雨の中ひたすら登る−宮之浦岳−
- GPS
- 48:49
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 1,778m
- 下り
- 2,179m
コースタイム
11:11 ヤクスギランド発
18:00 石塚小屋 泊
2日目(14日)
05:00 小屋発
05:40 花之江河
08:52 山頂
14:00 新高塚小屋
15:00 高塚小屋 泊
3日目(15日)
05:22 小屋発
06:46 ウィルソン株
08:52 太鼓岩への分岐
10:22 辻峠
10:30 太鼓岩
12:00 白谷雲水峡駐車場
天候 | 13日 小雨 14日 小雨 15日 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
飛行機
帰り 12:00城谷雲水峡バス停発→バス→タクシー→飛行機→田舎の自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ヒルに悩まされました |
写真
感想
お盆休みに田舎に帰ったついでに屋久島の宮之浦岳に登山しようという計画を
立て息子、娘の3人で行く事となりました。
屋久島は娘が幼稚園ぐらいの時家族旅行で行きました。
登山の趣味を見いだせなかったら2度と来る事はなかったでしょうが
宮之浦岳に登るため又来ました。
そして今回の天気で3回目の土を踏む事も充分考えられます。
山頂はかなりの天気の悪さで通過のみでしたから!!
田舎を出発して飛行機、パス、タクシーと乗り次いでヤクスギランドに
着いたのは11時頃、パスに乗らないでタクシーでここまで来たら1時間早く
着けたのに!
と後悔しながら準備し直ぐに出発します。
出発時はまだ天気は晴れてました。
それが山に入るなり直ぐに曇になり小雨がなる始末、
そんな小雨の中ヒルに襲われつつ(息子は3ヶ所ぐらい吸われ、私と娘は
引っ付かれるのみ)遅い時間に1日目の宿泊時である石塚小屋に到着!
そんなに登山はきつくなかったですが踏み跡のおぼつかない目印のテープも
かなり少ない登山道を小雨の中まだかまだかと思いつつ進むのはかなり心細くて
参りました。
特に小屋まで100m標識を過ぎた頃にはどんなに進んでも小屋が見えずに
小屋を過ぎたんではないかと? この山ん中で野宿かよ! と思いつつやっと
着いたときには安心この上なかったです。
小屋には先客3人の大学生クループ、夕方6時という遅い時間の到着にかなり
ぴっくりしていました。
狭い小屋の中で着替え衣類を干して夕食を摂って直ぐに就寝、寒くもなく
疲れていたのでぐっすり眠れたみたいです。
2日目、4時起床して5時出発、学生たちはまだ寝てました。
この日も朝の内は小雨が舞います。
そんな小雨の中花之江河に到着、天気さえ良ければ堪能できるのでしょうが
その気にもなれずに山頂を目指します。
山頂付近では2人の登山者に遭遇、山頂に到達しても天気は回復せずに
タッチしたのみで直ぐに下山、途中で娘の足にアクシデント小指がかなり痛いと、
治療をしてそして由は痛い足を我慢しながら小雨の中なおも下山します。
新高塚小屋に着く頃にやっと日が射し始め小屋でかなりの休憩をしました。
予定ではここに宿泊ですがまだ時間が早いので高塚小屋まで行く事にします。
高塚小屋が開いているかどうかを心配しながら道を急ぎます。
(満杯でしたら野宿する羽目になります)
急いだ甲斐あって直ぐに高塚小屋到着、他の宿泊者もまだ来ておらず一番乗り
直ぐに寝床を確保して雨に濡れた衣類を干して休憩します。
ノンピリしていると徐々に人も来出して小屋は満杯にテントを張る人も出て
きました。
縄文杉も近いので休憩した後出かけます。
始めて見る縄文杉に感動?(どんな感動をしたかはもう2年前ですので
忘れました。忘れるぐらいですのであまり感動してないのかも??)
夕方という事もあり縄文杉には誰もいずに私たちの独り占め
2日目の高塚小屋は石塚小屋よりも広く余裕があり又、湿気も大分少なくなりましたので快適です。
ただ夜中にネズミがうろちょろして何回か目を覚ましました。
3日目も朝暗いうちに出発、天気はかなり良くなり晴みたい。
縄文杉は暗くて写真に写りません。夫婦杉、大王杉と過ぎてウィルソン株へ
到着、内側の広さにぴっくりそしてゆっくり休憩します。
トロッコ道では縄文杉登山のたくさんのハイカーに出会いますので
”こんにちは”地獄です。
そんな”こんにちは”地獄も終わり太鼓岩との分岐に釆ます。
私の予定では太鼓岩には行かずにこのままトロッコ道を荒川登山□までの
予定でしたが、息子が太鼓岩に行くと言うので仕方なく従いましたが息子に
いじめを受けているのではないかと思うぐらいのきつい山登りが始まります。
ひーひ一言いながらも何回も休憩し何とか辻峠へ、
ここで由は一休み、私も休みたいのですがせっかく釆たのですから最後の力を
振り絞ってもう一登り 太鼓岩へ向かいます。
天気が優れませんので太鼓岩の景色も今ひとつです。
後は下りを下山するのみ、腹の調子が悪くなり早足で急ぎます。
そして今回の登山の終点白谷雲水峡駐車場へ、
やっと解放されます。
パスで下におり、直ぐにサンダルを買って登山靴を脱ぎます。
娘が足を痛めていたのでサンダルに履き替え一番ほっとしていました。
汗臭い身体を気にしながらタクシーに乗って空港へ向かいます。
空港近くで風呂に入り登山の疲れを癒します。
あ〜っ最高のお風呂です。
天気に恵まれずにただ歩いて山頂にタッチしただけの登山ではありましたが、
縄文杉にも会えたし、ヒルにも襲われ次回の登山の参考になりました。
次回は日帰りが出釆たら最高でしょうが無理なら一泊で天気を期侍して
行く事にしましょう。
以上
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