絶景に囲まれた天空回廊‼「堂津岳」

2021年04月30日(金) [日帰り]

• GPS: 07:05
• 距離: 20.1km
• 登り: 1,265m
• 下り: 1,263m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:06
• 休憩: 0:53
• 合計: 6:59

4:00 奥裾花観光センター
4:16 4:16 自然園入口バス停
4:24 4:24 奥裾花自然園
5:51 5:51 奥西山
7:03 7:47 堂津岳
8:51 8:53 奥西山
9:46 9:53 中西山
10:32 10:32 奥裾花自然園
10:41 10:41 自然園入口バス停
10:59 奥裾花観光センター

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●奥裾花観光センターの駐車場を利用
・駐車スペースは50台以上
・トイレ、登山ポストあり
・開園時間は4月下旬〜10月31日まで8:30〜17:00
・早朝出発も駐車可能で下山時に入園料を支払えばOK（200円〜410円）

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：1〜3？（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：3.5（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）アイゼン、ピッケル等の頻度や時間等
★登山道の眺望：3（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：5（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：2人】


◆ルートの状況
・奥裾花自然園から主稜線まで、どこからでも登れそうな斜面だが、残雪で夏道は分かり難い。特に標高1250〜1300m付近は平坦なため道迷い注意。
・主稜線は、小さなアップダウンはあるものの高低差が少なく歩きやすい。95％は残雪を歩くが、雪庇が切れた箇所は夏道を歩く。
・堂津岳の南側直下は、雪が無く痩せ尾根。技術難度は然程高くないが、東側が急崖になっているので注意したい。また、一部区間は笹薮となっている。
・山頂は360度の大展望が見渡せる。特に山頂から北峰まで稜線は、まるで天空回廊のようで、名峰を眺めながら歩くことができる。

◆本日の雪山装備
・残雪の全区間、12本爪アイゼンを使用。総じて技術難度が高い箇所はなく、ピッケルやワカン等は未使用。

写真

4/30 4:10

まずは、奥裾花観光センターから車道を2.4km歩き、

4/30 4:21

約25分ほどで奥裾花自然園に到着。

4/30 4:22

では、行ってみよう。

4/30 4:34

登山口から5分弱で残雪歩きになった。
序盤は、平坦で緩やかなため、夏道が分かり難くGPSで確認しながら進む。

4/30 5:01

稜線に近づくと徐々に斜面は急勾配になってくる。
アイゼンを装着して登っていく。

4/30 5:16

登山口から約50分で主稜線に乗る。
右奥に目的地の堂津岳が見えた。
遠いな〜

4/30 5:26

夏道もあるが、雪庇の方が歩きやすいね〜

4/30 5:28

本日のご来光は、高妻山から。

4/30 5:29

戸隠連山を覆っていた雲も取れてきた。
天候の回復が微妙だったが、良い感じになってきた〜♫

4/30 5:48

ひたすら稜線を北上していく。

4/30 6:01

P1616は東斜面をトラバースして通過。

4/30 6:06

今度は西斜面、雪のつながりを探して進む。

4/30 6:12

アップダウンや急登が少なく歩きやすいね〜

4/30 6:25

徐々に近づく迫力満点の堂津岳のシルエット。

4/30 6:36

では、本格的に登っていこう。
急登の痩せ尾根は、残雪がなく荒れた夏道を登る。

4/30 6:41

お〜いいね〜
歩いてきた稜線を振り返る。

4/30 6:42

短区間だが、こんな藪漕ぎもあった。

4/30 6:49

笹藪を抜け、山頂稜線の雪庇に乗る。

4/30 6:53

あとは、残雪の道を歩き、

4/30 6:59

堂津岳の山頂に到着。

4/30 7:00

山頂は360度の大展望が見渡せ、北アルプスも一望。

4/30 7:00

真っ白な白馬三山。

4/30 7:07

北峰も眺望が良さそう。
天空回廊のような稜線へ。

4/30 7:22

北峰に到着し記念撮影。

4/30 7:15

北側には、先日登った火打山（右）をはじめ、焼山（中央）、金山（左）が見渡せる。

4/30 7:15

雨飾山。

4/30 7:16

金山と焼山。

4/30 7:16

火打山。

4/30 7:23

高妻山など、周囲は名峰だらけ。

4/30 7:23

雨飾山（右）と大渚山（左）

4/30 7:25

では、堂津岳に戻ろう！
復路は北アルプスが良く見渡せるね〜

4/30 7:25

西側には、左から白馬岳、雪倉岳、朝日岳。

4/30 7:26

東を見れば、戸隠連山。

4/30 7:45

再び、白馬三山。

4/30 7:51

更に南側には、左から鹿島槍、五竜岳、唐松岳。

4/30 7:49

では、下山しよう。
正面に見える東山までの稜線へ。

4/30 7:49

時間に余裕があれば、東山まで行くつもりだったが、堂津岳北峰に寄ったため、設定時間を超えてしまい断念した。

4/30 7:54

それにしても絶景かな。

4/30 8:01

再び痩せ尾根に入る。
アイゼンを引っかけないように注意する。

4/30 8:06

あとは、緩やかな稜線を戻るだけ。

4/30 8:26

穏やかな青空を感じながらのんびり歩く。

4/30 8:48

復路は奥西山の三角点にも寄り道。

4/30 9:27

そのまま奥裾花自然園に下っても良かったが、まだ時間が早いので中西山へ。

4/30 9:34

標高差150mを登り返して、

4/30 9:44

中西山に到着。

4/30 9:46

東山まで続く稜線。
また来るね〜

4/30 9:51

では、先ほど登頂した堂津岳を眺めながら、今度こそ下山。

4/30 10:04

標高1600mから東斜面を下っていく。

4/30 10:22

奥裾花自然園は水芭蕉がいっぱい。

4/30 10:54

奥裾花自然園から再び車道を歩き、駐車場に到着。

4/30 10:56

早朝出発したので、下山時に410円支払って完了。

4/30 11:06

お疲れさまでした！

撮影機器：

PowerShot G5 X Mark II CANON

感想

Joker

ゴールデンウィークが始まりましたが、天候はイマイチ。
貴重な晴れ間を探して、新潟県と長野県の県境にある堂津岳に行ってみました。
本当は、東山も行くつもりでしたが、夕方には新潟に戻る必要があり、結局、設定時刻をタイムオーバーして断念しました。

でも、堂津岳の天空回廊はなかなかもの。
この2、3カ月に登ったばかりの高妻山や火打山が近距離で見渡せ、更に北アルプスも手に取るように近く、名峰に囲まれた展望台のような素敵な山でした。