オプタテシケ山



- GPS
- 10:46
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,505m
- 下り
- 1,505m
コースタイム
- 山行
- 10:30
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 10:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
後は工夫次第。もう少しで一つ先の土場まで融雪は進むかもしれませんが、枝が散乱してるかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三股橋取り付け部分崩落。 |
その他周辺情報 | くったり温泉 レイクイン(日帰り入浴 600円) |
写真
感想
所属山岳会は今年50周年の節目を迎える。
年次総会で十勝にまつわる50座プラスαをみんなで登ろうというプロジェクトが始まった。
この山行はその計画のスタートを切るスタートの一部となった。
新得忠別線からオプタテシケがモルゲンロートで薄桃色に青い空にそびえ立つのが見えた。
美しい。だけどこんなに斜度のある山だったけ?という斜面がやたらたっている錯覚も覚えた。
曙橋からトノカリ林道に入るが相変わらずこの道路の痛みは激しい。
乗せてもらったベゼルハイブリッドはスポーツマフラーの上にダウンサスのスポーツ仕様。
肩こりが治るぐらいの激しい振り子振動。もう一台は普通乗用車のシエンタでえぐれてできたボコをかわすのに忙しい。
現時点では北電取水口までで、そこに除雪による壁が弱弱しくある。帰りには更に小さくなっていた。
十勝岳新得コースの登山口をもつこの道路はSUVが最低条件に思えてくる。
道路に張り付いた雪はところどころに折れた枝に覆われている。行きは朝の日であまり気にならなかったが帰りはうんざりする長い林道歩きで、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。枝が汚らしく見えた。
三又橋は取り付けが流されて細いスノーブリッジが頼り。ただ、融けきっても板を外せば、なんとかなるでしょう。
アメダス(正確には開発局の雨量観測ポイント)の土場では正面にきれいなオプタテシケが見えてテンションマックス。ただ、スロープの南側に黒い部分が広がっているのも明瞭に見えるようになった。
樹林帯を登って行き雪田を過ぎて登りに入るのだが、しょっぱなからシールの効かない雪質(斜面が風で洗われたか)で、早々にアイゼンに切り替える。(新人さんもいるし)
板が雪面に刺さらず、灌木にスキーを括り付けバックアップとした。
果敢にシールで斜面に挑戦する強者もいたが、やはり途中で断念してシートラやアイゼンピッケルに切り替える。
通常なら滑りも楽しい広大なスロープをアイゼンで登る切なさや。
パーティの中の一人の友人が積極的に前に出てトレースを刻んでくれた。
かつてないぐらいの白い360度の眺望に新人さんも大感激。
この時期としては黒いところも目立つ気もしたのだが、今日の十勝岳の噴煙はひどいのか姿こそ美瑛岳に隠れて見えないが、十勝側のふもとまでかすむぐらいの噴煙がたなびいていた。
頂上で、50周年記念Tシャツをはおって記念撮影を撮る。持って写真を撮ってもOKとはなってるがやはりここは羽織ろうと強風に逆らってオバーヤッケの下にTシャツを着たのだが、春山とは言えやっぱり寒くって写真を撮っているうちにどんどんと表情がこわばってくる。冬はどうしよう。
行動停止予定時間も過ぎているし、頂上滞在は短い。
いつもなら滑り降りる長大スロープをアイゼンで歩き降りる。
新人さんに滑落停止を見せようとわざとらしく滑落したふりをしたら、ザクザクの雪で全く滑らず単なるホアな先輩になってしまった。
なかなか出てこないスキー板を探しながら歩いていき、スキーが現れたときには少しほっとした。
NTNのリンクスは剛性が高いのでテールがザラメでずらせず、滑りがキレキレになっちゃうので戸惑う。足がパンパンになって、めんどくさくなってウエーデルンであとは滑っていた。
なんか私にはよく分からないルートを先行者に従って滑っていくとアメダスの下の道路でルートに乗る。
後はしんどい林道歩きで楽しいとかの話ではない。じっと我慢の子だ。
取水口の建物が見えた時にはいい加減うんざりしていた。
風は強かったが、かつてない眺望に恵まれた。
新人さん同行で少し緊張したが彼女も喜んでくれたし良かったです。
登り6時間半。下り3時間。
計画より30分ずつ余計に掛かったが新人さんもいる中ではそんなものかな?
来週あたりも、部分的には黒い部分は広がっていくだろうが雪はたっぷりだと思います。
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