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Yamareco

記録ID: 312006
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越

大菩薩嶺

2005年09月03日(土) [日帰り]
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GPS
03:30
距離
6.2km
登り
386m
下り
497m

コースタイム

日帰り
山行
2:50
休憩
0:40
合計
3:30
9:40
40
福ちゃん荘
10:20
10:35
40
山頂
11:15
11:25
25
大菩薩峠
11:50
12:05
65
福ちゃん荘
13:10
バス停
※JR塩山駅からタクシー利用
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2005年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
「福ちゃん荘」からスタート
「福ちゃん荘」からスタート
最初はカラマツ林を行きます
最初はカラマツ林を行きます
山頂です
「雷岩」から眼下に塩山市街地と右奥に「南アルプス」
「雷岩」から眼下に塩山市街地と右奥に「南アルプス」
快適な稜線歩き
「賽の河原」
稜線を振り返る
奥に「雲取山」
鞍部に「介山荘」と奥に「丹沢山」
鞍部に「介山荘」と奥に「丹沢山」
「中里介山文学碑」
「中里介山文学碑」
「介山荘」前でくつろぐ登山者
「介山荘」前でくつろぐ登山者
「大菩薩峠」

感想

 時間に制限があったため、中央線「甲斐塩山駅」からタクシーに乗り「福ちゃん荘」まで楽をしました。ここは平成14年に、皇太子様、雅子様が登山の際にお立ち寄りになられた山小屋です。おばちゃんから「花を見るんだったら、「唐松尾根コース」がお勧めだけど、かなりしんどいよ。」と言われましたが、秋の代表花であるマツムシソウが目当てだったので、迷わずこの直登コースにしました。
 登り始めて10分ぐらいした所で、突然、目の前に鹿が飛び出してきました。早く立ち去ればよいものを、ジッとこちらを見て動きません。おとなしい鹿ですが、図体が大きく結構不気味でした。
 マツムシソウは期待どおりに登山道のあちらこちらに咲いていました。おばちゃんが言うほどの傾斜もなく、楽に尾根分岐に至り、そこから山頂まではすぐだったのですが、山頂は周囲を樹木で覆われ、視界のないピークでした。
 今日は、稜線闊歩を楽しみながら、登山口バス停まで歩く予定。「雷岩」でおばさんから写真を撮ってもらい、快敵な峰歩きをスタートしました。夏山にしては周囲の山並みもはっきりしていて退屈しません。後方に南アルプスの大屏風、右手に富士の裾野、左手に東京都最高峰の「雲取山」、「丹沢山」などの奥秩父の山々が幾重にも連なっていました。
 急登を避けて逆コースから上がってくる人が断然多いので、時々道を譲りますが、みな涼風に浸りながらノンビリとしたものです。ここはそういう遊び方が似合っています。
 「賽ノ河原」を過ぎて、「中里介山文学碑」からは「介山荘」のある「大菩薩峠」はもうすぐ。登山道脇を埋め尽くす母子草にカメラを向けながら「介山荘」に下りました。
 「福ちゃん荘」までは25分で下り、おでん定食を食べました。山に来るとおでんがことのほか旨いから不思議です。大抵の山小屋にあります。
 13時20分発のバスに乗らなければならない私に、「バス停までは速い人で1時間20分はかかるよ。」とプレッシャーをかけてきたので、「ヤバイかも」と急ぎ下山しました。道中はずっと見事なブナ林で、「ここはアマゾンか?」と思うような無気味な花があったりして、なかなか楽しいものでした。また、キノコ類がとても多く、早くもブナシメジがいっぱいあって、持ち帰れない悔しさに思わず地団駄を踏んでしまいました。
 バス停には予定より早く到着。急に高度を下げたため、いつの間にかとても暑くなっていました。個人的にはとても感じいった山で、稜線歩きがとても楽しく、「登る」というよりは「遊ぶ」とういった方が似合います。名山多い甲斐の国にあって、決して派手さはありませんが、いぶし銀の存在としてキラリと光る良い山です。

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