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Yamareco

記録ID: 3100473
全員に公開
ハイキング
近畿

ブナの新緑とキレイな花々、そして藪こぎと崖っぷち。いろいろあった武奈ヶ嶽と三重嶽。

2021年04月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:28
距離
16.8km
登り
1,255m
下り
1,250m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:24
休憩
0:05
合計
5:29
距離 16.8km 登り 1,257m 下り 1,257m
6:18
33
石田川ダム
6:51
40
P478
7:31
23
武奈ヶ嶽・三重嶽分岐
7:54
7:55
17
8:12
14
武奈ヶ嶽・三重嶽分岐
8:26
21
P674
8:47
8:51
46
水谷分かれ
9:37
30
10:07
27
P801
10:34
73
P686
11:47
石田川ダム
天候 くもりときどき晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北陸自動車道木之本ICから国道303号線で小浜市方面へ。福井県との県境近くの水坂トンネルの手前を側道に入り、石田川に沿って北へ向かうと石田川ダムです。
ダムサイトに観光客用の駐車場があります。駐車場横にトイレがありますが、ちょっとビミョーな雰囲気。自分的には緊急時以外は使用したくないかな。だって汚いんだもん。ということで、道の駅「若狭熊川宿」を利用することを強くオススメします。
 林道入口に登山届の提出BOXがありますが、書き込むべき用紙は見当たらず・・・。
コース状況/
危険箇所等
○石田川ダム〜P478〜武奈ヶ嶽
 当初歩こうと思っていた赤谷西峰までの道は倒木により通行止めとのこと。で、一本北側のP478経由の道を選択。出だしは九十九折の道ですが、後半はきつすぎず、緩すぎずの歩きやすい道。中央分水嶺手前までスギやヒノキの人工林が続きます。

○武奈ヶ嶽〜三重嶽
 中央分水嶺の道でとっても快適。ところどころ見晴らしのいいところもあり。全体的にブナが多く、とにかく歩いていて気持ちがいいのなんのって。

○三重嶽〜P807〜P686〜石田川ダム
 今回はまってしまったルート。はじめは三重嶽からP844の尾根で下るつもりだったけど、何か近道っぽいP807経由のルートを選択。基本尾根芯を外さなければ大丈夫ですが、標高700メートル付近は石楠花やユズリハなどの潅木が多く藪こぎです。
そして最後の林道への取り付きが不明。滝側に下りたら滝の上部でジ・エンド。登り返して何とか林道側に下りられました。林道に設置されていた「三重嶽→」の標識が何とも憎たらしく思えてきました。
石田川ダム。水はすっからかんでした。どういうこと?って感じです。
2021年04月24日 06:19撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9
4/24 6:19
石田川ダム。水はすっからかんでした。どういうこと?って感じです。
ダムの管理事務所の横がリ林道の起点。
キチンとチェーンはしてあるけど、支柱の横からバイク、軽自動車なら入れそうだし、轍もありました。これじゃダメじゃん。
2021年04月24日 06:22撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2
4/24 6:22
ダムの管理事務所の横がリ林道の起点。
キチンとチェーンはしてあるけど、支柱の横からバイク、軽自動車なら入れそうだし、轍もありました。これじゃダメじゃん。
赤谷西峰へ続く道は、倒木により通行止めとのことだったので、一つ北側の尾根道で武奈ヶ嶽へ向かうことにしました。
2021年04月24日 06:30撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2
4/24 6:30
赤谷西峰へ続く道は、倒木により通行止めとのことだったので、一つ北側の尾根道で武奈ヶ嶽へ向かうことにしました。
出だしはこんなスギ人工林の中の九十九折の道。
2021年04月24日 06:44撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2
4/24 6:44
出だしはこんなスギ人工林の中の九十九折の道。
スギに混じって、たまに大きなブナの木も。
思わずお〜っと声を上げてしまう・・・。
2021年04月24日 06:45撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
6
4/24 6:45
スギに混じって、たまに大きなブナの木も。
思わずお〜っと声を上げてしまう・・・。
P478。何も特筆すべきところがない、フツーのところでした。
2021年04月24日 06:51撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2
4/24 6:51
P478。何も特筆すべきところがない、フツーのところでした。
単調で色の変化が乏しい人工林だけど、タムシバが咲いていたり・・・
2021年04月24日 07:04撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
5
4/24 7:04
単調で色の変化が乏しい人工林だけど、タムシバが咲いていたり・・・
イワウチワが咲いていて心が和みます。
2021年04月24日 07:05撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
8
4/24 7:05
イワウチワが咲いていて心が和みます。
木々の向こうに三重嶽。遥か彼方って感じです。
2021年04月24日 07:13撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2
4/24 7:13
木々の向こうに三重嶽。遥か彼方って感じです。
モノトーンの人工林から、明るいところに出たと思ったら、そこが中央分水嶺でした。ちょうどいい感じに日差しもあって、爽やかな空間でした。
2021年04月24日 07:31撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
3
4/24 7:31
モノトーンの人工林から、明るいところに出たと思ったら、そこが中央分水嶺でした。ちょうどいい感じに日差しもあって、爽やかな空間でした。
中央分水嶺はブナの道。さしずめブナ街道ってところかな。
2021年04月24日 07:32撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
6
4/24 7:32
中央分水嶺はブナの道。さしずめブナ街道ってところかな。
好きなように、自由奔放に育ったブナの木。真っ直ぐ生長しようっていう気はないんかな?
2021年04月24日 07:33撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10
4/24 7:33
好きなように、自由奔放に育ったブナの木。真っ直ぐ生長しようっていう気はないんかな?
「中央分水嶺高島トレイル」の黄色いテープが道案内してくれます。見つけやすく、それでいてピンクテープほどケバケバしくないです。
2021年04月24日 07:47撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2
4/24 7:47
「中央分水嶺高島トレイル」の黄色いテープが道案内してくれます。見つけやすく、それでいてピンクテープほどケバケバしくないです。
武奈ヶ嶽の手前からは若狭湾や小浜市街を一望です。
海が見えるとテンションが上がるね。
2021年04月24日 07:49撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
6
4/24 7:49
武奈ヶ嶽の手前からは若狭湾や小浜市街を一望です。
海が見えるとテンションが上がるね。
武奈ヶ嶽到着です。まずまずの眺めのところでした。
2021年04月24日 07:51撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/24 7:51
武奈ヶ嶽到着です。まずまずの眺めのところでした。
三角点は山頂の標識から10メートルほど南へ進んだところにありました。
2021年04月24日 07:54撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
5
4/24 7:54
三角点は山頂の標識から10メートルほど南へ進んだところにありました。
武奈ヶ嶽からは三重嶽や三十三間山を一望です。
武奈ヶ嶽から三重嶽まで約5キロ。まだまだ頑張らないといかんね。
2021年04月24日 07:58撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
3
4/24 7:58
武奈ヶ嶽からは三重嶽や三十三間山を一望です。
武奈ヶ嶽から三重嶽まで約5キロ。まだまだ頑張らないといかんね。
山肌の木々もだいぶ芽吹いてきた感じ。淡い緑色がきれい。
2021年04月24日 08:10撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2
4/24 8:10
山肌の木々もだいぶ芽吹いてきた感じ。淡い緑色がきれい。
延々とブナの森が続く・・・。これでもかっていうくらいブナを見たかな。でもちっとも飽きが来ないのが不思議です。
2021年04月24日 08:12撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/24 8:12
延々とブナの森が続く・・・。これでもかっていうくらいブナを見たかな。でもちっとも飽きが来ないのが不思議です。
P674。広々としていて、そして三重嶽の眺めもよろしいところ。
水があればテント張っても良さげなところでした。
2021年04月24日 08:26撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
4
4/24 8:26
P674。広々としていて、そして三重嶽の眺めもよろしいところ。
水があればテント張っても良さげなところでした。
新緑の淡い緑色と、スギの濃い緑色のコントラスト。
普段何とも思わないスギやヒノキも、こうやって見ると存在感があります。
2021年04月24日 08:37撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/24 8:37
新緑の淡い緑色と、スギの濃い緑色のコントラスト。
普段何とも思わないスギやヒノキも、こうやって見ると存在感があります。
武奈ヶ嶽方面を振り返り。
2021年04月24日 08:42撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
5
4/24 8:42
武奈ヶ嶽方面を振り返り。
水谷分かれ付近ではカタクリが咲いてました。
2021年04月24日 08:55撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/24 8:55
水谷分かれ付近ではカタクリが咲いてました。
池というか沼というかはわからないけど、水たまりを発見。
稜線の貴重な水場。動物が水を求めて来るだんろうか・・・。
2021年04月24日 09:03撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
5
4/24 9:03
池というか沼というかはわからないけど、水たまりを発見。
稜線の貴重な水場。動物が水を求めて来るだんろうか・・・。
非行を繰り返して育っているブナの木。更生してください。
2021年04月24日 09:17撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9
4/24 9:17
非行を繰り返して育っているブナの木。更生してください。
あたり一面ブナの木だらけ。
2021年04月24日 09:28撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
4
4/24 9:28
あたり一面ブナの木だらけ。
ほぼ予定通りの時間に三重嶽に到着なり。
広々とした空間なんだけど、眺望は今ひとつ。
当初はP844を通過するコースで下山する予定だったけど、単に近そうというだけど、P807を通るコースで下山することに。
この時はまだエライ目に遭うなんてこれっぽちも思わなかった。
2021年04月24日 09:30撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/24 9:30
ほぼ予定通りの時間に三重嶽に到着なり。
広々とした空間なんだけど、眺望は今ひとつ。
当初はP844を通過するコースで下山する予定だったけど、単に近そうというだけど、P807を通るコースで下山することに。
この時はまだエライ目に遭うなんてこれっぽちも思わなかった。
尾根道からは武奈ヶ嶽がよく見えます。この時の気分はまだルンルン♪♪
2021年04月24日 09:48撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
5
4/24 9:48
尾根道からは武奈ヶ嶽がよく見えます。この時の気分はまだルンルン♪♪
やや潅木がうるさかったりしましたが、あちらこちらに立派なブナの木があって気分は上々。
2021年04月24日 10:00撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/24 10:00
やや潅木がうるさかったりしましたが、あちらこちらに立派なブナの木があって気分は上々。
おっと、石楠花が満開じゃん!
2021年04月24日 10:06撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/24 10:06
おっと、石楠花が満開じゃん!
花が咲き乱れてるのでまだ許せるけど、枝や幹が足に絡まって歩きにくいのなんのって。
2021年04月24日 10:07撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/24 10:07
花が咲き乱れてるのでまだ許せるけど、枝や幹が足に絡まって歩きにくいのなんのって。
新緑のブナの木と、ピンク色の石楠花。いいね〜。
この時はまだ余裕がありました。
2021年04月24日 10:09撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/24 10:09
新緑のブナの木と、ピンク色の石楠花。いいね〜。
この時はまだ余裕がありました。
石楠花を突破したと思ったら、今度はユズリハが行く手をさえぎります。
2021年04月24日 10:18撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
4
4/24 10:18
石楠花を突破したと思ったら、今度はユズリハが行く手をさえぎります。
P686を過ぎ、人工林の中に入ると急に歩きやすくなって、イワカガミを写す余裕も出てきました。
2021年04月24日 10:47撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4/24 10:47
P686を過ぎ、人工林の中に入ると急に歩きやすくなって、イワカガミを写す余裕も出てきました。
残り50メートルあたりでルートをロスト。何とか「武奈ヶ嶽→」の標柱のところに下りてこられました。やれやれ・・・。
2021年04月24日 11:22撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
3
4/24 11:22
残り50メートルあたりでルートをロスト。何とか「武奈ヶ嶽→」の標柱のところに下りてこられました。やれやれ・・・。
三重嶽と石田川そして新緑。いろいろあったけど、無事で何より。
2021年04月24日 11:31撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
6
4/24 11:31
三重嶽と石田川そして新緑。いろいろあったけど、無事で何より。
撮影機器:

感想

まずまずの空模様だったので、石田川ダムから武奈ヶ嶽、三重嶽を周回してきました。何の問題もなく、周回できるはずだったんだけど、結果的には大変な目に遭ってしまいました。やっぱり、歩くコースはきちんと下調べして、うかつに計画していないコースは歩くべきじゃないと反省です。一瞬、「滑落」の2文字が頭をよぎりましたが、無事に下山できて何より。やっぱり登山は安全が第一。怪我なく無事に家に帰ることが一番ですね。
それでも今日は、ブナなどの新緑、きれいな花々を楽しむことができ、登山としては満足です。満開の石楠花に出会えたのはコース取りをミスった唯一の成果でしょうか。出会った人もほとんどいなく、コロナの心配することなく静かな山歩きを楽しむことができました。

山で出会った人:1人(中央分水嶺で)

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