八ヶ岳【桜平-オーレン小屋-硫黄岳-天狗岳(東)-オーレン小屋-桜平】
- GPS
- 06:08
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,402m
- 下り
- 1,374m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:03
天候 | 晴れ (前日は、吹雪いていたらしい) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
夏沢鉱泉とオーレン小屋の途中から上は雪が残っているので、チェーンスパイク又は軽アイゼンが必要。 |
写真
装備
個人装備 |
AKUクレスタ
|
---|
感想
ゴールデンウィークに定番にしている八ヶ岳に行ってきました。
雪山を始める前は、このゴールデンウィークの八ヶ岳が、高地登山シーズンの幕開けになっていましたが、今回からは、雪山から夏山への切り替え山行になるよていでした。
天気予報では、晴れマークの一点のみだったので、眺望を楽しみに、前夜に登山口の桜平に入るように家を出ました。
が、夜中に桜平への林道を走っていると、中駐車場の手前の斜路を登り切れない車が道を塞いでいて、先に行けなくなってました。
やむを得ず、闇夜の林道をバックして、路肩に車を停めて、車中泊をすることに。
朝明るくなってから歩き始めます。
林道の地面は凍りついていて、気を付けないと転倒の恐れもあるくらいの、カチコチ具合でした。
桜平ゲートを越えて、夏沢鉱泉までは凍った林道を歩いて、夏沢鉱泉で軽アイゼン(6本歯)とストックを装着します。
気温は氷点下で、寒くて、足の指が凍えてしまってました。
残雪は覚悟していましたが、どちらかというと夏山的な歩きをイメージしていたので、雪山装備はほとんど持ってこなかったことを、少々後悔しました。
夏沢鉱泉からは軽アイゼンが、山道に積もった雪にザクザクと効いて、快適に歩くことができました。(夏沢鉱泉からオーレン小屋まで、ログがうまくとれてませんでした。)
オーレン小屋に到着すると、小屋泊されたであろう多くの方々が登山の準備をしていました。
オーレン小屋からは、夏沢峠を目指さず、赤岩ノ頭を目指します。
トレースがなく途中で引き返してきたテント泊の方と少しご一緒しましたが、トレースなしの歩きにテンションが上がってしまった私は、ペースをうまく合わせることができず、結局は別々に行動することに。すみませんでした。
古い雪の上に新雪が積もるという、歩きにくい状態ではありましたが、トレースはなくてもコースは明瞭で、樹林帯を抜けて、沢地形に出たところで、景色が開けました。
右手上方に赤岩ノ頭が見えていたので、沢沿いに上がっていくのではなく、直登で赤岩ノ頭を目指すことにし、きれいな雪原の斜面を登り、赤岩ノ頭に出た瞬間に目に飛び込んできたのが、南八ヶ岳の主峰と並ぶ峰々の大きな姿でした。
天狗岳からの眺望に慣れていたこともあり、その大きさに感動しました。
赤岩ノ頭から硫黄岳に登り、頂上で写真撮影を楽しんだあと、天狗岳に向けて夏沢峠に下りました。
風は強かったですが、天候が素晴らしいため、どこからの景色も素晴らしく、写真を撮りまくってしまいました。
夏沢峠で休憩を入れて、箕冠山を越えると、根石岳とその横に顔を出す西天狗岳の姿にまたまた感動し、風衝地の鞍部にできる巨大なエビの尻尾を楽しみ、アルプス的なルートを一歩一歩進みました。
東天狗岳の頂上はとても多くの人がいて、おそらく唐沢鉱泉からの方々が多かったのではないでしょうか。
少々疲労もあったので、西天狗岳のピストンは止め、下山に向けて、歩いてきたルートを引き返すことにしました。
箕冠山からは樹林帯を歩き、オーレン小屋、夏沢鉱泉と経由して、無事に桜平まで下山することができました。
夏山気分で計画した八ヶ岳山行が、雪山的になってしまい、装備の甘さは反省すべき点でしたが、眺望がすばらしく、とてもいい山行でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する