クラシックルートで行く将棋頭山、木曽駒ヶ岳(西駒ヶ岳)ピストン 桂小場から

2021年04月03日(土) [日帰り]

• GPS: 14:12
• 距離: 23.4km
• 登り: 2,106m
• 下り: 2,095m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:52
• 休憩: 1:21
• 合計: 14:13

0:29 スタート地点
0:57 0:57 桂小場
2:07 2:20 野田場
2:36 2:37 横山道分岐
3:11 3:16 白川分岐
3:42 3:43 大樽小屋
3:58 4:04 胸突八丁（信大コース分岐）
4:50 4:51 津嶋神社
5:46 5:54 胸突の頭
6:39 6:39 将棊頭山
6:59 7:00 遭難記念碑（聖職の碑）
7:15 7:16 黒沢分岐
7:18 7:18 濃ヶ池分岐
8:33 8:33 馬ノ背分岐
8:48 9:14 木曽駒ヶ岳
9:21 9:22 馬ノ背分岐
10:00 10:00 濃ヶ池分岐
10:22 10:22 遭難記念碑（聖職の碑）
10:39 10:39 将棊頭山
11:47 11:48 胸突の頭
12:24 12:26 津嶋神社
12:45 12:46 胸突八丁（信大コース分岐）
12:54 12:54 大樽小屋
13:11 13:12 白川分岐
13:23 13:23 横山道分岐
13:33 13:45 野田場
14:20 14:20 桂小場
14:42 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

4/6まで桂小場までの林道は通行止め。
手前の小黒川キャンプ場先のゲート横のスペースに駐車。
1900m辺りからちらほら積雪。
樹林帯は軽量のアプローチシューズにチェンスパ、ストック。稜線出てから登山靴履き替えアイゼン、ピッケルに。

下山は雪が緩んで踏み抜き多数。。。

写真

4/3 0:56

小黒川キャンプ場から歩いて25分、
桂小場登山口
稜線で朝を迎えたくて大袈裟過ぎるほど早出しちゃった💧
ここからヘッデン4時間半て、、、長っ！

4/3 2:12

野田場の水場。
この手前にもありました。
いずれも側にベンチ有り。

4/3 3:03

馬返し
途中雪があったりなかったり

4/3 3:14

落雷事故の記念碑
(落雷に遭った生徒はその後回復したそうです)

4/3 3:15

西駒ヶ岳は昔から学校登山が盛んであり、伊那の人達は過去の事故をしっかり教訓として後世に繋げようとしているんだなと感じました。

4/3 3:59

傾斜緩めなのに今日は息切れ酷い。
遅すぎる。。。
あと1時間で明るくなっちゃうよ💦

4/3 5:07

空が明るくなってきた〜
まだ稜線の手前でもう少し上行きたいんだけど💦

4/3 5:10

あれ〜もう日が昇ってきちゃう、、

4/3 5:10

甲斐駒
ここ伊那地方では東駒ヶ岳なんですね。
木曽駒ヶ岳は西駒ヶ岳。

4/3 5:10

雲海がもくもく
って、まだ木がある！
もう少し登らなきゃ💦

4/3 5:15

やっと見渡せる所に出られた！
東斜面で良かった〜

4/3 5:16

もうここでいいわ
お腹すいた、、、
パンかじりながら朝日を待つ

4/3 5:32

5:32
久々に見るご来光

4/3 5:33

見る見る昇っていく

4/3 5:34

連続して何枚も撮る

4/3 5:34

4/3 5:34

4/3 5:35

4/3 5:35

甲斐駒と太陽

4/3 5:36

八ヶ岳と太陽

4/3 5:36

4/3 5:36

山でのご来光は最高の贅沢

4/3 5:37

いい時間でした

4/3 5:50

ご来光を見てから最後ひと登りすると、、、
ドーン！目の前に木曽駒！
一気に疲れが吹っ飛んだ！！

4/3 5:50

まずは手前の将棋頭山へ
やっと快適な稜線歩き♪

4/3 5:50

一昨年秋にもこのルートは歩いたんですけどね。
ずっとガスってて強風で大変だったな、、、

4/3 5:51

向かう将棋頭山
ほんとのご来光狙いならここまで上がって来れれば気絶するような絶景が見られます。

4/3 5:51

木曽駒へ続く稜線の奥には伊那前岳

4/3 5:51

快晴だけどお日さまの光は少し控えめでした

4/3 5:55

御嶽山
雲の線が冠雪している境目にちょうどかかっていた。山の下半分が水に浸かっているような光景。

4/3 5:55

将棋頭山の西側は雪が付いていない。
いつもは強風地帯なんですよね。

4/3 5:58

御嶽山が近い

4/3 6:00

木曽駒も近い
でも歩いたら遠かった、、、

4/3 6:02

反対側の茶臼山方面の行者岩。
遠くからもけっこう目立った

4/3 6:03

この時間が貴重です。ナイトハイクした甲斐がありました。

この手前で健脚な方に追いつかれあっという間に見えなくなりました😅

4/3 6:07

誰もいない

4/3 6:11

昭和五十二年、航空高専山岳部
雪崩の遭難事故もあったんですね。
こちらは今回初めて知りました。

4/3 6:12

4/3 6:16

ここ数日の晴天でカチカチになっているであろう雪庇

4/3 6:16

4/3 6:18

宝剣岳
尖ってます

4/3 6:24

4/3 6:25

北アルプス
ちょい右よりに槍が見えた

4/3 6:25

乗鞍岳

4/3 6:27

南アルプスの後ろに控えめな富士山

4/3 6:34

将棋頭山頂
白い標柱は実はカバーになっていることを今回初めて知った。

4/3 6:35

カバーを外すと本来の標柱が。
被せてあるだけで意外と軽いです。
写真だけ撮らせてもらってすぐにカバーを戻しました。

4/3 6:39

将棋頭山頂近く、伊那市が管理している西駒山荘。
この山荘が建てられた由来も昨年読んだ新田次郎さんの「聖職の碑」で初めて知りました。

4/3 6:44

4/3 6:47

4/3 6:49

平な稜線の伊那前岳の中央奥に宝剣岳、続く中岳。

4/3 6:53

青空に映える

4/3 6:56

一昨年来た時はまだ小説を読んでいなかった。というかこの遭難の背景も全く知らなかった。

4/3 6:57

小さいこちらは平成16年に新しく建てたようです。

4/3 6:56

その左横に最初に建てられたと思われる石碑。
100年経ってもう字がほとんど読み取れません。

4/3 6:58

慰霊碑ではなく記念碑。
ただここに来て、感じておきたかった。

4/3 7:00

4/3 7:07

4/3 7:11

4/3 7:20

西駒ヶ岳へ
ゆっくり歩いて行きました

4/3 7:26

4/3 7:33

濃ケ池方面。
池がどこなのか、雪に覆われて確認できません。
濃ケ池も行きたかった。
トレースの無い斜面のトラバースが不安で行けなかった。。。

4/3 7:49

4/3 8:21

4/3 8:25

4/3 8:25

4/3 8:47

西駒ヶ岳(木曽駒ヶ岳)山頂

4/3 8:47

一昨年秋に来た時はガスで真っ白だった。

4/3 8:48

4/3 8:50

360度絶景です。
山頂から御嶽山

4/3 8:50

乗鞍

4/3 8:51

〜北アルプス

4/3 8:51

富士山
東側は少し靄ってる

4/3 8:52

鋸、甲斐駒

4/3 8:52

北岳〜間ノ岳〜農鳥岳、
の後ろに富士山

4/3 8:53

荒川〜赤石〜聖

4/3 8:54

宝剣から南に伸びる空木岳方面。

この夏縦走予定だよ！

4/3 8:54

西駒から伊那前岳に延びる稜線

4/3 9:15

休憩して、さて下山するかなと思ったところで、あ、八ヶ岳忘れてた！

4/3 9:31

将棋頭山への稜線。
朝のうちはずっと雲海でいい感じ。
お昼近くになって徐々に雲が上昇してきてました。

4/3 10:40

将棋頭山への登り返しが辛かった、、、

4/3 11:08

最後に西駒ヶ岳と、

4/3 11:08

将棋頭へ別れを告げ、

4/3 12:24

雪がゆるゆるになってきた長い長い樹林帯へ。

この先で派手に踏み抜き足が抜けなくなるアクシデント。
股まで埋まってほんとに抜けない💦
掘り起こすのに20分近くもかかった😣

4/3 13:10

昭和五十年落雷事故現場
打たれた生徒が回復したから良かったけど、その時ずぶ濡れになりながら生徒も先生もパニックになっただろうな。

4/3 13:22

中途半端に残雪があるものの、傾斜が緩いのでサクサク下りられる。

4/3 13:30

あ、サルオガセのとろろ昆布がいっぱい

4/3 14:21

やっと桂小場。
下山も長かった、、

4/3 14:25

沢音が心地よい

4/3 14:41

着いた、久々の20キロ超え、足が棒になった💦

ゲート前の車がこの日会った人と同じ、10台位。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

えっちゃん

去年たまたま新田次郎さんの「聖職の碑」を読んで、改めて記念碑を訪れたいと思ってました。
ロープウェイができる前はこの桂小場からのルートがよく使われていたようです。

一昨年木曽駒〜将棋頭へ縦走した時は石碑は見たけれど深く知ろうとしないままでした。
当初は無雪期の縦走ルートで組込むつもりでしたが、ふとこの時期の桂小場からのルートは私でも行けるんだろうかと調べてみたら、、、いける、今だ！と思い、これが今季雪山の締めくくりとなりました。

樹林帯が長いので、せっかくなら稜線上でご来光を見たいと逆算したら、確実に見るため標準CTだと夜中0:30スタートになってしまった😱
道は単調な樹林帯なので、よし！今回は長時間ナイトハイクを課題にしよう！と未だかつて無い時間からになってしまいました😅

さすがに4時間半のナイトハイクは長かった。。。もうここまで長時間は無いかなーと思ってても、稜線出てあのご来光を見るとそれまでの疲れがぜーんぶ吹き飛んじゃうんですよね〜。

中央アルプスはまだ馴染みが薄いので、今度は無雪期で南部中心にテント泊で縦走したい！
と、山に行くたび計画が増えてしまうという幸せ者です☺️