長塀尾根から蝶ヶ岳

2013年05月06日(月) 〜 2013年05月07日(火)

• GPS: 12:15
• 距離: 27.6km
• 登り: 1,437m
• 下り: 1,427m

コースタイム

6日・8：30上高地−9：10明神−9：55徳澤−長塀尾根−13：25長塀山−14：15蝶ヶ岳−14：20蝶ヶ岳ヒュッテ（テント泊）

7日・5：20蝶ヶ岳ヒュッテ−5：45稜線の分岐−8：00横尾−9：00新村橋−9：15徳澤−10：45明神−11：40上高地

天候

6日・晴れのち曇り、のち雪
7日・晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

上高地バスターミナル・発、着

コース状況／危険箇所等

徳澤からはまだまだ雪がたっぷりありましたが特に危険なところはありません。
長塀尾根はマークがしっかり付けてくれていますが、トレースをぼんやり進んでいると背の低い木々の間を通るはめになることがあります。

稜線の分岐から横尾までも基本的には同じです。
どちらもピッケルは必要ありません。
登り、下りともストックで歩きました。

写真

5/6 8:29

ゴールデンウィーク最終日の上高地BTは登山者が沢山いました。

5/6 8:35

河童橋の向こうには冬山が・・・。

5/6 9:19

明神から望む明神岳。

5/6 12:46

長塀尾根は文字通りの長い登り・・・。

5/6 17:58

蝶ヶ岳ヒュッテに到着した時には怪しい天気になっていました。

5/6 17:58

雪ブロックをお借りして周りを囲みましたがそれでも風がテントを襲います。

5/7 4:55

翌朝は朝日がきれいに上りました。

5/7 4:55

槍や穂がモルゲンロートに染まります。

5/7 5:53

いつかこの稜線を歩いてみたいものです。

5/7 8:02

横尾には穏やかな時間が流れていました。

5/7 10:30

透き通るような雪解け水が梓川に流れて行きます。

5/7 10:58

お猿さん
木の芽を一心不乱に口へと運んでいます。

5/7 11:40

河童橋から反対側には焼岳の姿が望めます。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX10 SONY

感想

imame

上高地ゆうゆうきっぷ（大阪から12000円）を利用して蝶ヶ岳へ行ってきました。
夜行高速バスで6時に松本に到着、松本電鉄とバスを乗り継いで上高地に乗り込みスタートです。

スタートが遅かったので徳澤までちょっと急ぎ気味に歩き、10時には長塀尾根へ取り付きます。
九十九折の急登で何度も立ち止まりながらも、気持ちのいいお天気でテンションはMAXです。
でも高度を増す毎に立ち止まる間隔が短くなり、果たして陽のあるうちに辿り着けるのか？と不安になります。

それでもなんとか蝶ヶ岳を経てヒュッテに到着！
先客の雪ブロックを借りてテントを設営しました。
風が段々強くなり他のブロックを持ってきて壁を強化しましたが、テントはフレームが折れるんちゃうの？と思うほど歪んでいます。
それでもなんとか周りを囲んでテントに潜り込み早々に晩ごはんタイムにしました。

風はおさまることなく吹き続け、夜中に一旦静かになりましたが再びテントを揺らして翌朝を迎えました。
しかし、風が雲を吹き飛ばしてくれて周囲がきれいに見渡せます。
陽が昇りだすと穂高や槍がモルゲンロートに染まりました。

まだまだ風はおさまりません。
テントの撤収もままならず、最後はザックに丸めて押し込み下り始めます。
前夜の冷え込みで雪が締り、アイゼンがよく効き歩き易いです。

下りも急坂で、登りとは違う筋肉が悲鳴をあげますが、なぜか顔は笑けてきます。
ほとんど人とすれ違いませんので集中力が研ぎ澄まされて、しんどいけどなぜか笑っていました。

無事に横尾まで下りきり、あとは上高地へと歩きますがこの水平歩行のほうが堪えました。
長い歩行を終えるとバスターミナルに到着し、顔を洗ってビールを飲んで・・・。
無事に今回の山歩きを終えました。