バイカオウレンを求めて…酉谷山〜熊倉山

2021年04月24日(土) [日帰り]

• GPS: 09:55
• 距離: 20.3km
• 登り: 1,705m
• 下り: 2,007m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:26
• 休憩: 1:30
• 合計: 9:56

7:52 東日原バス停
7:56 7:57 中日原バス停
8:05 8:05 観光用公衆トイレ
8:15 8:32 一石山神社
9:09 9:09 一石山
9:24 9:25 ウッドサークル（ミズナラの巨木）
9:29 9:30 人形山
9:53 9:53 金袋山
10:16 10:16 篶坂ノ丸
10:48 10:57 ウトウの頭
11:07 11:20 大京谷ノクビレ
11:31 11:31 大京谷ノ峰
11:48 11:49 カラ滝ノ頭
12:27 12:28 行福のタオ
12:51 13:00 酉谷山
13:35 13:44 小黒
14:08 14:08 東谷演習林分岐
14:20 14:21 1452ｍピーク点
14:42 14:53 檜岳
15:10 15:26 シラカケ岩
15:34 15:34 蝉笹山
15:54 15:54 熊倉山
17:10 17:10 城山コース登山口
17:48 白久駅

天候

概ね穏やかな晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

3月のダイヤ改正に注意
自分はここ数年変化がなかったので安心してたらとんでもないことになった

コース状況／危険箇所等

＜タワ尾根＞
一石山への尾根に乗る手前は少し注意が必要
ウトウノ頭から先、大京ノクビレあたりは要ルーファイのスキル
だが、この手の山歩きに慣れていれば概ね大丈夫
ヤバイと思ったら戻れば良い
全体的にはどっしりとした大きな尾根で、明るく歩きやすい

＜酉谷山〜熊倉山＞
酉谷山から大血峠への下り斜面でバイカオウレンがたくさん咲いていた
小黒から先は、やはり分かりにくい
自分は10回近く歩いてるが毎回右往左往…
変だと思ったら戻って地形見てコンパス出すなり地形図出すなりすれば解決
注意すればトレースや案内テープあり
檜岳から少し熊倉山方面に行ったあたりで、アカヤシオが素晴らしかった
ただしこの辺りは若干の痩せ尾根や岩場で歩行注意

以外はエアリア実線ルートなので割愛
それなりに歩行に注意を払うべき箇所はあり

写真

味のある奥多摩駅駅舎
都内で1番標高の高い所にある駅だそう…

奥多摩稲村岩

4/24 8:22

一石山神社へ無事を祈願
この右脇から入山

4/24 9:03

岩場のある、少し厳しい急坂

4/24 9:06

程なく尾根に乗る
降りで使用の場合は歩行注意
谷が深い、奥多摩ならではの地形

4/24 9:08

程なく一石山
しばらくは穏やかな尾根歩き

4/24 9:40

標高1200mあたりではミツバツツジがちらほら

4/24 9:50

金袋山
個性豊かな山名標が楽しいタワ尾根

4/24 9:57

振り向けば鷹巣山
見守っているかのよう…

4/24 9:59

眺めがいいので、しばし腰を下ろしてエネルギー補充
本日は行程がタイトなのでこんなスタイル
ササっと食べて次へ行く

4/24 10:15

少しづつ高度を上げていく
これもよく出来ているなぁと感心

4/24 10:21

山桜
背景の空がもう少し青いと良いのに…
少し雲がかかってきた

4/24 10:33

ウトウノ頭直下のアセビが生い茂るちょっと急な坂を地味に汗を流しながら登る

4/24 10:47

程なくウトウの頭
お馴染みの鳥の看板

4/24 10:49

ウトウノ頭の三等三角点

4/24 10:54

ウトウノ頭からは岩場の道

4/24 11:09

岩場を巻く道は既に分かっているが、尾根通しで歩けないかちょこっと散策…そして行き詰まった
時間のロス…しかし確かめないと気が済まない（←バカ）

4/24 11:10

大人しく巻いている最中
どう考えても行けない岩場を見やる

4/24 11:11

正しいトレースは明瞭

4/24 11:12

岩場の眺めはおっかないけれども嫌いではない（←バカ）

4/24 11:15

大京谷のクビレ　巻いた岩場を振り返る

4/24 11:18

大京のクビレから南西の眺め

4/24 11:18

そして、北西の眺め

4/24 11:28

モノレールと合流

4/24 11:45

平和な道

4/24 11:57

長沢背稜合流

4/24 12:01

長沢背稜の歩きやすいトレイルを東方向へ
途中大岳山が見えた

4/24 12:08

ここは見た目ほど通過にイヤラしくはなかった

4/24 12:21

酉谷山が見えてきた

4/24 12:22

左手に秩父の街並みと両神山が見えた

4/24 12:38

ここは大黒尾根降り取り付き
この先は今は立ち入り禁止の東大演習林

4/24 12:49

程なく酉谷山
本日の最高峰
東京都最北端に位置する山

4/24 12:50

山頂から、奥多摩だなぁ〜と毎回感じる大岳山の眺め

4/24 12:51

酉谷山の二等三角点

4/24 12:55

よく見ると遥か向こうの山並み…
あれは丹沢山塊だ‼️
左から大山、丹沢三峰、丹沢山、蛭が岳、檜洞丸、大室山のシルエットがくっきりと

4/24 13:00

酉谷山から北へ進む
ガラッと変わる雰囲気

4/24 13:03

ああ…会えましたね…

4/24 13:04

今回の山行はこの子たちに会う事

4/24 13:06

健気な姿

4/24 13:09

とても可愛らしい…

4/24 13:15

華麗で、そして健気な感じ…

4/24 13:18

東京都側から埼玉県側へ…
整備されたエリアから荒々しいが、自然の厳しい様がそのまま残されたエリアへ歩を進めるトキメキ感を楽しむ

4/24 13:28

小黒直下のアセビの中のキツイ坂を登る

4/24 13:31

程なく小黒
ここからみる酉谷山は黒く見える
埼玉側からの名称は大黒、なるほど…

4/24 13:32

だいぶ小さくなった小黒の主

4/24 13:37

その先の苔の素晴らしい二重稜線の窪地を散策

4/24 13:41

そして、見つけました

4/24 13:42

バイカオウレン…
実はとても小さい

4/24 14:22

熊倉尾根を右往左往しながらも無事に北上
ここはP1452あたり
だだっ広い

4/24 14:32

熊倉尾根の穏やかな尾根歩きをしばし進む
檜岳直下のここからがまた体力勝負
いつものこいつでエネルギーチャージ💪

4/24 14:51

ヒ〜コラ登って…
本日はマジック持参
ビギさん、これでよろしいでしょうか？
檜の字の日の部分が目になってしまった！

4/24 15:02

程なく進むと素晴らしい世界が…

4/24 15:03

そして、シラカケ岩が見えてきた

4/24 15:04

時間が気になってきたが、なかなか歩が進まないほどの美しさ

4/24 15:09

シラカケ岩基部
弱点を探したが見つからなかった

4/24 15:11

程なくシラカケ岩
味のあるマタタビさんの山名標

4/24 15:13

シラカケ岩のアカヤシオと…

4/24 15:14

長沢背稜、あの向こうから越えてきた
山肌がピンクに染まっている

4/24 15:21

アカヤシオアップ

4/24 15:28

両神山が見える

4/24 15:32

まだまだ続くピンクロード

4/24 15:35

蝉笹山
こちらの山名標の文字はまだしっかりしている

4/24 15:53

程なく熊倉山の祠
ご挨拶

4/24 15:55

サビサビのオドロオドロしい馴染みの山名標
少し前まですぐお隣の木に設置されていた、ユニークな新人君山名標は無くなっていた…
とてもよく出来ていて面白かったので残念…
糸で括り付けられていただけだったので、安定していなくて何処かに飛ばされてしまったのだろうか…

4/24 16:20

小幡尾根（城山コース）で下山
アカヤシオがまだ楽しめた

4/24 16:41

ここから長い九十九折の道、64折
すごくつまらないが、数を数えながら行くと耐えられる

4/24 16:48

夕日に照らされて新緑が綺麗
ここはまだ18折あたり
この少し下は植林帯で、要忍耐

4/24 17:07

無事つまらない九十九折を終えて、登山口があと少しという所
ここからの眺めはいつ見ても好きだ

4/24 17:09

無事下山
下山口から白久駅まで3.5km
白久駅初の電車は18:02
小走りに行く

4/24 17:48

思ったより早く着いた
楽しい１日だった

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

machagon

バイカオウレンが見たい
ご無沙汰だった花を求めて…
そんな山歩きを計画した
でも、欲張りな自分は、それプラスをしてしまう
今回もそんな感じで望んだ
しかし、まさかのリサーチ不足によるアクシデント
ここ5年、奥多摩日原に入り込めていたであろう時刻が、まさかの今年のダイヤ改正で予定の1時間遅れからのスタートを余儀なくされてしまった
ザイルまで仕込んでいたのに…
車内でしばし思案…
無理に強行してもロクな事にはならない、これは何かの警告かもしれない
今日は純粋に山を楽しむ行程にしよう
新緑が楽しめる雄大な尾根を行こう
そうだタワ尾根
それでもロングには変わりなく、遅くの入山による懸念も拭えなくもないが、歩行歴あるルートなので、何とかなるだろうと判断
穏やかな春の陽気の中、歩を進めた
やっぱりちょいと欲張り、偵察も兼ねて…
そして、酉谷山から先は、やはり花が美しくて歩が進まない…
十分楽しめた
遊びすぎたので、後半やはりタイトな感じではあったが、気を緩める事なく無事下山
予定の行程は先送りとなってしまったが、満足して帰路につくことができた
今日も全てに感謝