痛恨の忘れ物 テント泊 将監峠ー唐松尾ー笠取


- GPS
- 31:10
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 1,660m
- 下り
- 1,657m
コースタイム
07:00 民宿みはらし
10:30 将監小屋
11:30 小屋発
12:30 西仙波手前
14:00 将監小屋
2日目
06:00 将監小屋発
後は忘れた
確か14:30ころ民宿みはらしに戻った様な気がする
天候 | 曇り 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はないと思う 踏み跡もちゃんとあるし標識も要所にある。 |
写真
凄く甘くておいしかったが食べた跡の芯をずーっと持って歩くはめに・・・おばちゃんに将監小屋のおじさん宛に伝言を頼まれる「電話しろ」だ。
感想
事前にかなり入念に準備した、
何しろ1年ぶりくらいの単独でのテント泊の山行きだから
テント、シュラフ、食料、燃料、おやつ、コーヒー・・・
カメラもNEX7だ、コンパクトカメラじゃない、バッテリーの充電も大丈夫だ。
ザックにチェストバッグ、カメラバッグと体中バッグだらけだけど頑張るぞ
と思い車で早朝三の瀬に付き、民宿のおばちゃんに駐車の申し込みをした。
おばちゃんに「将監小屋に行くなら小屋のおじさんにウチに電話するように言ってくれないか?」と言われた
どうやら昨日から電話が通じないらしい。
快く引き受けたらゆでたトウモロコシを1本もらった。 いいねぇ。
写真の最初の1枚はそのトウモロコシだと思い、カメラを取り出し写真を撮ろうと思ったら
「メモリーカードが有りません」
・・・
家のパソコンにさしたままだ。。。
・・・
あ〜ぁ
モチベーション下がるなぁ
準備は完璧のはずだったのに
という事で写真はすべてi-phone
自分は地形図を見ながら上るのでしょっちゅう立ち止まる、なので遅い
おばちゃんから伝言を頼まれたので早く伝えなきゃという思いが少しだけあり、軽いストレスになったが
気にしない事にする
林道(軽トラが通れる)を歩き続ければ2時間弱で小屋に着くらしいが、途中で尾根道に入り遠回りする。天気は今のところ雨ではないが降り出しそうだ。
この登山道の分岐は見つけにくい訳ではないが標識が無い
さらに登って行く途中道を間違える、地形図が全然見れていない証拠、「今ここにいるはずだからこっちだ」と分岐を進むとしばらく行って間違いに気づく「こんなに下るはず無いな。。。」
で、戻る。
結局小屋まで3時間弱(休憩含む)もかかってしまった
無事伝言を届け、500円を支払いテントを張る、10時ごろなので誰もいないから場所は選び放題。
段々畑の様なサイトの一番良さそうなところに寝床確保する。
さて、こんな早い時間だしまだ体力に余裕があるので白石山、東仙波方面に行けるところまで行ってみる事にする、途中眺めの良いところで嫁はん手作りのおにぎりと、おばちゃんにもらったトウモロコシ、andコーヒータイムができたらいいな。。などと企て歩き始める。
西仙波手前のコル辺りで良いところを見つけお店を広げてスープを飲みおにぎりにone bite 入れたところで雨。
結構本気。。
舌打ちしながら慌ててパッキングして戻る事にする
小一時間かけて戻り山小屋前のさらに小さな小屋で雨宿りしていたら小屋のおじさんにテント泊の人はここを利用するな、見たいな事を言われテントに潜る、そのまま昼寝。
起きたら16時過ぎで雨もやんでいたので晩飯(マルちゃん正麺)にソーセージを放り込みドライカレーとともに。
食べ終わってまた寝た。
翌朝4時起床、無印のフォーを食べテントをたたみ6時頃出発。周りに張っていたのは全部で6張り、自分が一番遅い出発だ、俺の上段に張っていたウルトラライト仕様の二人(何故か女性は寒いのに短パン)は
同時に起床したのに30分後には歩き始めていた!ツェルトは速いね。
さて今日は昨日よりいっぱい歩く予定だ。
将監峠を越え昨日歩いた道を再度歩く、山の神土までは同じ道だ。
最初の目的地は唐松尾山2109だ、ここまではほとんど展望のない道を歩く事になる、展望があったとしてもこの天気じゃ期待できないし。
唐松尾山頂で小休止、ここも眺望が殆どない面白みの少ない山頂だ。
気を取り直してまた歩く、比較的気持ちよい尾根道だ。
本来なら世界遺産登録初日の富士山も見えるはずだがまったく見えず。雲取山の時もそうだったな。。。
途中笠取山より高い名も無きピークを1つ2つ通過する、「なんでこちらのピークは名前がないのか?」
なんて思いながら歩いていると笠取山山頂1953だ、手前にちょっとだけきつい登りがある。
笠取山には山頂が2カ所有るらしく、こちらから歩いて最初に到着する山頂は狭い。
山頂にある岩に登り展望を楽しむも天気今一。
もう一つの山頂に移動するとこちらはまぁまぁ広い、人が少なければお弁当を食べても問題ないだろう。
これから下るルートを見ると防火林らしく大きく伐採されていて雪が有ればスキーができそうだ。
次の目的地雁峠が見える、あそこも気持ち良さそうなので雁峠で昼飯にする事に決め下山開始。
途中小さなピーク上の分水嶺を通る、ここは多摩川、富士川、荒川の分水嶺だそうだ、ほんの少しズレてふった雨が分かれて別の流れになって行く。
雁峠に到着
ここには大きめのベンチが5個くらいあってお店を広げて昼飯を食うには最適の場所だ。
既に3組ほどが昼飯を食べている。
こちらの昼飯はメロンパンと昨日の残りのソーセージ、あとコーヒー。
30分くらい休憩して、笠取小屋目指して降りる。ここからの道は木道で大変良く整備されている。
笠取小屋を通り越し黒えんじゅ分岐方面に歩く、誰も歩いていないがめちゃくちゃ手の入った登山道で広さも十分だし十分踏まれていて歩きやすい。
途中多摩川の源流を通過する。
黒えんじゅの分岐でベンチがあったので休憩、先に休憩しておにぎりを食べているおじさんに話しかける。自分より年上だが若い頃から山に登っているベテランだ。
10分くらいお話しをして先に出る。
相変わらずよく整備された登山道を調子よくおりる。
要所要所で地形図を見て現在地を確認しているのだが、今一正確に把握できていないようだ。
次に出てくる地形を予測し、確認しながら歩くのだがその通りの地形が出てくる時とそうじゃない時が
ある。
この時もいつの間にか道を間違え予定とは違う道を歩いている事に気づくがどこで間違えたのかがわからない、i-phoneも道をそれて道ではないところを歩いていることになっている。しかし自分はちゃんとした道上におり、分岐点など見当たらなかった。
i-phoneによると、このまま直進すれば道に出るはずなのでそのまま歩く、特に道には合流しなかったが予定通り馬止にでる。
地図を見ながら頭をひねっていると自分が来た道とは違う道から先ほどのおじさんが。おじさんは正しい道を通ってきた訳だが、おじさんも分岐は気づかなかったと言う。でも自分とおじさんは途中から明らかに違う道を通ってこの馬止に着いた事になる。
地図に無い道があるとしか思えない。それもちゃんとした道が。
ここから中島川口まではすぐだ、登山道が舗装された車道に合流する。
おじさんはここに車を留めてある。
三の瀬まで車で乗せてくれると言うので好意に甘えて乗せていただき車まで戻ってきた
民宿のおばちゃんにトウモロコシのお礼を再度言い岐路に着く。
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