東丹沢/丹沢山〜寿尾根(三角沢ノ頭)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,238m
- 下り
- 1,233m
コースタイム
本谷川林道−
7:45キュウハ沢出合8:05−
クモガフチ径路(キュウハ沢とクモガフチ沢の中間尾根)−
8:45天王寺尾根P1129 9:03−
9:40丹沢山10:03−
10:20日高(寿尾根分岐)10:40−
寿尾根−
12:10キュウハ沢出合12:30−
本谷川林道−
13:10塩水橋
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
■紅葉 今が旬 ■塩水橋 ・丹沢紅葉シーズン3連休とあり、塩水橋手前の路肩は 朝7時で十数台、下山時13時で27-8台も停まっていた。 最近はツアー登山バスもここを起点にして日帰り丹沢山企画を組むそうだ。 塩水橋で本谷川林道はゲートがあり、一般車は進入不可。 (随分昔はキュウハ沢出合まで車が入れたのだが) ちなみに午後には、菩提峠駐車スペースは35-6台で満車、 ヤビツ峠はオーバーフローで駐車場前後の路肩にも多く駐車していた。 ■クモガフチ径路(キュウハ沢出合から天王寺尾根中間点P1129に登る尾根) ・エアリアでは黒破線ルート。天王寺尾根P1129東で「迷」と記載されて いたが、天王寺尾根を下降に使う場合、この径路(尾根)に迷い込む ことはほとんどないと思う。 ・キュウハ沢にかかるコンクリの橋手前で、ガードレールを跨ぎ 尾根に取り付く。 森林作業用にも使われていると思うが、天王寺尾根まで踏み跡は ずっとジグザグで続いており、下手な一般道よりも登りやすい。 ・天王寺尾根まであと少しの所で、左側に大きなザレが出てくる。 ここで踏み跡は、右の天王寺尾根コルに続くものと、ザレの縁を 直上するものと2つに分かれる。 前者は斜面を水平トラバースしていて悪天時は滑りやすいので 後者の直上ルートの方がよいであろう。 天王寺尾根に合流する箇所に、黄色テープと「至、キュウハ沢出合」 と書かれた古い板が立てかけられている。 ■天王寺尾根 ・7−8年振りに歩いたが、よく整備されており、大倉方面から登ってくる 登山者数に比べ少ないので、比較的静かな山歩きが楽しめる。 ところどころ霜柱が溶け出しており少し滑りやすいが、 大倉尾根の閉口してしまう階段状に比べれば、たくさんの広葉樹たちに 心癒される尾根である。 ■寿尾根 ・丹沢山から塔ノ岳方面に一般道を南下し、2ツ目のピークである 日高(ヒッタカ)から北東に降りる。 取り付きにちょっと古びたテープが巻いてある。 踏み跡も背の低い笹の中についている。 ・三角沢ノ頭(P1331)手前のコルは両岸がザレて開けている一部痩せ尾根。 ・1230m付近で尾根が分かれるので右(北東)尾根へ。 注意していないと左(北)尾根へ入る可能性もありそう。 ・1030m付近も尾根が二分されており、これも右(東)尾根へ。 ただ三角沢ノ頭以降、森林作業用のものと思われる踏み跡が 尾根いっぱいにジグを切りながら付いている。 ・踏み跡を追えば、最後はキュウハ沢出合右岸で本谷川林道に出る。 |
ファイル |
(更新時刻:2008/11/20 22:23)
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写真
感想
ヤビツ峠と宮ケ瀬湖を結ぶ県道は、札掛から先が幅狭く
車の往来も結構あるのでカーブの際は気を遣う。
塩水橋手前の路肩は紅葉3連休とあって早朝から多くの車が駐車している。
最近は百名山である丹沢山に日帰りで登れるこちらのコースも
人気があるようだ。(堂平と天王寺尾根を使う)
登山ツアーバスのコースともなっているようだし
バス運転手さんはさぞかし心労の激しいことであろう。
塩水橋に来るのは3年半前の自身の事故時以来だ。
本谷川林道はそろそろ朝の空気も冷たい。
天王寺尾根の取り付きを見送り
林道終点近くのキュウハ沢出合まで意外と早く歩き着く。
一本立てキュウハ沢左岸の尾根をジグザグと登る。
エアリアだと黒破線ルートであるが
森林作業用の径路であろう。
とても登りやすく尾根伝いに迷うところもない。
もう少しで天王寺尾根というところで
左手に地形図にも明記されているザレ地を眺めて
踏み跡はザレの端尾根を真っ直ぐ登るのと
右側水平に天王寺尾根のコルに伸びるものとに分かれる。
右水平の踏み跡は途中ザレトラバースがあるので
真っ直ぐ尾根沿いに登った方がよさそうだ。
天王寺尾根は8年前に四町四反ノ沢下山で下って以来だが
相変わらず落葉広葉樹のきれいな素敵な尾根。
ほとんど階段化してしまった大倉尾根よりも
こちらの方が丹沢らしい。
先月来たばかりの丹沢山山頂でのんびり休み
主脈を塔ノ岳方面へ歩く。
日高(ヒッタカ)で一般登山道を離れ東側の三角沢ノ頭(寿岳)を目指した。
寿尾根と呼ばれており、ここも3年半前に三角沢を遡行し
下山に下半部を使ったことがあった。
一箇所だけ尾根を間違えそうになるところがあるが
ほぼ踏み跡もついていて難しくはない。
キュウハ沢出合は以前よりヤマビルのメッカとなっていて
春から初秋はキンカンとヤマビルファイター(または酢と塩水ミックス)を
塗るなど気を遣うが、この時期ならばまったく問題ない。
赤や黄に衣替えした広葉樹をかなでながら
本谷川林道をゆったり堪能し
塩水橋に戻ると、駐車が朝の倍になっていたことに驚く。
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