記録ID: 29326
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沢登り
剱・立山
北ア・黒部川支流新越沢
2002年09月14日(土) 〜
2002年09月16日(月)
まっちゃン
その他1人
- GPS
- 56:00
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,716m
- 下り
- 1,776m
コースタイム
北ア・黒部川支流新越沢
2002年9月14日〜16日
日下出(こぶしの会)、松原憲彦(北大山の会)
タイム:9/14;黒四ダム(1330)新越沢出合(1600)
9/15;発(610)新越ノ滝上(850)右曲点泊(1750)
9/16;発(850)岩小屋沢岳(1500)種池小屋(1630)扇沢(1830)
2002年9月14日〜16日
日下出(こぶしの会)、松原憲彦(北大山の会)
タイム:9/14;黒四ダム(1330)新越沢出合(1600)
9/15;発(610)新越ノ滝上(850)右曲点泊(1750)
9/16;発(850)岩小屋沢岳(1500)種池小屋(1630)扇沢(1830)
過去天気図(気象庁) | 2002年09月の天気図 |
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アクセス | |
ファイル |
(更新時刻:2018/09/10 08:43)
(更新時刻:2018/09/10 08:44)
|
感想
黒部川左岸に沿う水平歩道から幾多の視線を浴び続けてきたであろう新越ノ滝は、黒部峡谷下ノ廊下を成す高く堅固な右岸壁を断ち割り垂れる中流支流群の象徴であり、この谷への侵入者を涼しげに拒む優美な貌であり、新越沢遡行の一つの華でもある。
新越沢廊下帯は、新越ノ滝に始まり南東に向きを変えるまでの実質500mに過ぎないが、二人して丸一日掛かったところに充実度が見て取れる。捲きに掛かれば労苦の避けられないであろう事は、谷に入って険峻な両岸を見渡せば容易に解る。此処に限った話でもないが、スタイルに拘って捲くこと無く取り組めば非常に楽しめる舞台で、いやらしさの無い、快適な登攀が約束される。また、残置は出だしのボルト以外に見受けられず、ネイリングも大いに楽しんだ。ただ、廊下を抜ければ後は単調で膨大なガレ沢登高へと変貌し、この谷の遡行価値を著しく下げる結果となり残念ではある。それを措いても、黒部らしさを存分に味わえる一本と言える。<「きりぎりす」8にも記録有り>
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