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Yamareco

記録ID: 293248
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

爺ヶ岳南尾根から鹿島槍 2年前のリベンジ

2013年05月03日(金) 〜 2013年05月04日(土)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
kaz その他2人
GPS
14:17
距離
18.9km
登り
2,348m
下り
2,363m
天候 5月3日 晴れ(終始、西風が強かったけど、眺望良し)
5月4日 晴れのち曇り(終始、西風強く、午後から天候悪化方向へ)
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
扇沢手前の爺ヶ岳登山口(柏原新道)と河を挟んだ無料駐車スペースを利用(ギリギリ最後の1台で駐車できました)
コース状況/
危険箇所等
●登山口〜南尾根ジャンクションピーク
登山口脇に臨時テントが設営され山行計画書の作成・提出を求められます。
八ツ見ベンチのちょっと先に南尾根への案内看板があります(この時期、柏原新道は通行不可)。暫く樹林帯を進み、尾根に出ると樹間からジャンクションピークまでのコースが見えてきます。このコースは眺望もあって、ジャンクションピークまで標高差1000mは疲れますが、蓮華〜針ノ木〜岩小屋沢などの山並みを楽しめ、最後の急登は気持ちよい雪面直登も楽しめます。
高度を上げると蓮華の左後ろに前穂・吊尾根・槍などが見えてきます。

●ジャンクションピーク〜爺ヶ岳南峰
ジャンクションピーク脇はテント適地のようです。
ここからは遮るもののない広大な尾根が端正な三角錐を形成する南峰へと続く直登ルートです。
常に左側(西)から風が吹きつけてくるので、風で雪が飛ばされている左側の岩稜帯よりも右側の雪面部分をコースにするほうが楽かもしれません。
高度を上げると種池小屋の赤い屋根、稜線の向こうに剱や立山などが見えてきます。
南峰頂上に向けて斜度が増してくるので、最後のひと登りが踏ん張りどころです。
南峰山頂からは爺ヶ岳中峰・北峰から鹿島槍へと続く稜線を一望でき、また振り返ると扇沢を囲む蓮華・針ノ木・鳴沢・岩小屋沢の稜線の向こうに展開する北アルプスの名峰が確認できます。

●爺ヶ岳南峰〜冷池山荘
爺ヶ岳中峰・北峰を稜線伝いに歩き、冷池山荘まで徐々に高度を下げます。それぞれ巻き道もありますが、せっかくなので登っておきましょう(帰りに登るほうがシンドイです)。北西斜面が拡がるのでタップリの雪面が目の前に拡がります。遮るもののない稜線(巻き道も)のため、強風時(風は常に黒部側から吹き付けます)は注意です。
この時期は冷池山荘脇にテント場があります。小屋はキレイで寒くはありませんでした。

●冷池山荘〜鹿島槍ヶ岳
左右に遮るもののない南北に連なる稜線歩きのため、常に西(黒部)側から強風が吹きつけ、稜線信州側には巨大な雪庇が延びています。間違えて雪庇に寄り過ぎないよう、気をつけてください。布引山を越えれば、鹿島槍までの登り斜面はそれほどの斜面ではなくなり、風だけに気をつければ何も問題ありません。
山頂に出ると向こうには五竜・白馬の峰々の連なりが見えます。

●下山後
毎度の大町温泉・薬師の湯を利用しました。今回初めて手前側のお風呂でした(いつもは奥側でしたが、男女入れ替えしているようです)。
食事は国道まで出て、テンホウ大町店で腹一杯食べました(個人的に長野といえばテンホウだと)。
最高の登山日和です。駐車スペースの向こうに真っ白な稜線が眩しい
2013年05月03日 07:46撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 7:46
最高の登山日和です。駐車スペースの向こうに真っ白な稜線が眩しい
GW期間中は臨時テントが設営されて登山者に計画書提出を呼びかけています。
2013年05月03日 07:46撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 7:46
GW期間中は臨時テントが設営されて登山者に計画書提出を呼びかけています。
八ツ見ベンチのすぐ先に南尾根への看板
2013年05月03日 08:39撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 8:39
八ツ見ベンチのすぐ先に南尾根への看板
尾根筋を目指して樹林帯を登ります。
2013年05月03日 08:39撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 8:39
尾根筋を目指して樹林帯を登ります。
樹林帯の間からは岩小屋沢岳などの稜線が。
2013年05月03日 09:14撮影 by  CX2 , RICOH
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5/3 9:14
樹林帯の間からは岩小屋沢岳などの稜線が。
稜線に雪煙が出ていないので、風も想定範囲内で済みそう。
2013年05月03日 09:19撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 9:19
稜線に雪煙が出ていないので、風も想定範囲内で済みそう。
扇沢を囲む稜線の主役は、やっぱり針ノ木岳ですね。
2013年05月03日 09:28撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 9:28
扇沢を囲む稜線の主役は、やっぱり針ノ木岳ですね。
ハッキリ判る尾根筋に出ると、急傾斜雪面の直登スタート。
2013年05月03日 10:06撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 10:06
ハッキリ判る尾根筋に出ると、急傾斜雪面の直登スタート。
キツクなったら振り返る。この景色があれば疲れも飛ぶねぇ。
2013年05月03日 10:10撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 10:10
キツクなったら振り返る。この景色があれば疲れも飛ぶねぇ。
あの頂点(ジャンクションピーク)目指して、最後のひと踏ん張り。
2013年05月03日 10:11撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 10:11
あの頂点(ジャンクションピーク)目指して、最後のひと踏ん張り。
下界もよく見渡せます。
2013年05月03日 10:32撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 10:32
下界もよく見渡せます。
蓮華・針ノ木の麓に扇沢、かなり登ってきました。
2013年05月03日 10:33撮影 by  CX2 , RICOH
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5/3 10:33
蓮華・針ノ木の麓に扇沢、かなり登ってきました。
蓮華の肩の向こうに槍穂らしき姿が。
2013年05月03日 10:41撮影 by  CX2 , RICOH
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5/3 10:41
蓮華の肩の向こうに槍穂らしき姿が。
槍が小さく見えてきた?
2013年05月03日 10:41撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 10:41
槍が小さく見えてきた?
最後の急登。もうこの先には斜面がないということはジャンクションピークだぁ。
2013年05月03日 10:41撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 10:41
最後の急登。もうこの先には斜面がないということはジャンクションピークだぁ。
標高差1000m。ジャンクションピークからは更に奥まで骨太に拡がる爺ヶ岳南尾根が。
2013年05月03日 10:43撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 10:43
標高差1000m。ジャンクションピークからは更に奥まで骨太に拡がる爺ヶ岳南尾根が。
蓮華は幅広で大きいね。そう言えば一昨年9月にあの山頂で突然の初雪に不意打ちを喰らったなあ。
2013年05月03日 10:44撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 10:44
蓮華は幅広で大きいね。そう言えば一昨年9月にあの山頂で突然の初雪に不意打ちを喰らったなあ。
写真じゃよく判らないけど、槍穂もバッチリ。
2013年05月03日 10:44撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 10:44
写真じゃよく判らないけど、槍穂もバッチリ。
爺ヶ岳南峰は端正な三角錐
2013年05月03日 10:44撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 10:44
爺ヶ岳南峰は端正な三角錐
この広大な尾根なら、山スキーでも楽しめそうですね。
2013年05月03日 10:45撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 10:45
この広大な尾根なら、山スキーでも楽しめそうですね。
常に西(左)から強風が吹くため、三角錐の左面は岩が露出し、右面は雪がタップリ。
2013年05月03日 10:45撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 10:45
常に西(左)から強風が吹くため、三角錐の左面は岩が露出し、右面は雪がタップリ。
手前の小ピークまでは、ちょっとアイゼンが引っかかるけど、岩稜帯の登山道で登りました。
2013年05月03日 11:21撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 11:21
手前の小ピークまでは、ちょっとアイゼンが引っかかるけど、岩稜帯の登山道で登りました。
槍がハッキリ判ります。
2013年05月03日 11:21撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 11:21
槍がハッキリ判ります。
爺ヶ岳南峰まであとひと踏ん張り。
2013年05月03日 11:32撮影 by  CX2 , RICOH
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5/3 11:32
爺ヶ岳南峰まであとひと踏ん張り。
扇沢を囲む稜線とほぼ同じ高さまで登ってきました。
2013年05月03日 11:32撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 11:32
扇沢を囲む稜線とほぼ同じ高さまで登ってきました。
あのゴツゴツした塊は? 剱ですね。
2013年05月03日 11:37撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 11:37
あのゴツゴツした塊は? 剱ですね。
2013年05月03日 11:37撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 11:37
左右対称のキレイな形です。
2013年05月03日 11:37撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 11:37
左右対称のキレイな形です。
立山も見えてきました。
2013年05月03日 11:56撮影 by  CX2 , RICOH
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5/3 11:56
立山も見えてきました。
2013年05月03日 11:56撮影 by  CX2 , RICOH
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爺ヶ岳南峰ピークに到着
2013年05月03日 11:56撮影 by  CX2 , RICOH
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爺ヶ岳南峰ピークに到着
大町市街も一望
2013年05月03日 11:56撮影 by  CX2 , RICOH
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5/3 11:56
大町市街も一望
今回の目標地・鹿島槍ヶ岳もバッチリ
2013年05月03日 12:10撮影 by  CX2 , RICOH
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5/3 12:10
今回の目標地・鹿島槍ヶ岳もバッチリ
爺ヶ岳中峰・北峰をこれから越えて冷池まで。
2013年05月03日 12:10撮影 by  CX2 , RICOH
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5/3 12:10
爺ヶ岳中峰・北峰をこれから越えて冷池まで。
種池の赤い屋根がアクセントになる構図ですね。
2013年05月03日 12:10撮影 by  CX2 , RICOH
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5/3 12:10
種池の赤い屋根がアクセントになる構図ですね。
登ってきたジャンクションピークからの尾根を見下ろす。
2013年05月03日 12:11撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 12:11
登ってきたジャンクションピークからの尾根を見下ろす。
2013年05月03日 12:11撮影 by  CX2 , RICOH
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2013年05月03日 12:11撮影 by  CX2 , RICOH
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2013年05月03日 12:13撮影 by  CX2 , RICOH
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南峰と中峰の鞍部 2年前はホワイトアウトで、ここにて敗退。こんな景色が拡がっていたんだぁ。
2013年05月03日 12:33撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 12:33
南峰と中峰の鞍部 2年前はホワイトアウトで、ここにて敗退。こんな景色が拡がっていたんだぁ。
北斜面は雪がタップリ。
2013年05月03日 12:44撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 12:44
北斜面は雪がタップリ。
爺ヶ岳の最高点・中峰2669.8m
2013年05月03日 12:44撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 12:44
爺ヶ岳の最高点・中峰2669.8m
振り返って、南峰と南尾根
2013年05月03日 12:45撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 12:45
振り返って、南峰と南尾根
雪庇がスゴイ。
2013年05月03日 12:55撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 12:55
雪庇がスゴイ。
白馬と同じで黒部側は広大な斜面
2013年05月03日 12:55撮影 by  CX2 , RICOH
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白馬と同じで黒部側は広大な斜面
そして信州側は絶壁
2013年05月03日 12:56撮影 by  CX2 , RICOH
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そして信州側は絶壁
山スキーで滑ったら気持ち良さそうな斜面
2013年05月03日 13:19撮影 by  CX2 , RICOH
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山スキーで滑ったら気持ち良さそうな斜面
2013年05月03日 13:19撮影 by  CX2 , RICOH
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鹿島槍のあたりは風が強そうです。
2013年05月03日 13:44撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 13:44
鹿島槍のあたりは風が強そうです。
赤岩尾根ルートから登ってくる人がいます。
2013年05月03日 13:45撮影 by  CX2 , RICOH
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赤岩尾根ルートから登ってくる人がいます。
冷池山荘まであと少し。
2013年05月03日 13:47撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 13:47
冷池山荘まであと少し。
冷池山荘
2013年05月03日 13:57撮影 by  CX2 , RICOH
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冷池山荘
山荘前にはテント村
2013年05月03日 17:55撮影 by  CX2 , RICOH
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山荘前にはテント村
夕日に映える鹿島槍。明日は登れますように。
2013年05月03日 17:56撮影 by  CX2 , RICOH
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夕日に映える鹿島槍。明日は登れますように。
2日目早朝 日の出前からテント村は撤収作業のようです。
2013年05月04日 04:38撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 4:38
2日目早朝 日の出前からテント村は撤収作業のようです。
雲の下に日の出
2013年05月04日 04:52撮影 by  CX2 , RICOH
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5/4 4:52
雲の下に日の出
2013年05月04日 04:52撮影 by  CX2 , RICOH
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靄が多いのか、残念ながら陽光が弱くて山がモルゲンロートに染まりませんでした。
2013年05月04日 04:54撮影 by  CX2 , RICOH
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靄が多いのか、残念ながら陽光が弱くて山がモルゲンロートに染まりませんでした。
さあ、準備完了。鹿島槍に向けて出発です。
2013年05月04日 06:04撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 6:04
さあ、準備完了。鹿島槍に向けて出発です。
雲が多いですが、剱も見えます。
2013年05月04日 06:14撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 6:14
雲が多いですが、剱も見えます。
鹿島槍への稜線はかなりの横風のようです。
2013年05月04日 06:57撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 6:57
鹿島槍への稜線はかなりの横風のようです。
向こうは毛勝三山でしょうかね
2013年05月04日 06:57撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 6:57
向こうは毛勝三山でしょうかね
ギザギザの剱岳
2013年05月04日 06:57撮影 by  CX2 , RICOH
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ギザギザの剱岳
巨大な屏風のような立山
2013年05月04日 06:57撮影 by  CX2 , RICOH
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巨大な屏風のような立山
すごい横風とすごい雪庇
2013年05月04日 07:01撮影 by  CX2 , RICOH
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5/4 7:01
すごい横風とすごい雪庇
大勢の人が鹿島槍を目指します。
2013年05月04日 07:10撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 7:10
大勢の人が鹿島槍を目指します。
2013年05月04日 07:10撮影 by  CX2 , RICOH
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5/4 7:10
山頂手前から振り返る
2013年05月04日 07:10撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 7:10
山頂手前から振り返る
2013年05月04日 07:10撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 7:10
やっぱり剱岳はカッコいいねえ。
2013年05月04日 07:10撮影 by  CX2 , RICOH
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5/4 7:10
やっぱり剱岳はカッコいいねえ。
向こうに槍穂も見えますね
2013年05月04日 07:17撮影 by  CX2 , RICOH
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5/4 7:17
向こうに槍穂も見えますね
2013年05月04日 07:17撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 7:17
鹿島槍ヶ岳南峰山頂2889mに到着 山の向こうに五竜岳がお出迎え
2013年05月04日 07:44撮影 by  CX2 , RICOH
2
5/4 7:44
鹿島槍ヶ岳南峰山頂2889mに到着 山の向こうに五竜岳がお出迎え
2013年05月04日 07:44撮影 by  CX2 , RICOH
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5/4 7:44
2013年05月04日 07:44撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 7:44
2013年05月04日 07:44撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 7:44
昨日、あの3つの峰の一番右(爺ヶ岳南峰)からここまでの稜線を繋いできました。絶景稜線ですね。
2013年05月04日 07:44撮影 by  CX2 , RICOH
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5/4 7:44
昨日、あの3つの峰の一番右(爺ヶ岳南峰)からここまでの稜線を繋いできました。絶景稜線ですね。
五竜岳も大きいですね。
2013年05月04日 07:46撮影 by  CX2 , RICOH
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5/4 7:46
五竜岳も大きいですね。
鹿島槍は双耳峰です。北峰への踏み跡もありましたが、無理せずここで引き返します。
2013年05月04日 07:46撮影 by  CX2 , RICOH
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5/4 7:46
鹿島槍は双耳峰です。北峰への踏み跡もありましたが、無理せずここで引き返します。
今回頑張った3名で記念写真 真ん中のM嬢は良く頑張りました。
2013年05月04日 07:47撮影 by  CX2 , RICOH
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5/4 7:47
今回頑張った3名で記念写真 真ん中のM嬢は良く頑張りました。
帰りは快適 アイゼンが効くサクサク斜面でサクサク下ります。風も少し弱くなりました。
2013年05月04日 07:56撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 7:56
帰りは快適 アイゼンが効くサクサク斜面でサクサク下ります。風も少し弱くなりました。
2013年05月04日 07:56撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 7:56
あの雪庇の延び具合で冬の西風の強烈さが判りますね。
2013年05月04日 08:14撮影 by  CX2 , RICOH
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5/4 8:14
あの雪庇の延び具合で冬の西風の強烈さが判りますね。
途中にある布引山
2013年05月04日 08:26撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 8:26
途中にある布引山
昨日よりも雲が多いですね。北アルプス山頂部が雲に覆われてますね。
2013年05月04日 08:26撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 8:26
昨日よりも雲が多いですね。北アルプス山頂部が雲に覆われてますね。
2013年05月04日 08:51撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 8:51
2013年05月04日 08:51撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 8:51
2013年05月04日 08:51撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 8:51
冷池山荘まであと少し。
2013年05月04日 09:02撮影 by  CX2 , RICOH
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5/4 9:02
冷池山荘まであと少し。
2013年05月04日 09:49撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 9:49
一晩お世話になった冷池山荘を後にして帰路に。
2013年05月04日 09:49撮影 by  CX2 , RICOH
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5/4 9:49
一晩お世話になった冷池山荘を後にして帰路に。
2013年05月04日 10:22撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 10:22
奥のピークが爺ヶ岳南峰 あそこへ登り返して向こう側へ降ります。
2013年05月04日 10:23撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 10:23
奥のピークが爺ヶ岳南峰 あそこへ登り返して向こう側へ降ります。
2013年05月04日 10:23撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 10:23
2013年05月04日 11:01撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 11:01
鹿島槍にここでお別れ。
2013年05月04日 11:01撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 11:01
鹿島槍にここでお別れ。
爺ヶ岳にもお別れ。
2013年05月04日 11:01撮影 by  CX2 , RICOH
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5/4 11:01
爺ヶ岳にもお別れ。
毛勝三山は見えるけど剱はもう雲の中
2013年05月04日 11:01撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 11:01
毛勝三山は見えるけど剱はもう雲の中
針ノ木岳も雲の中。昨日よりも天候が悪化してきてます。
2013年05月04日 11:01撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 11:01
針ノ木岳も雲の中。昨日よりも天候が悪化してきてます。
登山口に無事帰着です。大満足の山行でした。
2013年05月04日 14:09撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 14:09
登山口に無事帰着です。大満足の山行でした。
撮影機器:

感想

2年前のGW前半。あの時も直前の降雪で北アルプスは入山規制が出るなど大荒れのシーズンでした。当初の涸沢山行を急遽取りやめ、選んだのが、このルートでした。
しかし残念ながら天候不良とメンバーの体調不良で爺ヶ岳南峰と中峰の鞍部で撤退を決め、無念の山行となりました。

その時の記録がコレ↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-107867.html

今年は、これまでに断念・撤退してきた山行のリベンジにずっと成功していたので、ではということでGW後半戦は2年前のリベンジで鹿島槍。先週の吉田口からの富士山(3000m超えた時点で撤退)メンバーでの2週連続山行で、挑戦してきました。

晴天予報なれど寒気が上空に入って、不安定との予報に少々不安を感じながらも、スタート地点から見上げる真っ白な稜線と爽快な青空が充実した山行を約束してくれそうなウレシイ予感(^^)

まずは爺ヶ岳南尾根のジャンクションピークから爺ヶ岳南峰への急登コース。ここは2年前に経験しているので、気持ちに余裕がある状態でスタート。しかも今回は青空と最高の眺望を堪能しながらの登山でついついテンションUP。同行メンバーを置き去りにしてついついペースアップで南峰山頂。同行メンバーを待つ間に一杯やりながら、前回とは打って変わった四囲を見渡せる眺望を楽しみました(若干風が強く寒かったけど)。

2年前は南峰から鞍部までの短い距離すらホワイトアウトで、赤布の竿を探しながら
雪庇側に踏み込まぬよう必死の思いで下ったのを思い出し、眺望の有無でこれほど気持ちも危険度も天地の差になることを実感しつつ、鞍部の看板にあっという間に到着。今日は爺ヶ岳稜線から冷池山荘、そして最終目的地・鹿島槍ヶ岳も一望できる絶好のコンディションです。

稜線上は終始強風が西側から吹き付けてきますが、飛ばされるほどのものではないし、巻き道を行くよりも稜線を辿るほうが良いだろうと、爺ヶ岳最高峰の中峰へ登り返し、そこから稜線をウネウネと少しずつ高度をさげて、午後2時前に冷池山荘に到着。

さすがに多雪地帯にある冷池山荘は、一階部分はまだ雪の中のため、入口は2階。
絶好の好天だったので、小屋もテントも人が結構いました(食事も食堂入れ替え制になるぐらい)。この小屋には初めて泊まりましたが、なかはとてもキレイで、蒲団も温かく、初日の寝不足と運転疲れ、そして夕方の宴会での酔いもあって、食事後スグに寝てしまい、10時間以上もグッスリ睡眠できました。

翌日は4時起床。小屋前で日の出を拝み、5時からの朝食を済ませ、しっかり準備を整え、6時過ぎに鹿島槍ヶ岳へ向けて出発。
風は相変らず西側から吹き付け、稜線上はガスが左から右に真横に流れ、ちょっぴり厳しい状況を覚悟しましたが、風は強いとはいえ、意外と歩きやすく、小屋から1時間半ちょっとで鹿島槍ヶ岳南峰2889m山頂に到着。
四囲は大眺望。すぐ目の前には五竜岳が大きく、ちょっとガスって全貌は見えませんでしたが、白馬方面の山並みも確認。
西に目を向けると、毛勝三山、剱岳、立山の山並、振り返ると爺ヶ岳からここまで続く稜線、その向こうには針ノ木・蓮華、そして遥か向こうに北アルプス南部の山々、じっくり四囲の眺望を堪能したいところですが、横風が強く氷点下10度ほどの寒い場所のため、冷えないうちに名残惜しみつつ下山開始。

冷池山荘までの帰り道は風を除けば快適そのもの。5月とは思えない雪面にアイゼンを効かせてサクサク下ります。布引山を過ぎると風も気にならなくなる程度になり、9時過ぎに冷池山荘に帰着。

あとは前日来た道を戻るだけ。
小屋の前のベンチで軽く一杯やりながら名残惜しみつつ、9時半過ぎに小屋を出発。
まずは小屋から爺ヶ岳までの登り返し、北峰・中峰を越えて南峰頂上へ(帰りは行きで登った中峰はパスして巻き道を利用)。

南峰で鹿島槍を見納めして、南尾根からジャンクションピーク、そして樹林帯を下って八ツ見ベンチへ。前日朝は締まっていた雪も春の軟雪状態に変わっていました。数時間前まで真冬のような雪面を歩いてきたので、この変化は何だか微妙。

ベンチでアイゼンを外し、そこから30分ほどで登山口に無事下山。
とても濃密で充実した2日間でした。
何といっても真冬のようなサクサクの雪を踏んでの稜線歩きをこの時期に堪能できたのはうれしい誤算でした。

これで雪山シーズンは終了。よく頑張りました。

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無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [3日]
扇沢〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜アルプス平縦走
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技術レベル
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