に到着。予報どおり雲一つない快晴!
絶好の登山日和確定でテンション上がります。

六合目からの樹林帯にはスキーのトレースがあって助かりました。
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6:12 六合目(1,350m)

尾根通しに六合目に到着。予報どおり雲一つない快晴!
絶好の登山日和確定でテンション上がります。

六合目からの樹林帯にはスキーのトレースがあって助かりました。
樹林帯を抜けると雪原が広がってきます!
気温は高めとはいえ、日の出前で風が吹くとやはり寒い。
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樹林帯を抜けると雪原が広がってきます!
気温は高めとはいえ、日の出前で風が吹くとやはり寒い。
6:48 七合目(1564m標高点付近)

先行のスキーヤーの方は早くも八合目辺りに居られます。
今日は付けていただいたばかりのトレースがあるし、
前回と違ってシートラに換装せずにこのまま登ります。
6:48 七合目(1564m標高点付近)

先行のスキーヤーの方は早くも八合目辺りに居られます。
今日は付けていただいたばかりのトレースがあるし、
前回と違ってシートラに換装せずにこのまま登ります。
七合目から振り返ると既に谷川連峰の絶景!
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七合目から振り返ると既に谷川連峰の絶景!
モルゲンロートの谷川連峰。神々しい絶景でした。
3
モルゲンロートの谷川連峰。神々しい絶景でした。
標高を上げるにつれて雪質は湿雪から乾雪に。
ただし八合目辺りは風で飛ばされてる箇所が予想されます。
ここの急斜面は気合を入れて掛かる必要があります。
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標高を上げるにつれて雪質は湿雪から乾雪に。
ただし八合目辺りは風で飛ばされてる箇所が予想されます。
ここの急斜面は気合を入れて掛かる必要があります。
巧みにジグを切りつつ、急斜面を乗り越えていくトレース。
自分はただ辿っただけですが集中しました。
やはり尾根の風上側はアイスバーンが露出し、クトーの刃を着実に効かせていきます。
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巧みにジグを切りつつ、急斜面を乗り越えていくトレース。
自分はただ辿っただけですが集中しました。
やはり尾根の風上側はアイスバーンが露出し、クトーの刃を着実に効かせていきます。
7:29 八合目付近(1,750m)

風下側に回ったところで、遂に朝日を浴びました!
まだまだ気を抜けないところですが、アイスバーンでないだけで少し気は楽。
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7:29 八合目付近(1,750m)

風下側に回ったところで、遂に朝日を浴びました!
まだまだ気を抜けないところですが、アイスバーンでないだけで少し気は楽。
傾斜が緩み、最大の難所の急斜面を越えました。
それでも前巻機山に辿り着くまでは我慢の登りが続きます。
この時、直登されていく登山者の方を見かけました。
スキーでジグザグに登るより、ここは歩きのほうが圧倒的に早そう。
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傾斜が緩み、最大の難所の急斜面を越えました。
それでも前巻機山に辿り着くまでは我慢の登りが続きます。
この時、直登されていく登山者の方を見かけました。
スキーでジグザグに登るより、ここは歩きのほうが圧倒的に早そう。
遂に八合目前後の登りを終えました!
大きな登りを終えた安堵感と共に、谷川連峰の眺めを振り返ります。
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遂に八合目前後の登りを終えました!
大きな登りを終えた安堵感と共に、谷川連峰の眺めを振り返ります。
7:55 1861m標高点

前巻機山の肩へ辿り着くと、ようやく見えてくる巻機山本峰!
どこでも滑れそうな素晴らしい斜面が広がっています。
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7:55 1861m標高点

前巻機山の肩へ辿り着くと、ようやく見えてくる巻機山本峰!
どこでも滑れそうな素晴らしい斜面が広がっています。
豊富な積雪に覆われた巻機山。フォールラインは自由自在に取れそう。
ここからもきれいなシュプールが数本見えます。
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豊富な積雪に覆われた巻機山。フォールラインは自由自在に取れそう。
ここからもきれいなシュプールが数本見えます。
昨冬は地形が残っていたけど、今冬の前巻機山は完全にフラットな台地になっています。
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昨冬は地形が残っていたけど、今冬の前巻機山は完全にフラットな台地になっています。
8:01 前巻機山(1,860m)

雪原と化した前巻機山でした。
この先、避難小屋まで短い下り。シール滑走で転ばないように慎重に下りました。
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8:01 前巻機山(1,860m)

雪原と化した前巻機山でした。
この先、避難小屋まで短い下り。シール滑走で転ばないように慎重に下りました。
8:08 巻機山避難小屋(1,800m)

2階建ての一軒家くらいの大きさの避難小屋がほぼ雪に隠れています!
ここはほぼ無風で温かく、最後の小休止をとりました。

ここから米子沢へ滑走されたシュプールを確認。
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8:08 巻機山避難小屋(1,800m)

2階建ての一軒家くらいの大きさの避難小屋がほぼ雪に隠れています!
ここはほぼ無風で温かく、最後の小休止をとりました。

ここから米子沢へ滑走されたシュプールを確認。
8:13 巻機山避難小屋出発

井戸尾根をピストンすることも考えていたのですが、この辺りの雪質はなかなか良いものでした。
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8:13 巻機山避難小屋出発

井戸尾根をピストンすることも考えていたのですが、この辺りの雪質はなかなか良いものでした。
トレースは御機屋を通らず、山頂へ向けて斜上していきます。
この辺りは本当にどこを滑っても気持ち良さそう。
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トレースは御機屋を通らず、山頂へ向けて斜上していきます。
この辺りは本当にどこを滑っても気持ち良さそう。
8:45 山頂の稜線に乗る(1,930m)

避難小屋から約30分で遂に稜線に。雪面はやはり雪が飛ばされて硬い。
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8:45 山頂の稜線に乗る(1,930m)

避難小屋から約30分で遂に稜線に。雪面はやはり雪が飛ばされて硬い。
北側には越後三山の眺望も見えてきました!
このコルから山頂へ向けて最後の登り。どこを通っても硬いです。
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北側には越後三山の眺望も見えてきました!
このコルから山頂へ向けて最後の登り。どこを通っても硬いです。
山頂のケルンらしいものが見えてきました!
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
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山頂のケルンらしいものが見えてきました!
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
9:00 巻機山山頂(1,967m)到着!!

所要5時間50分。昨冬より50分も短縮しての登頂でした。
途中の換装が1回クトーを付けただけだったことが大きかった。
スキーのまま登れたことが本当に嬉しい登頂でした。

山頂はさすがに暖かさはないものの、風は比較的穏やかでした。
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9:00 巻機山山頂(1,967m)到着!!

所要5時間50分。昨冬より50分も短縮しての登頂でした。
途中の換装が1回クトーを付けただけだったことが大きかった。
スキーのまま登れたことが本当に嬉しい登頂でした。

山頂はさすがに暖かさはないものの、風は比較的穏やかでした。
ちょうど登山者が登頂されている割引岳
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ちょうど登山者が登頂されている割引岳
快晴下の巻機山山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
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快晴下の巻機山山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
二人にとって思い出の山である谷川岳もよく見えています。
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二人にとって思い出の山である谷川岳もよく見えています。
谷川岳と馬蹄形の稜線。清水峠の建物もよく見えています。
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谷川岳と馬蹄形の稜線。清水峠の建物もよく見えています。
薄っすらながら谷川岳の左側に富士山も見えました!
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薄っすらながら谷川岳の左側に富士山も見えました!
仙ノ倉山、平標山の眺望も見事。
平標山は先月滑り損ねたヤカイ沢のリトライに行きたい。


山頂滞在中、数人の山スキーヤーの方々とお話ししたうえで、
今日は自分も米子沢を滑降することを最終的に決めました。
背中を押していただきました皆さん、ありがとうございました!
この場をお借りしてお礼申し上げます。


10:23 巻機山山頂出発

山頂からほぼ真南に向けて広大な斜面へと入っていきます!
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仙ノ倉山、平標山の眺望も見事。
平標山は先月滑り損ねたヤカイ沢のリトライに行きたい。


山頂滞在中、数人の山スキーヤーの方々とお話ししたうえで、
今日は自分も米子沢を滑降することを最終的に決めました。
背中を押していただきました皆さん、ありがとうございました!
この場をお借りしてお礼申し上げます。


10:23 巻機山山頂出発

山頂からほぼ真南に向けて広大な斜面へと入っていきます!
巻機山山頂直下の大斜面

斜度、雪質、眺望、あらゆることが最高です!
長年ゲレンデスキーをやってましたが、これは味わえない感動です!
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巻機山山頂直下の大斜面

斜度、雪質、眺望、あらゆることが最高です!
長年ゲレンデスキーをやってましたが、これは味わえない感動です!
前巻機山に向かって広大な中斜面を滑降!
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前巻機山に向かって広大な中斜面を滑降!
谷の源頭部と思しき地形に滑り降りました。
静まり返った別天地です。
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谷の源頭部と思しき地形に滑り降りました。
静まり返った別天地です。
上流部の支沢の一つを進みます。前巻機の東側で他の支沢と合流します。
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上流部の支沢の一つを進みます。前巻機の東側で他の支沢と合流します。
どこでも滑れて最高に気持ち良かった米子沢上流部

前巻機山の東側を巻きつつ、小さな沢が合わさっていきます。
本流に沿いながら、できるだけ周囲の斜面を滑っていきました。
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どこでも滑れて最高に気持ち良かった米子沢上流部

前巻機山の東側を巻きつつ、小さな沢が合わさっていきます。
本流に沿いながら、できるだけ周囲の斜面を滑っていきました。
次第に気温が上がりつつも、この辺りはまだまだスキーが走っていました。
至福の中斜面が延々と続きます。
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次第に気温が上がりつつも、この辺りはまだまだスキーが走っていました。
至福の中斜面が延々と続きます。
ノドのように谷地形が明瞭になるところもありました。
機会を見て無雪期の米子沢を遡行し地形を確認したいです。
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ノドのように谷地形が明瞭になるところもありました。
機会を見て無雪期の米子沢を遡行し地形を確認したいです。
まだまだ果てない中斜面!
この辺りはまだ山頂で塗ったワックスは効いてました!
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まだまだ果てない中斜面!
この辺りはまだ山頂で塗ったワックスは効いてました!
大回りで滑りつないでたら、段々とスピードが落ちてきました。
標高を下げてきて明らかに雪が重くなり、春のゲレンデと同じ板を掴まれる感触でした。
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大回りで滑りつないでたら、段々とスピードが落ちてきました。
標高を下げてきて明らかに雪が重くなり、春のゲレンデと同じ板を掴まれる感触でした。
板を掴まれる感触はしばらくして無くなったものの、重い雪は変わらず。
もう雪山用のハードウェアは暑くなってきてベンチレータ全開に。
右岸側からはポロポロと雪が落ちてくるので、雪崩を警戒してできるだけ左岸寄りに滑りました。
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板を掴まれる感触はしばらくして無くなったものの、重い雪は変わらず。
もう雪山用のハードウェアは暑くなってきてベンチレータ全開に。
右岸側からはポロポロと雪が落ちてくるので、雪崩を警戒してできるだけ左岸寄りに滑りました。
日陰が涼しい上に雪質も良くて天国!
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日陰が涼しい上に雪質も良くて天国!
せっかくの米子沢なのでどんな雪でも楽しまないと。
荒れたところはシュテムターンも入れるなど安全第一に。
重い雪ながらもできるだけターンを繋ぎました。
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せっかくの米子沢なのでどんな雪でも楽しまないと。
荒れたところはシュテムターンも入れるなど安全第一に。
重い雪ながらもできるだけターンを繋ぎました。
日陰の場所で息を整える感じで、小休止を入れながら下りていきます。
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日陰の場所で息を整える感じで、小休止を入れながら下りていきます。
斜度が緩いところでは直滑降していても減速します。
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斜度が緩いところでは直滑降していても減速します。
11:47 デブリ帯に出くわす(1,100m)

どうにかこうにか滑降してきたのですが、ここにきて下流側を埋め尽くすデブリ。
左岸を巻いていくことにします。
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11:47 デブリ帯に出くわす(1,100m)

どうにかこうにか滑降してきたのですが、ここにきて下流側を埋め尽くすデブリ。
左岸を巻いていくことにします。
左岸の斜面にはトラバースのシュプールが続いています。
このままデブリを避けれれば良かったんですが、途中でトラバースは難しくなり、
左岸の縁の僅かなスペースを横滑りの連続で通過しました。
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左岸の斜面にはトラバースのシュプールが続いています。
このままデブリを避けれれば良かったんですが、途中でトラバースは難しくなり、
左岸の縁の僅かなスペースを横滑りの連続で通過しました。
11:59 デブリ帯を抜ける(960m)

標高差100m余りにわたって続いたデブリ帯をようやく抜けました。
デブリは比較的新しいもののようです。米子大滝辺りで発生したのでしょうか。
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11:59 デブリ帯を抜ける(960m)

標高差100m余りにわたって続いたデブリ帯をようやく抜けました。
デブリは比較的新しいもののようです。米子大滝辺りで発生したのでしょうか。
デブリ帯の下では渓相が広くなっており、一旦脚を休ませました。

小休止の間に3人のスキーヤーが下りてこられました。
皆さんもこのデブリは想定外だったようです。
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デブリ帯の下では渓相が広くなっており、一旦脚を休ませました。

小休止の間に3人のスキーヤーが下りてこられました。
皆さんもこのデブリは想定外だったようです。
12:23 出発

デブリ帯の下は渓相が広がり、斜度も緩く穏やかな感じ。
下流側はずっと等高線が広く、あとは失速しないよう直滑降で。
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12:23 出発

デブリ帯の下は渓相が広がり、斜度も緩く穏やかな感じ。
下流側はずっと等高線が広く、あとは失速しないよう直滑降で。
12:30 渓相が一気に広がる

少し下ると更に渓相が広がり、そのまま明るい左岸を進みます。
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12:30 渓相が一気に広がる

少し下ると更に渓相が広がり、そのまま明るい左岸を進みます。
楽しかった米子沢を振り返りました。
またいずれ滑ってみたい。
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楽しかった米子沢を振り返りました。
またいずれ滑ってみたい。
米子沢本流には堰堤。右岸側は井戸尾根下部の台地。
至福の時間だった米子沢滑降も終わりが見えてきたようです。
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米子沢本流には堰堤。右岸側は井戸尾根下部の台地。
至福の時間だった米子沢滑降も終わりが見えてきたようです。
二つめの堰堤は際を通過。雪は繋がっているのでスキーのままでいけます。
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二つめの堰堤は際を通過。雪は繋がっているのでスキーのままでいけます。
桜坂駐車場が行く手に見えてきた頃、振り返ると真っ白の山頂稜線が遠くなりました。
あの辺りから滑ってきたのかと感慨深い光景でした。
さっさと下りてしまうのが惜しく、ここでも小休止を入れました。
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桜坂駐車場が行く手に見えてきた頃、振り返ると真っ白の山頂稜線が遠くなりました。
あの辺りから滑ってきたのかと感慨深い光景でした。
さっさと下りてしまうのが惜しく、ここでも小休止を入れました。
雰囲気的にいつの間にか林道に入ってるようでした。
林道特有の超緩斜面での重い雪に直滑降でも脚力を削られます。
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雰囲気的にいつの間にか林道に入ってるようでした。
林道特有の超緩斜面での重い雪に直滑降でも脚力を削られます。
13:05 桜坂駐車場料金所付近(730m)

道なりに滑っていくと見覚えのあるところに出てきました!
無雪期は料金所となる建物が屋根だけ見えてます。
ここで登りのトレースと合流。無事に周回を終えた瞬間でした。

快晴の下での雪山を見上げて、最後の小休止を入れました。
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13:05 桜坂駐車場料金所付近(730m)

道なりに滑っていくと見覚えのあるところに出てきました!
無雪期は料金所となる建物が屋根だけ見えてます。
ここで登りのトレースと合流。無事に周回を終えた瞬間でした。

快晴の下での雪山を見上げて、最後の小休止を入れました。
13:17 出発

あとは林道の滑降を残すのみ。
楽しかった1日の行程もまもなく終わりで少し寂しい。
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13:17 出発

あとは林道の滑降を残すのみ。
楽しかった1日の行程もまもなく終わりで少し寂しい。
米子沢改め、二子沢川左岸の林道を下ります。
昨冬はこの辺りでは既に曇天だったので、本当に最後まで目にも鮮やかな雪景色でした。
米子沢改め、二子沢川左岸の林道を下ります。
昨冬はこの辺りでは既に曇天だったので、本当に最後まで目にも鮮やかな雪景色でした。
昨冬は雪切れしそうになってた林道でしたが、
今はどこに林道があるのか分からないほど積雪豊富。
昨冬は雪切れしそうになってた林道でしたが、
今はどこに林道があるのか分からないほど積雪豊富。
13:32 西谷後バス停付近(570m)到着!!

懐かしいスタート地点に戻ってきました!
途中で立ち止まりながらでも、桜坂駐車場から15分の林道下りでした。
遠く高くなった山頂の稜線を見上げつつ、充実感に満たされて行程完了です。
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13:32 西谷後バス停付近(570m)到着!!

懐かしいスタート地点に戻ってきました!
途中で立ち止まりながらでも、桜坂駐車場から15分の林道下りでした。
遠く高くなった山頂の稜線を見上げつつ、充実感に満たされて行程完了です。
西谷後バス停付近は充分な駐車スペースは無く、縦列駐車が伸びています。
できるだけ省スペースを心掛けて車を停めたいものです。

昨冬は腰の高さほどだったけど、今は背丈を越える積雪。
この日は3月並みの陽気でしたが寒波が来そうだし、この冬はまだまだ終わらないでしょう!
西谷後バス停付近は充分な駐車スペースは無く、縦列駐車が伸びています。
できるだけ省スペースを心掛けて車を停めたいものです。

昨冬は腰の高さほどだったけど、今は背丈を越える積雪。
この日は3月並みの陽気でしたが寒波が来そうだし、この冬はまだまだ終わらないでしょう!

装備

個人装備
山スキー ポール スキーアイゼン ブーツ 携帯用ワックス 携帯用ブラシ 長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン スキー用靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー 薄手のビーニー ザック 12本爪アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) レジャーシート 地図(地形図) 山と高原地図 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 無線免許 局免 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ゴーグル タオル カメラ 交換レンズ 三脚 ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

今回は西谷後バス停から始まる林道も地形も隠れるほど積雪豊富。
但し新たな降雪も湿雪だったようで、3月並みのコンディション。
麓から山頂までずっとクトーを付けたままのシール登行となりました。

雪が少なかった昨年3月は井戸尾根ピストンで滑降。
それはそれで充分楽しかったですが、今回は米子沢滑降をと考えました。
但し状況によってはより安全な井戸尾根でと無理をしない方針でした。
山頂でお会いした方々とお話しし、今日は米子沢で行けそうと判断しました。
この日は自分を含め、多くの山スキーヤーの方々が米子沢を滑降された模様です。

巻機山から真っ直ぐ南へ滑降!
山頂直下の大斜面に始まり、前巻機の東側を巻いていく辺りまで素晴らしい雪質!
標高を落とすほどに雪は悪くなりますが、延々と続く中斜面は魅惑的でした。
だいぶ下流側(大滝付近?)でのデブリ帯は左岸寄りを慎重に通過。
あっという間に思えた楽しい米子沢滑降でした。

巻機山、そして米子沢滑降での充実感と心地良い疲れに包まれて
約2時間余の帰途に就きました。
天候に恵まれなかった1月を取り返すように2週続けての好天の週末。
これで1週間また頑張れそうです。

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コメント

摩耶山さん歩です。おはようございます。
ルーンさん おはようございます。

まずは 地形図を縮小して「どこらへん?」から です。
新潟はやはり遠いですねー、

神々しい景色をたくさん シェアーしていただき
感謝です。素晴らしいです。(^▽^)/

早朝というか 未明に登山口に到着ですね。
荘厳な ご来光を眺められましたね。
雪もたっぷりなようでしたね。

今年は 緊急事態宣言で 雪山なしよですので
雪景色を楽しませていただけました。
山頂の景色もまた たまらない美しさ。
雪をかぶった真っ白な 山々、すばらしいですね。
しかし 遠くに富士が見えるなんて、
さすが ですね。

真っ白い バージンスノーをすべり
降りられたようで 至福の時ですねー。
自分撮りで なんども 三脚を立てられ
シャッターを切られたんだな、、。
お陰様で臨場感あふれる お写真を 拝見できました、

最後のスキーは 息子が5年生 娘が4年生でした。
電車で 鉢伏へ行きました。慣れてから
親子で林道を滑ったのが思い出です。

今回もありがとうございました。
2021/2/16 9:15
Re: 摩耶山さん歩です。おはようございます。
mayasanpoさん、こんばんは。
さっそくご覧いただきまして、ありがとうございます!

こちらからだと新潟は2時間あれば行けるので、身近なところなんですよ。
長野でも逆に南のほうが遠く感じます。

mayasanpoさんには無雪期の巻機山をぜひお薦めしたいです。
山頂の稜線は笹原がきれいで、雰囲気が氷ノ山に似ていますよ。

巻機山は夏冬問わずこれで3回目で、去年に続いて春のコンディションに近かったです。
でもさすがにまだ2月で、景色は本当に澄んでいました。朝の光景は何度見ても良いものです。
中でもやっぱり谷川岳の神々しさは目立っていました。

今冬は雪が多いのに、コロナのせいで本当に煩わしいですね。
mayasanpoさんが早く、遠慮なく希望の雪山へ行けますように!

初めて米子沢へ滑り降りるのはけっこう勇気が要りました。
でも自分の前後に他の山スキーヤーの方々がおられ、また積雪も安定を見込める状況。
これは行くしかないと意を決して滑りました。

大斜面を滑り降りる爽快感と、次々に見えてくる感動的な光景。
自分にとってシャッターチャンスが次々と現れ、なかなか先へと進みませんでした。
臨場感を味わっていただいて、しんどい思いをしながら自撮りをした甲斐がありました。

鉢伏へスキーに行かれたのが最後になっているのですね。
あそこは中学の時にスキー教室で行きました。
長い林道で友達と競争して楽しかった思い出があります。
生まれ育ったところは雪と縁のない場所ながら、自分は人生のかなり長い期間、
スキーに時間を掛けてきたんやなと改めて感慨深いです。

こちらこそ、今回も本当にありがとうございました!
2021/2/16 21:59
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この記録に関連する登山ルート

山滑走 甲信越 [日帰り]
巻機山 井戸尾根〜米子沢下降
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 甲信越 [日帰り]
巻機山桜坂駐車場
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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