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記録ID: 31147
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳

2008年08月15日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:05
距離
13.1km
登り
1,716m
下り
1,711m

コースタイム

5:05猿倉登山口-5:55白馬尻小屋-7:50岩室跡-8:35白馬岳頂上宿舎-9:05白馬岳山頂(休憩10分)-9:15下山開始-12:10猿倉登山口
天候 曇り(山頂部小雨)
過去天気図(気象庁) 2008年08月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
 今回の遠征は、8/13鹿島槍ヶ岳、8/14雨飾山、8/15白馬岳、8/16五竜岳の4山を巡る夏休み後立山シリーズである。
 3日目は白馬岳

 お勧めの車中泊スペース「サンサンパーク白馬」(昨日の雨飾山参照:http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-30901.html
で車中泊後、登山口の猿倉駐車場に早朝到着。

 大雪渓は早朝は表面が凍っているが、トレース沿いには滑り止めの砂が撒かれており、ステップ跡も多いためこの時期アイゼンは不要であった。むしろ下山時の方がトレース沿いがシャーベット状に溶けてズルズルと滑りやすい。しかし、これも慣れてくるとハイスピードで下れるので楽しい。

 葱平近くでは、杓子岳方面から常にガラガラと落石しているのが見えた。また、下山時、白馬方面からの沢を橋で渡る部分でも小石が崩れる音が頻繁に聞こえた。この山行の数日前に大岩の落石で一人死亡しているのを聞いていたため危険地帯は素早く通り抜けることに気を付けたが、多くの登山者が落石地帯で休憩を取っていた。呑気なものである。
 なお、この数日後に大規模な土砂崩れで複数人が死亡し、大雪渓ルートはしばらく閉鎖となった。

 下山後はガーデンの湯に入浴したが、こちらも駐車場は大混雑であった。
早朝の猿倉荘。駐車場はこの少し下にある。出発時駐車場は6割程度、下山時はほぼ満車であった。暗く見えるが相当明るくライトは不要。
早朝の猿倉荘。駐車場はこの少し下にある。出発時駐車場は6割程度、下山時はほぼ満車であった。暗く見えるが相当明るくライトは不要。
白馬尻小屋。生ビールの看板がそそる。車でなければ帰りに一杯やりたいところ。幕営地はこの右側にある。水場は小屋手前のトイレの前の水道。
白馬尻小屋。生ビールの看板がそそる。車でなければ帰りに一杯やりたいところ。幕営地はこの右側にある。水場は小屋手前のトイレの前の水道。
大雪渓。途中で犬を連れた登山者と一緒になり、白馬尻小屋手前から岩室跡あたりまで数回雑談をしながら抜きつ抜かれつする。その後山頂でも下山路でも見かけなかったので、テン場で幕営したのだと思う。犬が一緒では小屋泊まりはできないと思うので。
大雪渓。途中で犬を連れた登山者と一緒になり、白馬尻小屋手前から岩室跡あたりまで数回雑談をしながら抜きつ抜かれつする。その後山頂でも下山路でも見かけなかったので、テン場で幕営したのだと思う。犬が一緒では小屋泊まりはできないと思うので。
葱平近くのガレた沢。下山時この近辺で落石音を多く聞く。大石が不安定に沢の急斜面に重なる。正確な場所は判らないが、数日後の大規模土砂崩れはこの近辺とのこと。これより上部はガスの中に入る。
葱平近くのガレた沢。下山時この近辺で落石音を多く聞く。大石が不安定に沢の急斜面に重なる。正確な場所は判らないが、数日後の大規模土砂崩れはこの近辺とのこと。これより上部はガスの中に入る。
岩室跡。避難小屋跡であろうか。この近辺に花畑があるらしいがガスで良く判らない。
岩室跡。避難小屋跡であろうか。この近辺に花畑があるらしいがガスで良く判らない。
大岩の下部にある水場。冷たくて美味しい。
大岩の下部にある水場。冷たくて美味しい。
白馬岳頂上宿舎。大規模な山小屋。郵便局もあるらしい。白馬の小屋はサービス日本一と聞くが、団体さんと一緒では地獄なので一生泊まることはないだろう。
白馬岳頂上宿舎。大規模な山小屋。郵便局もあるらしい。白馬の小屋はサービス日本一と聞くが、団体さんと一緒では地獄なので一生泊まることはないだろう。
白馬山荘。小屋の前の広場で学生達が変な歌を大声で合唱していた。何かの儀式か?
白馬山荘。小屋の前の広場で学生達が変な歌を大声で合唱していた。何かの儀式か?
白馬岳山頂。ガスで視界無し。小雨も降っている。写真を数枚撮って、行動食を少し食べたら直ちに下山開始した。腰に下げていたデジカメ(FinepixZ5)は雨に濡れ、後で気づいたが、デジカメのレンズが結露してどの写真もNGであった。また、下山途中にショート?で電源が入らなくなった。帰宅後、防水のμ1030SWに買い換えた。
白馬岳山頂。ガスで視界無し。小雨も降っている。写真を数枚撮って、行動食を少し食べたら直ちに下山開始した。腰に下げていたデジカメ(FinepixZ5)は雨に濡れ、後で気づいたが、デジカメのレンズが結露してどの写真もNGであった。また、下山途中にショート?で電源が入らなくなった。帰宅後、防水のμ1030SWに買い換えた。

感想

 今回はアイゼンのテストとしてカジタの4本歯、6本歯の2種類に加えて、グリベルのスパイダーというスパイクを持参して早朝の雪渓の登降をしてみた。
 結論として、4本歯は、登りでは多少歩きやすくなる程度で、下りは斜面に平行に足を置くのが難しく、キックの方がまだ有効で、初心者には使い方が難しいと感じた。
 6本歯は4本歯に比べて段違いに歩きやすい。非常用としても(非常用だからこそ)6本歯の方が有利であると思う。
 また、スパイダーは凍結した部分で思いの外グリップが良く、これは冬季の林道歩きなどアイゼンを付けるのをためらう場面で利用価値があると思った。何より小型で軽量である。

下山後はガーデンの湯で入浴後、セブンイレブンで食料を買い込み、昨日と同じサンサンパーク白馬に車中泊へ向かった。

明日の五竜岳に続く
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-31174.html

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技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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