外秩父〜登谷山・皇鈴山・大内山


- GPS
- 04:02
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 558m
- 下り
- 551m
コースタイム
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 3:59
標高差:369m/移動距離:3550m
平均勾配:10%/平均傾斜:6度
天候 | 晴れときどき曇(風ときどき強く壮快) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トレイルは、茱萸(ぐみ)の木峠から登谷山を周回する部分と、峠から皇鈴山頂上までの部分のみで、その他のほとんどは、林道の舗装路。危険個所はありません。 |
その他周辺情報 | 下山後、小川町方向に車で戻る途中に、道の駅「和紙の里ひがしちちぶ」と道の駅「おがわまち」がありくつろげます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
●登山暦3年目、外秩父七峰をやっと制覇
最初に茨城の吾国山〜難台山〜愛宕山の低山縦走をしたのは、2019年5月3日でした。それで高齢でも登れることで少し自信らしきものが出て、自分にも行けそうな低山を中心にぽつぽつと登り始め、すぐにヤマレコを知りました。その驚異的機能に驚くとともに、レポをアップすることが快感になり、登る山を調べていくうちに、地元でもある埼玉の山は、最低でも登っておくべきだと思うようになり、その手始めが、外秩父七峰縦走イベントがある、外秩父の低山でした。
これまで関係あるレボをまとめました。
吾国山〜難台山〜愛宕山(私の最初の登山記録):2019年5月3日
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2026382.html
笠山〜堂平山〜剣ヶ峰〜大霧山:2019年11月3日
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2217781.html
官ノ倉山(石尊山):2020年2月11日
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2702746.html
愛宕山〜皇鈴山:2020年11月23日
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2758210.html
釜伏山(釜山神社):2021年2月11日
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2979686.html
●トレイルルートの問題:足で歩くルートの起承転結
「外秩父七峰」とあると、最低でもその七つの峰は登ってみたい欲求に駆られます。それで、ヤマレコで登るコースをずっと調べていたのですが、笠山から大霧山あたりはきれいなトレイルのコースがあり、特に周回する場合の計画を立てやすいのですが、七峰のその他の山は、まとめて登るのが難しそうで、縦走してしまうならいいですが、私のように、車で行って、そこを起点に周回するコースを探すとなると、ピストンくらいしか方法がなく、あまりピストンはやりたくないので、何かよいルートはないものかと探っていました。
周回しようとすれば、和紙の里や、落合交差点あたりを起点にすれば、どこにでも行けるでしょうが、さすがに車道が大半で距離が20キロくらいになってしまい、私の年齢ではちょっときつすぎます。周回でも10キロ〜十数キロ程度のルートを探しました。
2020年11月、栗和田公衆トイレの駐車場をお借りし、そこから愛宕山〜登谷山を狙い登りました。そこで気付いたのは、外秩父山塊のほぼ中央にあるミルクハウスから釜伏峠へのルートは、大半が車優先の舗装路で、トレイルルートは、この舗装路を避けながらほそぼそと分断気味につながっていて、必ずしもハイカー優先ではないルートだということでした。
トレイルのつもりで来たのに、ミルクハウスから愛宕山までの道は、基本が車道で、ちょっとがっかりしました。しかも、出発が昼くらいになってしまったので、そのときは皇鈴山までとし、登谷山をあきらめました。
やはり、登谷山には強く後ろ髪を引かれ、これをどう、楽しく周回的に登れるか、やっと今回、かなり問題があるルートですが、笠山から皇鈴山までつなげてきた外秩父七峰の最後の登谷山まで、心のトレイルルートをつなげることができました。
登谷山は、ごく初心者でもハイキング気分で気軽に登れる山の一つですが、私の問題は、そういうことではありません。
登山ルートの楽しさのなかで、登谷山を目標に入れるという遊びです。登山の技術的な問題なら、登谷山はもっとも簡単な山の一つです。なぜなら、登り口がある茱萸(ぐみ)の木峠まで車で来て登れば、10分、20分で登頂できちゃう山なんです。皇鈴山などは、頂上まで車でいけちゃうのですから、そうなると、登山にもハイキングにもならない、ただの低山の頂上になって、なんのおもしろみもありません。やはり、足で歩くルートの起承転結が大事ではないですか? そして天候が大事です。
●今回のルートの問題点
足で歩くルートは、車道ではなく、トレイルがいいのですが、前回のように、栗和田地区からでは、ミルクハウスから愛宕山まで延々と車道の舗装路をあるかされます。足は少し楽ですが、楽しくありません。今回は堂平バス停車場に駐車場があり、そこから二ツ木峠まで登り、愛宕山から登谷山をまわって、大内沢方向に周回する計画を立てました。十数キロのかなりの距離となります。で、Google地図で道路事情を調べると、山の尾根までは、上りも下りも舗装路の林道であることがわかり、とりやめました。
ヤマレコのみなさんのルートを調べていたら、大内沢の「花木の郷」の駐車場を起点に、登谷山、皇鈴山等を巡る、準周回的ルートがあり、舗装路をかなり歩くことを覚悟の上、このルートに決めました。行ってみたら、ほんとうに舗装路が大半で、しかも上りは、車ではかなりの急勾配で、足で歩いても、じわじわとふくらはぎがジミに痛くなるきつい勾配が延々とつづく道でした。
●ルートの小さな間違いと変更
このルートは、ほとんど車の道のためか、ハイカー用の案内がありません。計画では、登谷山を釜伏峠方向から登る予定でしたが、そのわけ道への標識がなかったため、茱萸(ぐみ)の木峠まで行ってしまいました。そこから登谷山には登りましたが、皇鈴山に行くには、ピストで戻ることになり、それにはちょっとおもしろくなかったので、計画で登るはずのルートを逆に下りて、もう一度茱萸(ぐみ)の木峠に登り返す、登谷山の中腹を右に巻くルートで皇鈴山を目指しました。
●皇鈴山の手前の石祠のあるピークの名は?
皇鈴山の尾根の北側に、石の祠のあるピークがありました。皇鈴山と変わらないほどの高さがあるようです。名前があるなら、地図に書いてほしいですが、こういうピークはあちこちにあるため、気にならないのでしょうか? 私はいつも気になります。
●「大内沢観光みかん園〜皇鈴山」トレイルルート?
皇鈴山から、展望台に至る道(舗装路)を下山してすぐに、分岐の標識をみつけました。そこに、「大内沢観光みかん園」とあります。つまり、その方向にトレイルを行けば、「〜みかん園」に着けるはずですが、入り口に侵入禁止のテープが張ってありました。見る限りは、ふつうのトレイル道として歩けそうです。たぶん2年ほど前の台風で、何か所か道が崩壊しているのかもしれません。2年前に、大霧山から下り、粥新田峠からやまべの里への下山路で、巨大な道路の崩落を見ました。とうてい復旧できそうもないほどの崩落なので、ここもそういう箇所があるのではないでしょうか? しかも、このルートを歩いたレポートがありません。本当はどうなのか? 「大内沢観光みかん園」トレイルルートは歩けないのでしょうか? 知りたいです。歩けるなら、歩いてみたいと思いました。
●季節と天候
今回は、上空にシベリアからの冷気があってときどき突風が吹く風が強い日でしたが、いつも大汗をかき、登山が終わると上も下もびっしょりになるのが常でした。ところがこの日は、暖かくカラッとしている上、ときどき強い風が吹き抜けて、汗をどんどん乾かしてくれました。おかげで、快適な山歩きを存分に楽しめました。
●登山と音楽(山崎ハコ様)
登山で退屈になるのは、鬱蒼とした樹林帯や車道を延々と歩かなければならない時です。こんなときに、音楽が聞けたら楽しめます。それで私は、200グラムもないくらいのブルートゥーススピーカーを準備しました。マイクロSDにMP3を入れておけば、数時間は連続再生できますので、たっぷりと音楽を仕込んでおきました……が、今回、忘れました。
ソロ登山では、モーツァルトやベートーベンのシンフォニーを聞きながらいけば、曲の進捗具合で歩いた時間もわかります。しかし、今回忘れちゃいました。そこで今回は、歌を歌いながら過ごしました。私が歌いながら登った歌は、モーツァルトのオペラ『魔笛』の……あれぇ、そうじゃなかった、何だったか……?
思い出した。プッチーニの『織江の唄』でした。
あらぁ,間違えた。プッチーニじゃなくて、作詞:五木寛之,作曲:山崎ハコ。
これです。
https://www.youtube.com/watch?v=ee_Gz2kHa-8
歌詞をいいかげんにしか覚えていな私は、1番も2番も3番もぐちゃぐちゃにして、「織江も〜〜大人に〜〜なりました〜〜」と、何度も繰返したことか。
つい最近、突然ハコ様を大好きになってしまった私です。独りでドライブする時にはずっと山崎ハコ劇場。人前では絶対に歌えませんが、こつこつと舗装路をただ独り歩く私です。だれにも聞かれないので、思い切り歌えました。聞いてしまったイノシシさんやシカさん、タヌキさんがいたら、ご迷惑なことだったかもしれません。山神様、気持ち悪かったらゆるして。
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