西穂高岳【独標まで、そして撤退】
- GPS
- 08:24
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 631m
- 下り
- 1,266m
コースタイム
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 4:25
- 山行
- 3:35
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 5:45
天候 | 1日目 お昼まで晴れ、その後下り坂で猛烈な地吹雪 2日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新穂高温泉駅 530 ロープウェイ乗り場開場 800 ロープウェイ乗車 830 西穂高口 915 西穂山荘 1020.出発 1110 丸山 1125 独標 1235 出発 1240 西穂山荘 1340 西穂山荘 715 田代橋 935 河童橋 1000 入浴 1120〜1230 バス 1330 |
写真
感想
初めての西穂高。経験者の山の先輩と2人で。
当初の予定では、西穂山荘から独標、西穂高山頂でのピストン。予報では天気も良く期待MAX。
ただ一転して、前日の予報では、午後から崩れるとの事。淡い期待を持ちつつ進むが、逆に予報より早く悪天候に。
丸山を過ぎで少ししたら、耐風姿勢が必要な風が吹き始めた。幸い、降雪量は大したことない為、進むことに。
独標が見えてきた。登りルートは、雪岩ミックスのルート。落ちたら帰って来れない箇所もあり、緊張感を持ちながら、当然帰路はもっと大変だろうなと登る。なんとか道標に到達。ここで進退を迷うが、天気予報では、午後からは天候悪化がさらに進む予報であった為、撤退。あのまま進んでいたら、ビバークは必至。
戻ったら、県警のパトロール隊が、我々が出発した後どれくらいか経って、独標から先への進行を止めていたそう。確かに、我々の後続者は居なかった…。調子に乗らず撤退して良かった。
独標は、ピッケルと12本アイゼン必携、もちろん技術も必要。状況によっては、ロープも必携。
独標を降りた頃には、猛烈な強風に加えて、降雪量も多く、ホワイトアウト寸前。幸い、ルートが簡易なので大丈夫だったが、迷いやすいポイントはあるので、しっかりとした位置確認は必要。
敗北感を感じながら降ってきたけれど、パトロール隊の話や、当日各所で遭難があった話を聞いて、正しい選択であったと、納得。
その日は、山小屋でまったり。会の夏山登山セミナーの打ち合わせをしたりと、なかなか有意義でしたね。
翌日は、上高地まで降りることに。
ありがたいことに、トレースが何個かあり迷うことなく下山。このルートは、知っていないと無駄に歩くことに。
上高地では、温泉に入り、軽食して、ガラガラのバスに乗り込み、帰神です。
ありがとうございました。
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