今シーズン最後の雪山は上州武尊で

2013年05月13日(月) [日帰り]

• GPS: 07:40
• 距離: 10.9km
• 登り: 1,053m
• 下り: 1,053m

コースタイム

5：30川場スキー場発　9：40山頂着　11：00山頂発　13：10下山

天候

晴れ、高温微風で汗ビッショリ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

川場スキー場の駐車場をお借りしました。

コース状況／危険箇所等

川場コースの夏道に出る予定が入り口がわからず、スキー場の中を登りました。1500m付近からほとんど雪の上で、営業終了したゲレンデを2時間ぐらい登ると、目の前に剣ヶ峰の南壁が迫ります。それを左から超え剣ヶ峰を過ぎると、やせ尾根、雪壁の小ピークをいくつか超えます。特にこのあたりは残雪でルートがわかりにくい、ブッシュが雪で倒れていて行く手を邪魔する、踏み抜き多数など予想以上に時間と体力を使わされました。そして最後に山頂に突き上げる急登をあえぎながら登るとやっと最高点に到着です。アイゼンは必須、自分はWストックでしたが、剣ヶ峰から先はピッケルがあった方がいいです。（なお、川場スキー場の中は原則立ち入り禁止らしいです。途中で会った二人組の方がスキー場関係者に注意されたと言ってました）

写真

5/13 5:33

スキー場の中はふきのとうがいっぱい
結局見かけた花はこの1種類だけでした

5/13 6:50

山頂方面

5/13 7:06

雲海に浮かぶ赤城山　真ん中の地蔵岳のアンテナもよく見えます

5/13 7:10

スキー場の最上部より剣ヶ峰の南壁が圧倒的

5/13 7:24

左側を回り込む

5/13 7:28

稜線に出ると一気に上信越国境の山々が顔を見せます　これは谷川岳

5/13 7:29

白毛門から朝日岳

5/13 7:29

手前が獅子が鼻、奥は巻機山

5/13 7:30

鬼岩と玉原湖

5/13 7:46

雪渓の向うに「鷲が翼を広げている」ように見えません？

5/13 7:46

アップで

5/13 7:54

剣ヶ峰の頂上

5/13 7:56

川場谷を覗き込む

5/13 7:57

越後中の岳（中央のピラミッド）

5/13 7:57

平が岳ですかね

5/13 8:13

しつこく山頂方面を　最高点は左のピークです

5/13 8:13

通って来た剣ヶ峰

5/13 8:34

こんなところがルートです
トレースはほとんど無かった

5/13 8:38

ちょっと離れてもう一度剣ヶ峰
雪がもっとついてると槍ヶ岳みたいにみえるかなぁ

5/13 9:44

やっと着きました　誰もいません

5/13 9:45

ここから見る燧ケ岳はスッキリしてる

5/13 9:45

5/13 9:45

こちらは日光白根　上信越の山から見ると大分雪が少ない

5/13 9:46

苗場山と谷川岳、一の倉沢と幽の沢はすっかり雪が落ちてる

5/13 9:46

中の岳とちょっと右に出てるには駒ヶ岳でしょうか？

5/13 9:47

これは巻機

5/13 9:47

遠くにちょこっと皇海

5/13 10:12

近くでウグイスがさえずる

5/13 10:15

警戒心の強いはずのウグイスも雄大な景色の前では大胆になるのか

5/13 11:24

上信越の山を別れを告げます

5/13 12:27

帰路、スキー場の上級コースを尻セードで走破

撮影機器：

FinePix JZ300 FUJIFILM

感想

Satwo3

GWに群馬に帰省した際に白く輝く武尊山を見て無性に行きたくなり、1週間後に登ってきました。今まで2回登っているけどいずれも5月、今回登ったのは初めての川場スキー場からのルート。武尊はどのルートを選んでも標高差、距離にあまり違いはなく、そこそこの体力が必要だなと感じました。

当日は天候に恵まれて絶景を楽しめましたが、先に書いた通りトレースがほとんどなく、剣ヶ峰周辺からルート確認、雪壁の処理などで撤退も頭をよぎりました。踏み抜きとブッシュの攻撃に耐えて登頂は果たしましたが、中ノ岳方面に行く力はなく、山頂では30分以上も爆睡していました。風がなかったのでめちゃくちゃ気持ちよかったです。

一応日焼け止めは塗っていたのですが、帰ってから腕が大分赤くなっていました。紫外線が大分きつくなっているので、みなさんお気をつけて。