天塩岳(前天塩から登り、新道を下る)


- GPS
- 06:58
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,105m
- 下り
- 1,113m
天候 | 曇りのち晴れ(寒いのち暑い) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
多少残雪有り、新道側の方が多かったが迷うほどではない。朝早いと凍っているところも有り、注意(滑った)、気温高ければ問題無い。 |
写真
感想
この週末どこに行こうかと悩んでいた。
滑りに行くにも黒岳の8合目標識は全部出たとか。
人の記録見ると雪解けもだいぶ進んでいて2千円ほどの金を出してまで滑りたいとか思わない。
土曜日前十勝再訪しようと思っていたが寒くてしかも雨予報、さっさと断念。
日曜日は晴れて暑くなる?
ヤマレコの天塩岳の記録見て、いまなら雪渓もあるし登るなら今かと思い行く事にする。
(昨夏、暑さで断念してて秋にと思ったら忙しくて行けなかった)
前夜、寒くてあまり寝られず、夜中に冬布団出して来てようやく就寝できた(^^;
睡眠時間は4時間も寝てない・・・
朝4時前に札幌出発、7時には登山口前ヒュッテのある駐車場に到着。
すでに20台ほどの車有り、人気の山なんですね・・・
登るのは初めてなので無難に前天塩から登って新道を下るコースを選択。
朝は寒くて外気温14℃、天気は曇り。
予報では9時から晴れマーク、暑くなるとか・・・
でも出発時点では寒く、もう1枚着るもの持って行くかどうかで悩んだが、雨具来て寒さに耐えられないようなら諦めて戻ってこようと思い出発することにする。
07:15 駐車場を出発
広い道を進んで行くと鉄の橋を渡る。
沢の水は増水していて流れも速い。
登山口から白い花(エゾイチゲ)、紫色の花(ミヤマスミレ)が咲きほこる。
大きめの黄色い花(エゾノリュウキンカ)も多くを見る事ができた。
残雪もまだ所々にあるが危ないところは無い・・・
なんて思っていたらまだ凍っていて滑った(^^;
今日は登山靴だということを忘れてました。
ザックは軽いし、足元も軽い。
今年夏山2山目(1山目は藻琴山)です。
最初の方は沢筋を緩く登りながら進むのでかなり気分も軽い。
板の橋は揺れてちょっとこわい。
おそるおそる渡ってました。
07:41 新道との分岐
前天塩方向なので沢沿いにまっすぐ進む。
しばらく進んで、沢筋に踏み後無いなと思ったら行き止まり。
戻ってみたら上に道が!
あたり薄暗くて、ぼーっとまっすぐ進んでしまっていたらしい。
危ない。
しばらく進んで行くと残雪の多い所に差し掛かるも、雪の上を歩く事無く進める。
08:00 沢コースとの分岐
ちょうど先行者の人がいて、まっすぐだと沢コース、前天塩はこっちだよと横を指差した。
おお、これはわかりにくい(と思うのは私だけか・・)。
と思ったらその人も間違えて戻って来たとか(^^;
教えて頂いてありがとうございます。
ジグをきりながら緩く登り。
花びら落ちているなと思って見上げると桜が咲いていました。
エゾヤマザクラ?判断できず。
それからしばらくあちこちで桜が咲いているのを見ました。
右手の斜面の沢筋に雪渓を見る。
滑れそうだな、とかそんなことを思いながらふと下を見るとウコンウツギがあるのを発見。
花より雪?(笑)
そのあたりから前天塩への急登が始まる。
しばらくはなんとか登って行けたが途中からバテバテで動けなくなる。
多くの人に 抜かされながら休み休み登って行く。
しかもこれが長い、、、どこまで続くのかとGPS見てたら前天塩岳手前の分岐まで続くらしい。
そう思ったらもうゆっくり行きます。
上の方明るくなってきたなと思ったところで3人パーティとスライド。
その後すぐに岩れき場となり足元崩れやすい。
ふと天塩岳方面見るとガスがかかって見えない。
風も冷たいが、それほど気温は低く無く気持ちいい位。
登り切ったところで周辺景色が見えるようになった。
天塩岳方面は雲がかかったままだったが・・・
10:13 前天塩岳山頂
お腹もすいていたので、天塩岳の雲が流れるのをみながら食事休憩。
数分で天塩岳山頂付近現れる。
山頂に人影数人を確認できた。
10:23 移動開始
ここから天塩岳へは一旦下ってまた登る。
かなり遠くに感じた。
前天塩岳から下りて行くとき白くなったハイマツが目につく。
チセヌプリの山頂と同じだと思っていたけど、山の本見たら、ここも同じく山火事の跡なんだとか。
一番下まで下りた所から日差しが強くなって暑い。
暑くなると急に出て来る虫達。
止まると襲いかかって来るので止まれず、風の来るところまで登って休む。
ここから天塩岳までの登りも急登。
なんとか登りきって滝上町分岐。
さっきまでの雲はどこへやら。
遠くまで見渡せていい感じ。
稜線を進んで
11:30 天塩岳山頂
360度の眺望!
大雪は雲海のようで雲の上に浮かんでました。
ただ風は冷たくて、軽食休憩して周辺撮影したりして
11:42 下山開始
ここも岩れき場の下山。
転ばないように気をつけながら進む。
石の無いところまで下りると、広い道でとても歩きやすい。
このあたりはショウジョウバカマが咲き誇ってました。
一度にこんなに咲いているのを見たのは初めてかも。
避難小屋の上にある雪渓、滑るには良さそうな斜面と思って見ていたら登ってる人発見。
さすがに板は持ってないだろうけど・・・
どんどん登って一番上まで行ってしまった。
途中避難小屋に立ち寄り、中を見て、その後トイレ借りました。
そこから少し登り返しがあって
12:29 円山山頂
そういえば前に誰かがここで「円山山頂なう」とか書いていたなと思って、同じ事をやろうかとも思ったがめんどうなのでやめた(^^;
札幌の円山でなくて士別の円山です。
ここからはどんどん下って行く訳ですが、すでに暑く、虫の量も増えて来る。
立ち止まると虫に囲まれてしまう為休む事も出来ず・・・
下りを長時間歩くのも久しぶりなためかすでに靴擦れの兆候有り。
足は痛いが休み事もできずで、ゆっくりだましだまし下山。
このあたりから登山道上に残雪も多く現れる。
雪のきれいどころをすくっては背中や帽子の中に入れて涼む。
やっぱり雪は良いなあ(^^)
助かります。
13:15 連絡通路への分岐
ここからはさらに長い長い下りが始まる。
つらかった・・・・めげそうだった。
13:41 登りの道との合流
正直ほっとした(^^)
あとはなだらかな下り道を歩いて
14:15 駐車場に到着
帰りに協和温泉に寄り、帰途につきました。
札幌着は18時でした。
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