黒川鶏冠山と大菩薩嶺

2021年04月30日(金) [日帰り]

• GPS: 10:49
• 距離: 29.1km
• 登り: 1,894m
• 下り: 1,898m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:05
• 休憩: 0:44
• 合計: 10:49

5:56 三条新橋
7:41 7:41 黒川金山跡
8:03 8:04 ノゾキノタワ
8:15 8:15 寺屋敷尾根
8:26 8:26 立岩沢(赤破線分岐)
8:55 8:56 黒川鶏冠山の三角点
8:59 9:02 鶏冠山
9:08 9:10 黒川鶏冠山の三角点
9:13 9:20 黒川鶏冠山
9:22 9:24 黒川鶏冠山の三角点
9:40 9:41 横手山峠
10:07 10:07 六本木峠
10:44 10:44 天庭峠
11:08 11:28 寺尾峠
11:32 11:32 三等三角点木戸岩
11:47 11:47 丸川峠
12:58 12:58 大菩薩嶺
13:07 13:11 雷岩
13:19 13:19 大菩薩嶺
14:15 14:15 丸川峠
14:42 14:44 泉水十文字
16:19 16:20 小室川下降点
16:44 16:44 三条新橋
16:45 ゴール地点

天候

快晴、強風、でも春霞

アクセス

利用交通機関：

自家用車

411号線、尾崎行雄記念碑前に駐車

コース状況／危険箇所等

- 駐車場は国道411号線の尾崎行雄碑の前に5台、泉水横手山林道を入ったゲート前にも数台駐車可能。ゲート前の駐車場の向かいの古い林道に入って行く。
- 林道から黒川金山経由鶏冠山の道は、何か所か支障点があるが、道自体は明瞭な経路。ただし、殆ど道標やテープは無いので、ルート確認しながら行く事。登り始めの古い林道、黒川の上流等に崩れた箇所があるので注意して進む。かつての経路なので、急斜等は無く歩きやすい勾配。黒川金山への周回路はロープで通行止めになっていた。
- 鶏冠山、黒川山、見晴台、三つのピークの呼称が入り乱れていて、どれがどのピークの名前なのかわからない。山梨百名山の標は、北東に突き出た岩山の少し先を下りた所にあるらしいが、見つけれなかった。
- 鶏冠山から大菩薩嶺までは、明瞭でなだらかな道が続く。苔むした原生林で、いかにも奥秩父の山といった雰囲気。大菩薩への最後の登り以外、ずっとなだらかな散歩道。丸川峠まで誰にも会わなかった。
- 丸川峠から泉水横手山林道に下りる道は相当荒廃している。ヤマレコでも殆ど記録が挙がっていない。丸川峠から少し下り、沢を渡った所で、地図やルート図にある牛首谷の沢沿いの道は崩れて不明になっている。一方、沢を横切って泉水十文字に行く道は明瞭な経路なので、そちらに従った。泉水十文字で左に下りる経路を取ったが、この経路も良く手入れされ、問題なく牛首谷に下りれた。おそらくこちらの経路が今はメインと思われる。牛首谷沿いは凄まじい流木や土砂でかなり荒れていて、林道に出合うまで何度か渡渉した。
- 泉水横手山林道は延々と長いが、上半分は素晴らしい渓谷美。いくつもの滝を望み、ここだけを歩いても楽しそうだった。

その他周辺情報

丹波山の道の駅、温泉は、今はコロナの影響で休館中。

写真

4/30 5:56

国道沿いにある尾崎行雄の碑。奥多摩の水源の自然を守った旧東京市長なのだそうです。

4/30 6:24

黒川沿いの経路は所々崩れていますが、滝が綺麗でした。

4/30 7:06

やがて眼にも眩しい新緑の尾根になります。とても気持ちの良い道です。

4/30 9:02

これが鶏冠山のピーク。木が生えていて展望も無いです。実はこの先に神社と山頂標が有ったと後で知りました。悔しい。

4/30 9:16

こちらは見晴台。ヤマレコの記録では黒川鶏冠山と出てきます。富士や大菩薩嶺の展望があったのはここだけでした。

4/30 9:22

こちらは黒川山の三角点。三角点以外何もないです。ここはヤマレコの記録では黒川鶏冠山の三角点と出てきます。

4/30 9:23

これは三つのピークの分岐点にある標識。ここにも鶏冠山（黒川山）とあります。なんじゃこりゃ？

4/30 11:11

その後、散歩道の様な縦走路をひたすら歩き、寺尾峠で今日のカレーランチ。この山域で会ったのは一人だけでした。

4/30 11:47

丸川峠に来ました。後方に見える道の左方向から来ました。帰りは後方右に行く経路で泉水横手山林道に下ります。

4/30 12:58

大菩薩嶺。展望は無し。

4/30 13:11

雷岩まで景色を見に行きましたが、富士山は春霞の中。辛うじて見えるかもです。

4/30 13:55

沢山咲いていたバイカオウレン。その他、色々な春の花が咲いていました。

4/30 14:51

泉水十文字から左に折れ牛首谷に下りる道はしっかりした経路で、何の問題もありませんでした。地形図には点線が記載されてます。ヤマレコには足跡がありませんが、正式ルートに格上げしても良いくらいです。

4/30 14:58

牛首谷に下りた所を振り返って。真っすぐ行くと牛首谷沿いの経路ですが、左の泉水十文字への道が良く踏まれています。
一方、この下流の河原は流木や土砂でかなり荒れていました。

4/30 15:32

泉水横手山林道は実に素晴らしい渓谷でした。沢山の滝や渓流が美しく、新緑や紅葉の時期は、ここだけを歩いても楽しめそうです。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 サブザック 昼ご飯 非常食 飲料 地図（地形図） 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 タオル

感想

ヤスさん

黒川鶏冠山、深い深い原生林の中の山で、殆ど人にも会わない、静かな落ち着いた山歩きを楽しめました。しかし、鶏冠山山頂の標識を見つける事が出来なかったのは心残りです。
今日の拾い物は、素晴らしい泉水横手山林道沿いの渓谷美。長い林道歩きは普通はつまらないですが、ここは別格、今度は紅葉の時期に、鶏冠山山頂標リベンジを兼ねてこの林道を歩いていいなと思う程綺麗な道でした。