笊ヶ岳。ランカン尾根↑布引山経由一般登山道↓

2021年05月02日(日) 〜 2021年05月03日(月)

• GPS: 17:47
• 距離: 21.0km
• 登り: 2,902m
• 下り: 2,957m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:34
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:34

5:33 老平駐車場
10:22 10:22 ヒソダイラ
11:49 11:49 「(大)金山・保へ」看板
16:07 笊ヶ岳

2日目

• 山行: 6:06
• 休憩: 0:45
• 合計: 6:51

6:26 笊ヶ岳
7:51 7:53 布引山
9:35 9:36 桧横手山
10:12 10:12 ４本桧の肩
10:53 11:12 山ノ神
11:35 11:56 広河原
12:31 12:33 タケ沢吊橋
13:16 13:16 老平駐車場
13:17 ゴール地点

天候

初日、晴後雪。暴風。2日目、ピーカン。無風。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

ランカン尾根は下山で使うとかなり難しい。

テント泊の場合、小笊手前の2300m、急斜面を上がりきった辺りの樹林帯を逃すと山頂しかテント適地が無い。

その他周辺情報

ヴィラ雨畑、550円。
登山口からすぐ。小さいがきれいな温泉?

写真

ヴィラ雨畑向いの公衆トイレ。
駐車場から歩いてトイレを借りて、いざ出発!

5/2 6:03

出発を虹が歓迎してくれた。

5/2 6:18

ジグザグにキャンプ場を目指す。

5/2 6:32

ランカン尾根入口

こっから激ヤブ

倒木を何度も跨ぐ

5/2 8:34

たまに良い雰囲気。
基本尾根筋なので地図読みはそこまで難しくないが、アップダウンのピークに着いたら必ずコンパスで方向を確認した方がいい。

5/2 12:33

雪が降り出した。
10時頃から少し天気崩れる予報だったが、雨じゃなく、雪で降ってくれて助かった。

5/2 13:35

この辺から暴風となる。
樹林が風で揺れる音が半端ない。

5/2 13:36

急登、急降下の連続

5/2 15:38

小笊へ。

小笊と大笊の間のコルにテントが張れると想定したが、地形図で見た感じと違い、平地が無い。
暴風で山頂にテントは張りたく無いので、斜面をスコップで整地を試みる。1時間かけて平地を作ったが4人テントを張ってみるととてもテントが張れない。
気が付くと風が収まっていたので、テント撤収して山頂へ向う。

テン場作りのために土木工事をしている間に寒さで携帯が凍ってログが飛んでしまった。

山頂にテント。結果論だが最初からここに張れば良かった。

今日の笊の登山者は我々のみ。山頂独り占め。

5/2 20:17

毎度、飲みすぎ〜

朝、明るくなって、

富士山がドーン!

5/3 5:53

とりあえずポーズ。

5/3 5:55

山頂には山梨県と静岡県の標識が仲良く。

5/3 5:56

小笊と富士山

5/3 6:13

5/3 6:14

赤石かな?

5/3 6:19

山頂から標識を入れて。
写真が下手。

5/3 6:38

さあ下山は整備された高規格道路を。

5/3 7:20

布引山への登りは地味にシンドイ。

5/3 7:39

布引山山頂は樹林の中。

5/3 8:02

崩壊地から絶景。

5/3 10:33

富士山再びドーン!

5/3 9:36

今年の山。
縁起良し。

5/3 10:29

立派なきのこ🍄

5/3 11:14

新緑が美しい。

5/3 11:15

最後の急降下。

5/3 11:31

渡渉ポイントが見えてきた!

5/3 11:39

バランスの良い2名は倒木を跨いで

上手く渡りきった!

5/3 11:43

ちょっと自信の無い我々2名は濡れるのを覚悟で靴を脱いで渡渉。

5/3 12:08

橋も落石で度々壊されている。

5/3 12:22

黒部の水平歩道を思わせる。

5/3 12:32

吊橋。

結構揺れる〜

5/3 13:03

手掘りのトンネルを抜けて。

5/3 13:16

ようやく下山完了。長かった!

5/3 13:17

駐車場へ。お疲れ様でした。

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 ザック アイゼン スコップ 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル テント テントマット シェラフ

感想

sonodo

GWの山行計画は5月1日〜3日の北アルプス。
今回、日程はずらせられない。
予報では北は悪い。5月1日も山に入るには悪すぎる。メイストームの中で突っ込めないので日程を5月2〜3日の1泊に縮めて少しでも条件の良い南、歩きごたえのある笊。ここなら気象遭難も無いだろうと選択。

ランカン尾根は1125m手前辺りから藪で不鮮明。各ピークでコンパスをあわせてあるき出したが、P2125からガレ場の脇の尾根を見つけるのが少し分かりにくかった。
2000mより上から降雪があり。所々、氷の上に新雪が積もりツルリン。

経験の浅いメンバーの疲れも見えたP2261から、アイゼン装着。

しかし、急登、急降下が連続するマゾ尾根だ!

予報通りの風速20m越えの吹雪の中で最初に予定していた山頂テントはリスク高く、山頂と小笊の間のコルに張る事を想定して進む。
コルに到着するとテント適地が無かった。
風が強すぎで山頂はテントごと飛ばされそう。
絶望していても仕方無いのでメンバー全員で力をあわせて整地し、テントを張れるスペースを作った。

1時間後、粗方スペースが出来たのでテントを張ってみたが平地が小さく、全員横になって寝れるスペースは無かった。

思案し、ふと上空を見ると晴に変わっており風も止んでいる。急いでテントを撤収し、山頂へgo。快適なスペース、誰とも会わない独り占めの山頂で美味い酒が飲めた。

みんな満足そうだ。今回のメンバー、マゾっ気のある人が集まったのかな?