【京都一周トレイル】 伏見稲荷-鞍馬・二ノ瀬-叡電岩倉駅
滋賀県
京都府
3120m
体力度について
- GPS
- 11:40
- 距離
- 50.7km
- 登り
- 2,874m
- 下り
- 2,846m
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- 山行
- 10:53
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 11:46
| 天候 | 曇り 断続的に霧雨・小雨 風は穏やかで暖かい 比叡山周辺だけ、やや強風で寒い |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 自家用車
・タイムズ伏見稲荷大社西 24h400円 ヤマレコのpakuminさん情報を参考にしました この界隈では破格 初めてだと場所が分かりにくいかもしれない ●車の回収 �￣短嚇甜屐Т篩劬�出町柳（一乗寺で途中下車し、寄り道した） ��京阪電車：出町柳→伏見稲荷 ※叡山電車は、昨年の土砂崩れの影響で、鞍馬-市原が不通 https://eizandensha.co.jp/traininfo/ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
●全般 ・良好だが、雨後でウェット気味、滑りやすかった ・低山特有、様々な道が多数交錯するので、進路に注意 ・住宅街の道筋が分かりにくい |
| その他周辺情報 | ●終了後の銭湯 ・伏見温泉 駐車地から700mくらい 龍谷大学深草キャンパス界隈にある、昔ながらの町中銭湯 今回は行きませんでした 駐車場がなさそう |
写真
さあ、長旅が始まる
小雨模様で出発を後らせたが、霧雨になってきたのでもう行こう
お1人、ハイカラなお姉さんが颯爽と下って来られ、挨拶された
爽やかな人だ
こんな風に鋭角に入るところなんて、初めてだとまず見落とす
忍者のようにヒラリと飛び越えた・・・
つもりが、ドテッとずっこけた
早くもズボンに泥が(笑)
まだ序盤だぜ・・・
「まんぼう」はトンネルの古い言い方
ここはいつ来ても厳粛な雰囲気がいい
紅葉の時に来たいと思って、まだ来たことがない
11下旬には是非来よう
歩きながら考え事をしていたら、分岐を間違えたそのまま強引に進んで修正を試みたが、さすがにこの藪はムリだ
少し戻って、懲りずに強引にルート復帰した
道間違いはダメよ
2
そのまま強引に進んで修正を試みたが、さすがにこの藪はムリだ
少し戻って、懲りずに強引にルート復帰した
道間違いはダメよ
時刻は9:17をお知らせします
佐藤アナウンサーのバリトンボイスが懐かしい
バプテスト病院のところから比叡山方面に取り付く
まだ余裕だが、ここからお助けストックを使っていこう
細尾根で、トレラン集団が「こんにちは〜」と言いながら、真ん中を突っ込んできて、危なかった昔のオレなら、便所スリッパで往復ビンタの刑だ(笑)
今の僕はすっかり丸くなった
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昔のオレなら、便所スリッパで往復ビンタの刑だ(笑)
今の僕はすっかり丸くなった
宝ヶ池プリンスホテルが見える
ランチなら手が届くかな(笑)
標高800m近い
小雨模様で、強風
なかなか寒い
比叡山の山頂はルート外だし行ったことあるのでパスした
ほんの短いが、30km歩いてきた身体には情け容赦ない斜度がキツい
横高山とセットで、ヤマケイの「滋賀県の山」に載っているお山
この先は下り基調だ
ゲートがあるぞ
獣側の世界にいたのか
地図を見ると、強引に修正できなくもないが、もう夕方近い
この時間の道間違いは戻った方が無難
ったく、今日2回目の道間違いだよ過去、普通に通過できてた場所を・・・
100m9秒58くらいのダッシュで戻って正規の道へ
怒りのフルアタックで江文峠へ
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過去、普通に通過できてた場所を・・・
100m9秒58くらいのダッシュで戻って正規の道へ
怒りのフルアタックで江文峠へ
江文峠から下って、静原集落へ次はあの山のどこかを越える
クマ出没地帯
鈴をジャラジャラ鳴らし、ホイッスルを吹いて、チビりそうになりながら走った
一応、クマ撃退スプレーも装備しております
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次はあの山のどこかを越える
クマ出没地帯
鈴をジャラジャラ鳴らし、ホイッスルを吹いて、チビりそうになりながら走った
一応、クマ撃退スプレーも装備しております
ホッとします
今日はなぜだかまだまだ元気
鞍馬寺越えて貴船神社まで行こうかと思ったが、山の中で暗くなるのでやめておこう
さあ、車回収の旅
ここから電車に・・・のはずが・・・
人がいない、駅がやってる気配がない
調べると、こういうことなんですなmudslideです
昨年の災害で知ってはいたが、もうとっくに直ってると思ってた
代替バスもあるが、しばらく歩くことにした
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mudslideです
昨年の災害で知ってはいたが、もうとっくに直ってると思ってた
代替バスもあるが、しばらく歩くことにした
非日常の景色を歩く喜び・・・なんてね
最近一押しのフルーツオレ
昔懐かし、銭湯のフルーツ（瓶のやつ）の味
腹ペコだ
お腹と背中がくっつきそうだよ
水のように流し込まれた
そして、1時間後には早くも腹が減ってきた
楽しい書店で、1時間くらいすぐたってしまう
帰宅後、夜食で食べたらモチモチで絶品だった
出町柳からは京阪電車伏見稲荷は特急止まらんのに、ついつい乗ってしまった
真ん中は2階建てなんです
プレミアムカーもいいですね
大阪淀屋橋まで行ってしまいたかった
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伏見稲荷は特急止まらんのに、ついつい乗ってしまった
真ん中は2階建てなんです
プレミアムカーもいいですね
大阪淀屋橋まで行ってしまいたかった
感想
1年ちょっとぶりに京都一周トレイルへ。
最近、少し体力アップした気がするし、体重も微少に減り気味で調子がいい。
少し長めに挑戦してみよう。
長丁場のつもりだったので、序盤飛ばし過ぎないように気を付けたら、それが良かったようだ。
結局50km、12hもの間、脚がしっかり動いてくれて、終わった後も余力があった。
先週の虎御前山では1.5時間ボーイだったが、12時間ボーイに大幅昇格だ（ボーイではないが）。
50km歩くなんて、2018の箱根外輪山縦走以来だろう。
もしかしたら一皮むけたかななんて、おめでたいかもしれないが、僕は単純バカなので、ここは素直に喜んでいい気分に浸っておこう(笑)。
この先も歩きたい関西のロングトレイルがあるので、次に繋がると嬉しい。
しかし道中では、あり得ないような致命的な道間違いが2回も。
しかも2回目は終盤で、山の中が薄暗くなってきた時間帯だ。
なぜ、そんなポカミスをしたのかというと、歩きながらついつい考え事をしてしまい、デカい標識を見落としてしまったのだ。
何を考え事してしまっていたかというと、メインは、昨年前半に病気で亡くなった大学の同級生（女性）のことだった。
僕は、4年間スキー（基礎スキー系）のクラブに入っていて、同級生が他に十数人いたが、そのうちの一人。
ガチな体育会系ではないが、オフは陸上トレ、冬は長期の合宿もあった。
先輩後輩の上下関係も厳しかったが、反発したりバカもやった。
そんな一時代を共に過ごしたかけがえのない仲間の一人だ。
いいとこのお嬢さんで、ラルフローレンで身を固めていたが、自由奔放であっけらかんとしていて下ネタもOK。
友人としてチームメートとして不思議とウマがあった。
Billy Joelが好きだったのも共通していた。
よく彼氏とのおのろけ話や、別れた後のやけ酒愚痴話につき合わされたものだ。
※でも、歴代の彼氏は色々と大変だったと思う(笑)。
卒業後も、集まる機会はごくたまにあったし、年賀状も来ていたが、数年前に子宮系の癌を患ったと本人から聞いていた。
その後は辛い治療もあったのだろう。
お会いする機会が無くなってしまった。
亡くなる3ヶ月前だったか、メンバー数人での飲み会の誘いがあり、彼女も顔を出すとのことだった。
僕も誘われたんだが、平日夜で場所は名古屋だった。
定時で終わって電車に飛び乗れば行けるんだが、その日に帰って来ようと思うと、こっち方面の終電は早い。
せっかく行ってもそんなに長居ができないし、僕はその頃余裕がなくて、「また」の機会にと、丁重に断ってしまった。
結局それが、彼女と会える最後の機会で、出席メンバーもそれが最後となった。
後で聞いた話だと、かなり痩せていたが、気丈にふるまっていたようだ。
僕が行けなかったことも残念がっていてくれたようで、「なんで、来んの〜！」と言っていたそうだ。
その姿が目に浮かぶ。
昨年暮れ、何通か届いた喪中葉書の中に、彼女の旦那さんからのお知らせが。
そこで、本人が亡くなっていたことを知った。
仲間たちも同様、皆初めてその葉書で知ったようだ。
30年近く前のその学生時代に”Wham!”のCDを貸してあげたんだが、結局そのままになっている。
いつもそのことを年賀状に書いてくるんだが、ある時「もうあげるよ」と返信しておいた。
もしかしたら彼女の遺品の一つになっているかもしれない。
気付けば、もういい歳だ。
段々と先が見えてきて、もしかしたら「"また"の機会」なんていうものはなくなっていくのかもしれない。
あの時、ケチらずに行っておけば・・・と、1年以上たった今でも時々思ってしまう。
僕はこれまでこういうのが多い。
助けや手伝いを求めている人の心を読み取れずに見過ごしたり、分かっていて何もできなかったり。
我を通し過ぎて、傷つけたり嫌な気分にさせてしまった人に償いたいのを、ウダウダと先延ばしにしてしまったり。
自分も、人様の助けを借りればいいのに、意固地に自分のやり方に拘りすぎてしまったり。
そういうのに、もう手遅れ「too late」になってから、あの時動いていればと後悔する。
もちろん世の中には「ワル」で「したたか」な人たちだって一定数いるから、気をつけなきゃいけないが・・・
時々、「自分の人生には後悔がない！」なんていう立派な人と出会うが、そうはなれないまでも、余生はもう少しましな人間になろう。
いい歳して改めようなんて、時には強靭な神経が必要かもしれないが、そんな時は松岡修造氏の名言でも思い出そう(笑)。
山行と無関係に長くなってしまった。
そんな訳で、今日はペースを落とし目に歩いていたら余裕があって、絶えず考え事をしていて、50kmが思いの外すんなりと歩けてしまった（決してラクではない）。
さしずめ、ワタクシ版、哲学の道か瞑想の小径といったところか(笑)。
しかし、道間違いはいけない（登山も人生も）。
早めに間違いに気付き、気付いたら適切に対処しよう。
じゃないと、「too late」で遭難してしまいますからね。
こっそり拍手
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昨年、紅葉時期に、京都を訪問しまして
およその地名が分かるようになりました。
伏見稲荷から鞍馬までとは、これはすごいですね。
しかも、市中にあまり下らず、トレイル中心で。
お見事でした。
同級生の方とのお別れに関する葛藤、
似たような体験が自分も増えています。
後悔をこれ以上しないように
したいと思うところです。
これからは、新しい出会いよりも
別れる機会のほうが増えてきますから。
komakiさん、こんばんは
お言葉ありがとうございます。
これまでとは異なり、人生の残り時間を意識しながら生きていきたいと思いつつ、日常にかまけて雑に過ごしてしまっている今日この頃です。
少しずつ切り替えていきたいですね。
京都一周トレイルは、よく整備されており、一部を除きそんなに険しい場所もありませんので、山歩きでの距離にしては進捗が早いのかもしれません。
伏見稲荷〜嵐山70kmの間には、色々な顔がありますので楽しめますね。
観光地の通過以外は、人も少なく静かです。
エスケープポイントがたくさんありますので、その日の都合でコースも長短自在に組めます。
低山シーズンに何度でも行ってみたくなるトレイルです。
東山＋鞍馬＋αお疲れ様でした。
そして、これを軽々やり切っている様なので、やはり本当はすごい走力だろうなぁと思いました😆
そして人付き合いと遠慮の話しは、共感します。いずれ来る別れを忘れたふりして生きてますからね。親も家族も仲間たちに、気持ちだけで無く、ちゃんとあって感謝しなくては💦
コロナを理由に母親のところには随分なので会いに行く事にしました😅落ち着いたら…
Qooさん、こんばんは
ありがとうございます。
そうですね。
日常、色々と喜怒哀楽もありますが、素直に伝えられるようにありたいものですね。
京都トレイルは、歩きやすいですので、距離が進みますね。
ナイト出発を厭わなければ、Qooさんでしたら嵐山まで70km一気に行けちゃうと思いますよ。
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