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Yamareco

記録ID: 2980808
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

将棊頭山〜木曽駒ヶ岳(桂小場から)◆贅沢な稜線歩き◆

2021年03月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
09:38
距離
23.8km
登り
2,098m
下り
2,093m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:56
休憩
0:42
合計
9:38
4:56
21
スタート地点
5:17
5:17
57
6:14
6:15
13
6:28
6:28
11
6:39
6:39
21
7:00
7:12
7
7:51
7:52
22
8:14
8:14
56
9:10
9:10
8
9:29
9:29
45
10:14
10:14
12
10:26
10:28
9
10:37
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27
11:04
11:05
12
11:27
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22
11:49
12:03
10
12:13
12:14
18
12:39
12:39
28
13:07
13:08
8
13:16
13:16
12
13:28
13:35
41
14:16
14:16
18
14:34
ゴール地点
天候 晴れ・稜線はやや風強し
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桂小場冬季ゲート手前の駐車スペース(約10台/無料/トイレなし)
コース状況/
危険箇所等
下記はあくまでも本日(3/7)現在の状況です。
今後降雪や気候の変化があると状況は一変すると思われます。ご自身で最新の情報を入手してください。

【桂小場〜野田場】
全般的に積雪なく、部分的に凍結が残っています。

【野田場〜大樽避難小屋】
馬返しまでは残雪の凍結、その後は積雪(約30cm〜50cm)。朝は締まって歩きやすいですが午後の下山時は緩んできました。

【大樽避難小屋〜将棊頭山】
林の積雪は50cm程度、「胸突八丁」と名付けられた斜面を登ります。稜線に出ると雪面はクラスト状。基本歩きやすいですが、緩んだ箇所では踏み抜きます。

【将棊頭山〜木曽駒ヶ岳】
雪面はクラスト状。基本歩きやすいですが、緩んだ箇所では踏み抜きます。八合目前後では急斜面もあるので、滑落注意です。

朝5時前スタートでヘッデン歩き1時間。初めはガスに巻かれていましたが、標高を上げたところでガスを抜けました。好天が期待できそうです。
2021年03月07日 05:37撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 5:37
朝5時前スタートでヘッデン歩き1時間。初めはガスに巻かれていましたが、標高を上げたところでガスを抜けました。好天が期待できそうです。
野田場あたりの残雪(凍結)はこのくらい。チェーンスパイクが使いやすいです。
2021年03月07日 05:58撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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野田場あたりの残雪(凍結)はこのくらい。チェーンスパイクが使いやすいです。
東側は一面の雲海、その彼方・南アルプスの向こうから朝陽が昇ってきました。
2021年03月07日 06:43撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 6:43
東側は一面の雲海、その彼方・南アルプスの向こうから朝陽が昇ってきました。
進んでいく林も朝陽を受けています。
2021年03月07日 06:43撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 6:43
進んでいく林も朝陽を受けています。
大樽避難小屋
2021年03月07日 06:54撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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大樽避難小屋
中はこんな感じです。
2021年03月07日 06:55撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 6:55
中はこんな感じです。
「胸突八丁」の看板を過ぎると傾斜の角度が上がります。
2021年03月07日 07:44撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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「胸突八丁」の看板を過ぎると傾斜の角度が上がります。
稜線に出た途端、この光景が拡がっていました!
2021年03月07日 08:12撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 8:12
稜線に出た途端、この光景が拡がっていました!
将棊頭山へと、尾根を進みます。
2021年03月07日 08:12撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 8:12
将棊頭山へと、尾根を進みます。
こちらは将棊頭山の反対側にある茶臼山。
2021年03月07日 08:15撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 8:15
こちらは将棊頭山の反対側にある茶臼山。
青空が嬉しい!
2021年03月07日 08:15撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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青空が嬉しい!
日差しを受けて光る雪面を登っていきます。
2021年03月07日 08:25撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 8:25
日差しを受けて光る雪面を登っていきます。
5年前は西駒山荘経由で歩いたのでこのピークは踏んでいませんでした。将棊頭山、初登頂。
2021年03月07日 08:42撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 8:42
5年前は西駒山荘経由で歩いたのでこのピークは踏んでいませんでした。将棊頭山、初登頂。
こういう仕組みになっているのは、ヤマレコで知りました。過去レコの皆さん、ありがとうございました(^^)
2021年03月07日 08:43撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 8:43
こういう仕組みになっているのは、ヤマレコで知りました。過去レコの皆さん、ありがとうございました(^^)
木曽駒ヶ岳までの美しい稜線。中央右は中岳、左は宝剣岳、左の台座状は伊那前岳。
2021年03月07日 08:44撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 8:44
木曽駒ヶ岳までの美しい稜線。中央右は中岳、左は宝剣岳、左の台座状は伊那前岳。
南アルプス方面は一面の雲海。
2021年03月07日 08:44撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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南アルプス方面は一面の雲海。
ここまで登ってきた桂小場ルートの尾根。
2021年03月07日 08:44撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 8:44
ここまで登ってきた桂小場ルートの尾根。
西駒山荘。伊那谷の方々は木曽駒を「西駒」と呼びます(そして甲斐駒を「東駒」と呼ぶ)。
2021年03月07日 09:05撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 9:05
西駒山荘。伊那谷の方々は木曽駒を「西駒」と呼びます(そして甲斐駒を「東駒」と呼ぶ)。
将棊頭山を過ぎると、トレースは一気に少なくなります。
2021年03月07日 09:08撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 9:08
将棊頭山を過ぎると、トレースは一気に少なくなります。
美しい稜線やカール地形、それらを眺めながら歩く贅沢な時間!
2021年03月07日 09:16撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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美しい稜線やカール地形、それらを眺めながら歩く贅沢な時間!
このあたりから斜度が上がってきます。
2021年03月07日 09:28撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 9:28
このあたりから斜度が上がってきます。
「東駒」=甲斐駒ヶ岳
2021年03月07日 09:29撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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「東駒」=甲斐駒ヶ岳
真っ白な雪がカール地形を美しく演出しています。
2021年03月07日 09:35撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 9:35
真っ白な雪がカール地形を美しく演出しています。
シュカブラ
2021年03月07日 09:43撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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シュカブラ
木曽駒に取り付きます(ピークは見えていません)。
2021年03月07日 09:48撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 9:48
木曽駒に取り付きます(ピークは見えていません)。
この稜線を、あの先まで。
2021年03月07日 10:08撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 10:08
この稜線を、あの先まで。
左手には宝剣岳もよく見えています。
2021年03月07日 10:05撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 10:05
左手には宝剣岳もよく見えています。
4年半ぶりの登頂。
2021年03月07日 10:20撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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4年半ぶりの登頂。
山頂神社にお参りしました。
2021年03月07日 10:20撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 10:20
山頂神社にお参りしました。
この稜線を戻ります。と、西側に目をやると・・・
2021年03月07日 10:27撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 10:27
この稜線を戻ります。と、西側に目をやると・・・
御嶽山が近い!美しい!
2021年03月07日 10:32撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 10:32
御嶽山が近い!美しい!
乗鞍岳
2021年03月07日 10:32撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 10:32
乗鞍岳
焼岳
2021年03月07日 10:32撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 10:32
焼岳
穂高連峰〜槍ヶ岳
2021年03月07日 10:32撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 10:32
穂高連峰〜槍ヶ岳
うーん・・・同定できず。
2021年03月07日 10:32撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
3/7 10:32
うーん・・・同定できず。
さらに北、やはり同定できず・・・
2021年03月07日 10:32撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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さらに北、やはり同定できず・・・
静かに手を合わせました。
2021年03月07日 11:13撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 11:13
静かに手を合わせました。
この尾根を下って桂小場へ戻ります。
2021年03月07日 11:30撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 11:30
この尾根を下って桂小場へ戻ります。
下山途中に伊那谷とその向こうに八ヶ岳・・・雲がかかっているようです。実は昨日まで八ヶ岳にしようかと考えていたのですが、今日はこのエリアの方が天気は良かったようです。
2021年03月07日 12:01撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 12:01
下山途中に伊那谷とその向こうに八ヶ岳・・・雲がかかっているようです。実は昨日まで八ヶ岳にしようかと考えていたのですが、今日はこのエリアの方が天気は良かったようです。
ゲートに戻ってきました。冬季通行止めは4月6日までの予定です。
2021年03月07日 14:29撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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3/7 14:29
ゲートに戻ってきました。冬季通行止めは4月6日までの予定です。
撮影機器:

感想

桂小場から木曽駒へ向かう「聖職の碑コース」は4年半前の夏に一度歩きました。皆さんの「将棊頭山」レコなどを拝見しながら冬季の機会をうかがっていました。

午前5時前にゲートを出発、20分ほどで桂小場登山口に。4年前は駐車場に車を停めたものの登山口がわからず(まさか道向かいと思わず)駐車場の上の方を1時間近くもうろうろしていたのも、懐かしい思い出です。
カラマツのクッションで歩きやすい登山道を登っていくと、やがて残雪の凍結が出てきます。チェーンスパイクを付けて進んでいくと、東の空から朝陽が昇ってきました。その下は一面の雲海、そして見上げる空は真っ青、期待が高まります。
「胸突八丁」と名付けられた斜面を登り、やがて林を抜けると絶景のパノラマが拡がっていました。この先進む将棊頭山、そしてそこから連なる木曽駒への稜線。夏山とはまったく違う美しい景色が迎えてくれました。
将棊頭山でコーヒータイム、そして木曽駒へと向かいます。一面の銀世界に包まれながら、その稜線を進みます。八合目を過ぎたあたりでやや風が強くなりましたが、無事に木曽駒山頂へ。4年半ぶりに山頂神社にお参りしました。

夏とは違った山の表情と時間を堪能した一日でした。

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コメント

桂小場からの積雪期、日帰り!
参りました、驚きの山行ですね。
2年前に西駒山荘で敗退し、今年こそはと、目論んでいるものです。
勿論ですが、日帰りではなく途中テント泊計画です。
このルートのレコが上がらないかな、と思ってました。
貴重な情報を有難うございました。
2021/3/7 21:52
Re: 桂小場からの積雪期、日帰り!
Kousaku_isodaさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
大ベテラン、大先輩でいらっしゃいますね。先日の「満を持して県界尾根」も興味深く読ませていただいていました。2年前の「西駒山荘敗退」レコも拝読しました。途中からのノートレース(予定外のラッセル)、そして体調不良と異変が起きた時にどう判断し、どう行動するかはさすが多くのご経験の積み重ね、と読ませていただきました。
木曽駒ヶ岳への稜線は、Kousaku_isodaさんが2年前に書かれているとおり、それはそれは美しく、この稜線歩きは贅沢な時間に思えました。
2年越しの想いが叶うといいですね。レコが上がるのを楽しみにしています。
2021/3/8 7:20
凄いなあ!(^^)
こんにちは、yoisaさん
相変わらず凄い脚力ですね。
自分は夏場ならともかく、この時期はとても木曽駒ケ岳までは行かれません。
今年の登り初めは将棊頭山でしたが、体力に余裕があれば茶臼山でもと思ったけど実際将棊頭山にたどり着いたところで限界でした。

yoisaさんと同じようにはいかないですが、レコ読ませていただいたら元気出てきましたよ。
素敵なレコでした。
お疲れさまでした。
2021/3/8 14:33
Re: 凄いなあ!(^^)
Q_Bさん、こんにちは。いつも温かなコメントをありがとうございます

天気予報とにらめっこして、Q_Bさんのホームグランド(中央アルプス)にお邪魔してきました。この山域もやっぱり素晴らしいですね!茶臼山も、確かに存在感ありました。
決して「凄い」というような脚力・体力ではなく、ヨレヨレになったりもしてます。先月の黒戸尾根では前年より脚力が衰えたのを実感しました
今のところ自分の中ではロング系ハイクが主体な感じです。雪山に未練がありつつ、春も待ち遠しい・・・そんな感じですね
2021/3/8 20:30
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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