愛宕山.......クリンソウを訪ねて



- GPS
- 07:10
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,201m
- 下り
- 1,169m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
阪急嵐山(16:33、16:44) =阪急高槻着(17:11) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・特に危険な個所はありません。 ・下山の八丁尾根コースは地図を参照してください。 |
写真
感想
今回の山行記録は全て、同行したNさんのものを掲載しました。
私とは対照的に几帳面な性格が良く出ています。
前回5/2にクリンソウの状況を調べに一度来ています。
今回は、Nさんも書いているようにクリンソウを訪ねての山行です。
大変楽しみしていましたが、90%位の花が鹿に無残に茎から食いちぎられている状況を目の当たりにして愕然としました。
Nさんは鹿が生きるためには仕方ないといいますが、美しいクリンソウを保護する活動は必要だと思います。
(Nさんの記録)
今回の愛宕山山行は竜ノ小屋付近のクリンソウ観賞を目的にしたものである。JR保津峡を8:50出発、橋を渡り、登山口を入る。いきなりの急登であるが、10分ほど歩くと尾根に着く。この辺はミツバツツジが多いが、今回はモチツツジが沢山咲いていた。爽やかな風に吹かれて新緑の尾根道を気持ちよく歩く。自然林尾根道を歩き、出発してから丁度60分後米買い道と交差する峠に着き、最初の休憩をとる。休憩後標高差200m近くの急登を登る。30分ほど歩くと勾配が緩やかになり、暫く歩くと清滝からの表参道を並行にして歩くようになり、参道に出る。左が僅かに開け小塩越しにポンポン山が見える。ちょっと歩き水尾からの分岐にある休憩所(七合目)に着き、2回目の休憩をとる。
参道を30分ほど歩き愛宕神社の広場に着く。240段の石段を登り神社にお参りをする。時間的に少し早いので、三角点まで歩き昼食とした。
昼食後竜ケ岳に向けて北進する。ここの尾根道は、あまり標高差は無い。丁度新緑が芽吹き、山ツツジが咲いているもの、まだ蕾の状態であるもがあった。緩やかなアップダウンを2,3回繰り返し12:45到着する。丁度反対側から3人の女性達が登って来た。ここ山頂からは地蔵山、愛宕山が綺麗な姿を見せていた。都合よく記念写真を撮り合った。
10分ほど滞在し、東側の急降下尾根筋を下る。この辺はシャクナゲが多いが殆どすべて花は終わっていた。標高差250m近く下り谷筋に出る。芦見谷分岐を少し東に歩き竜ノ小屋に到着。クリンソウの時期としては一番良い時期であった。ただ、花茎のほとんどが鹿に食いちぎられ、一面満開の風景を見ることは出来なかった。遅咲きの者だけが残っているという感じのようであった。ここへ来たのは8年ぶりであったが、北東への沢筋に随分とクリンソウの花株が増えていた。クリンソウの綺麗どころをカメラに納め首無地蔵へと向かった。
首無地蔵で最後の休憩を取り、清滝に向かって下山。最初谷筋をと行っていたが、気持ちが変わり長距離ルートの八丁尾根ルートを取ることになった。何分8年ぶりのルートであったので図面を確認しながら下ることになった。結構時間がかかり、清滝バス停には15:50の到着となった。
愛宕山へは2年ぶり、保津峡からの登りは5年ぶり、竜ケ岳、竜ノ小屋へは8年ぶりであった。愛宕山は比較的花が少ないので、花紀行山行としてはこの時期しかない。愛宕山の花のとしてはクリンソウが有名であるが、今年の鹿の害はすごい。何処の山も鹿害を受けているようである。彼らも生きて行くための行動であり、ある程度は仕方がないのかもしれない。
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