赤城山〈計画のスイッチ〉
- GPS
- 07:26
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,532m
- 下り
- 1,537m
コースタイム
07:59黒檜山08:05
10:42鈴ヶ岳10:58
11:57赤城山観光案内所12:03
12:33地蔵ヶ岳12:43
13:20長七郎山13:27
14:00ビジターセンター駐車場
天候 | 曇りのちほとんど雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
おおむね整備が行き届いておりあまり問題なし。出張峠〜大ダオ(鈴ヶ岳山頂への分岐点)のみ若干荒れている、ピンク及びブルーテープの確認要。 雨後・雨中の山行であったためよく滑った。 |
写真
感想
ヤマツツジのいい季節になりましたのでまだ登ったことのない赤城山へ行ってきました。
今回はトレーニングも兼ねて、赤城山塊の主峰を全山周回目指して歩くつもりです、できそうもないけどコースが豊富でエスケープも容易なのでチャレンジ精神旺盛でいきます!
到着したのが6時過ぎで既に主峰周回には遅い出だし、日差しがないのでやれるかも、という感じでスタート。
最初の駒ケ岳、地図で急登とありますがまあごくありふれた登りなのでサクサク登ります。でも気がついたら鉄階段やら出てきて稜線に出たときには汗だくで息も上がり、思い上がりにも程がありました。
曇天模様はもうお手の物なのでわずかながら展望のいい稜線歩きでは近景の見晴らしで感動し、山頂で雲海を見下ろしたあと、黒檜山へ一旦大きく下ります。
登り返しの道は隈笹が水分を蓄えた足濡らしの登り。所々に見られるヤマツツジだけを好材料に淡々と登ります。
ここで今日初めての登山者と出会い、「平日のまだ早い時間にもう下山か」と早立ちで負けた感をちょっぴり抱えつつ登りきると赤城山最高峰黒檜山です。
地形のなせる技なのか山頂はやや強めではあるが涼風が山肌を登り吹き抜け、ガス気味な展望でも清々しさは一人前です。
展望がイマイチなのも幸いしてか主峰周回に向けてそそくさと下山開始。大沼の展望が開けたあたりで中学生の100人単位の登山と出くわします。
百人相手に挨拶するのは結構大変で、しかもここでだいぶブレーキになり主峰周回はここでほぼ諦めました。最初のチャレンジ精神スイッチはオフになりました。いいんです、所詮計画が大雑把過ぎたので(´∀`*)
下り立った車道を薬師岳方面ではなく大沼湖畔へ進みます。計画もスイッチして「赤城山主峰、イイトコ取り登山」に変更です。で目指すは鈴ヶ岳。
さいたま市立少年自然の家から登山道が始まるがこの道はあまり歩かれていない様子。どんどん森が深くなり、どんどん下ります。踏み跡はありますし時々道標・看板の類も出てくるのですがようやく「鈴ヶ岳 1.5km」と書かれた道標が出てくるまで不安がてんこ盛りになり、やる気スイッチが切れかかっていました。
さて一安心、と思いきやここで雨。予報では曇り時々晴れだったはずなのに、途中ですれ違ったハイカーさんの数人も今日は曇で歩きやすそうだからと言っていたのに、とどめに私はミスター曇天模様なのに。。。
やや不明瞭な急登を登ってる最中に雨も止み、山頂への岩場を乗り越え鈴ヶ岳山頂へ到着。先客がいましたが写真を撮って食事に、と、あれ?また雨。。。
行動食の菓子パンを一個食べて下山。岩場の下りは雨で滑ることもありまともに正面から下りるだけでなく、それこそスイッチバック方式でヘンテコなステップのようにそれでも慎重に進みます。
嫌でも道中避けて通れない鍬柄山への登り返しの途中で見覚えのあるハイカーさんと出くわします。
「さっき会いましたよね?」と声をかけ、事実黒檜山手前で今日初めて会った人だった。と、いうことはこの人も逆回りで周回している?ん?会うところが随分と押され気味!(別に勝負してるわけではない)と、思わず「早いっすね〜!」と賞賛してしまいました。このあと彼のことを心中で勝手に「赤城の彗星」と名づけたことはここで初めて吐露することだ、ええ、別に彼は赤い服装でも、シャア専用ザックを背負ってたわけでもありませんがね(ΦωΦ)フフフ…
ようやく下まで下りると満開のツツジ畑がお出迎えしてくれ、「もうここで帰る」と思っていたのはまるでなかったことのようにお次は地蔵ヶ岳を目指します。
ここの登りは先ほどの赤城の彗星さんから「きついけど」と聞いていたがありがたいことに段差が無い。この間の笠取山山行で身につけた?「小刻みステップ」で淡々と登ていきます。余談ではありますがこの歩調で登ってる時にBGMは郷ひろみの「セクシー・ユー」であります。歌詞の「ジャマイカあたりのステップで」というところがこの歩調にマッチするので、いや、当然ジャマイカのステップではないと思うのですが・・・定かではないっす。
地蔵ヶ岳山頂では雨は止んでいたのだが今度は小学生の林間学校集団が。よく言えば賑やかで微笑ましい。しかし微笑ましい時間は私には無縁なので仕方なくここでも食事をとらず数分で下山。またもスイッチがオフになってしまいます(´・ω・`)
今度こそ帰ろうと思ったが、小沼まで来ても雨が降ることがなくよーしここが勝負どころ、と長七郎山へ向かう最後の悪あがきです。
道中は緩やかな登りで道幅も車が通れるほどのいわば散策路の様相。そして隈笹の茂る登山道になってひと登りした頃山頂、そして
雨
イイトコ取り周回の最後に小地蔵ヶ岳に登るつもりだった計画もスイッチ、「締めは覚満淵めぐり」。
覚満淵でも雨は止まず、傘を持ち散策する観光客に異形の汗みどろハイカーが急ぎ足で覚満淵を闊歩する、滑稽でしょ、どうせ。
駐車場に戻るとなんと3度目、「赤城の彗星」さんに出会います。お互いの登山経歴、というほどお互いの経歴は浅いのだが同じ形態で登山をした我々は同志のようにこの先の登山まで話が広がり。ジムで走り込んでるそうで鍛えてる輩はスピードが違うなと実感させられた彼、「赤城の彗星」さん、いずれどこかの山でまた。
モチベーションやら「計画のスイッチ」が余儀なくされた今回の赤城山だったがこれは天候が大きく関与していた。予報と違った実際の天気に振り回されたわけだ。
天気と俺、これは男女間で言うところの「性格の不一致」によるものかと。
山との相性は抜群!! でありたい。
さすがはMr.曇天!しかし、梅雨時期だから仕方のないことです。
ツツジに目がいきがちな赤城山で、アヤメを一輪見つけられるのは、同級生を持つ力でしょうか?
今度は、冬に赤城山共に行き、ヒップソリ天国を満喫しましょー。
と、その前に来週は八ヶ岳にお花を探しに行きましょう!
私も風邪をしっかりと治し、体調万全で望みますゼ。
お疲れ様でした!
雨女としては、読んでてしっくりきましたよ。あるある〜!といいながら読みました。
幼児用出口…。意味不明なところが、登高意欲をかきたてますね^_^
先月の妙義(ごく一部でしたが)に続き、赤城山を堪能してきました。天気は運ですからしゃーないです。
残すは榛名山、レコでチラッと触れましたが中学時代に林間学校でカッター訓練をしたのがこの麓の榛名湖。いろいろ連鎖反応が起きて榛名山にも近々行かなくてはならない宿命のように感じている次第です。
そして来週の八ツ。運とはいえ天気を祈るばかりです。
今週2発目も実は…
dakerekoさん、雨女だったんすか!?今日もしかして赤城周辺であばれてませんでしたか?迷惑です(笑)
よく考えれば昨日の仕事帰りの車中で何故か私のiPodに入っていた「雨の慕情」をなんとなく、それでいて大音声で歌ってしまった私の選曲センスが今日の流れを作ったのやもしれません
「あめあめ降れ降れもっと降れ、私のいい人連れてこい♪」って、いい人ってミスター曇天の私に対して雨雲だったんですね、納得。
幼児用出口、入口がどこにあったのかわかりませんが神隠しの防止策とかそう言う意味合いだと自分に言い聞かせて帰路につきました。
bo-tyu-zaiさん こんばんは。
さすがbo-tyu-zaiさんですね。普通に黒檜山、駒ケ岳周回の
コースでは無くアブノーマルなコース取り(笑)。
赤城山の主な火口壁をぐるっと回ったのですね。面白そう。
いつも何かひねりが入っていて「一本取られたっ」て感じ
です(返す技はありませんが)。
ツツジが綺麗ですね。アジサイもですがツツジも雨が似合う
と思います。次はどこでしょう?楽しみにしています。
yuzupapaさん、こんばんわ。
追っかけ第2弾、無事終了致しました。
本当はそのほか、陣笠山・薬師岳・出張山・見晴山・小地蔵岳も周りたかったのですが、所詮無理でした
下山してから赤城乳業のガリガリ君を食べてフィニッシュしたかったのですが、バカバカし過ぎてどうでも良くなってしまいました。
今度は一応八ヶ岳初挑戦です。事故・怪我のないように行ってきます
赤城山、ノーマルコースしか行ったことはないので地蔵岳の上りがどんなんだかわかりませんが、『セクシー・ユー』ですか?!
エイトビートで120テンポ、軽快ですネ
お山の天気には誰もが悩まされますよね。。、
逆に予報を外してくれるときもありますから
赤城山で快晴レコ、ってあまり見なくありません?
あ、たまにはお見かけしますがその時は、
「ナニー?晴れたぁ〜?ぐやじ〜 」
と 恨めしく思います。
bo-tyu-zai さんの仰るとおり、お山であれ人間であれ、『相性』が合う、波動が合う、わたしも大事にしたく思います。
miketamaさん、こんばんわ☆
つま先立てて山へ、モンローウォークしてゆく、わけもないbo-tyu-zaiデス
僕は世代ではないのに郷ひろみの歌を口ずさむ山行が多いようです。今回は「お嫁サンバ」と「よろしく哀愁」を断片的に歌っていました、理由はよくわかりません
山行で天気が悪い時こそ展望に期待ができない分、山や森の雰囲気を楽しむようになれますのでそれもいいもんです。大雨でなければ樹木が雨を遮ってくれ、あまり濡れませんし
山との相性はこちらが頻繁に山へ向かい合わせていく他ありません。
悪天候で山に行けないとその思いは募るばかり…
でも郷ひろみも歌ってます、「逢えない時間が愛育てるのさ」と。
これぞ「よろしく相性」、おあとがよろしいようで…
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する