梅雨の晴れ間に・・・ 仙谷から氷ノ山

2015年06月13日(土) [日帰り]

• GPS: 05:45
• 距離: 8.8km
• 登り: 867m
• 下り: 863m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:26
• 休憩: 1:20
• 合計: 5:46

9:11 アルパインヒュッテ下の無料Ｐ
10:17 10:37 赤壁岩
11:34 11:34 仙谷分岐
11:42 11:46 こしき岩
11:57 12:22 氷ノ山
12:35 12:42 こしき岩
12:46 12:46 仙谷分岐
12:51 12:51 ヤキョウガ山
13:29 13:31 氷ノ山越
13:41 13:41 木原八丁
13:49 13:51 旧伊勢道石畳
13:53 14:04 北探勝路分岐
14:08 14:16 北探勝路展望台
14:42 14:42 響の森駐車場
14:51 14:52 仙谷コース登山口
14:57 ゴール地点

天候

晴のち曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

アルパインヒュッテ前無料Pからの周回。

コース状況／危険箇所等

登りに使った仙谷道は荒れています。
それ以外は特に問題ありません。

その他周辺情報

国道９号線に道の駅やコンビニ有り。
トイレは麓か山頂から三の丸方面に少し下った鳥取側に有ります。
国道９号線に合流する手前に若桜温泉。

写真

今日は梅雨晴れ。
先週末山開きした氷ノ山に出掛ける。
雪解け後の仙谷に咲くサンカヨウ・ニリンソウ・タチカメバソウ等に期待して若桜氷ノ山スキー場へ。

車はアルパインヒュッテ下の無料Pに駐車。

支度を済ませてアルパインヒュッテ前からゲレンデ端を辿り

此処が仙谷登山口。
入口の"クマ"注意の看板が倒れてるので立て掛け直す。

仙谷登山口から杉林に一歩踏出せば

フタリシズカ(二人静)
センリョウ科の多年草。
和名は2本の花序を能楽"二人静"の静御前とその亡霊の舞姿に例えたもの。

クルマムグラ(車葎:アカネ科アカネ亜科ヤエムグラ属の多年草 )が点在。
辺りは滴るグリーンに染まる。

やがてトチノキ大木を過ぎれば→自然探勝路への分岐。

暫くは流れに沿って緩やかに登る。
やがて杉林からクヌギやコナラ・トチノキ・イタヤカエデ等の自然林に代わる。

ミズタビラコ(水田平子)
ムラサキ科キュウリグサ属の多年草。

やがてトチノキの大木を横目に過ぎれば

少し下って流れを渉る。
直ぐに支尾根を左にトラバース。

タチカメバソウ(立亀葉草)
ムラサキ科キュウリグサ属の多年草。

仙谷の流れに沿って上流へと辿る。
荒れた谷筋を何度か渡渉。
オオタチツボスミレにピンク色が混ざるミズタビラコ、実の成ったエンレイソウ。

甲高い声で囀るのはミソサザイ(鷦鷯)。
スズメ目ミソサザイ科ミソサザイ属。

やがて咲き残りだがニリンソウ(二輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。

直ぐにサンカヨウ(山荷葉)の群落。
メギ科サンカヨウ属の多年草。

谷筋には残雪。
6月も中旬ですが今冬の降雪の多さを物語ってる？

山頂迄1.2km標識手前には多数の倒木に僅か5-6mだが雪の上を歩きます。

濡れて滑り易い岩場には鎖にロープが張られてる。

やがて谷を詰めると左手に回り込み次第に谷から外れ
九十九折に登るとブナの尾根に乗る。

林床にギンリョウソウ(銀竜草)。
ツツジ科ギンリョウソウ属の多年草。
別名ユウレイタケ。

林床には咲き終わったオオイワカガミ。
思いの外に急なブナの木の根道も所々階段が整備されてる。

やがて傾斜が緩めば兵庫:鳥取県境尾根の仙谷口に到着。

仙谷口から兵庫:鳥取県境尾根を辿れば眼前に甑岩。

甑岩を右手に巻いて辿れば木道。
木道の先に氷ノ山山頂に建つ避難小屋が見えて来た。

石敷き道に階段＆木道を辿れば氷ノ山山頂。
一等三角点に避難小屋建つ山頂は数十人の登山者で賑わってる。

展望も6月には珍しい黄砂の影響で霞み勝ち。
羽虫が煩わしいが吹く風に飛ばされてる。
ゆっくりと昼食を済ませ下山は氷ノ越コースでの周回だ。

山頂から少し下った所から甑岩へ寄り道しよう。

藪に覆われた道を辿れば甑岩。
辺りにヤマツツジ(山躑躅)が咲いている。
ツツジ科ツツジ属の半落葉低木。

甑岩の眼下に此れから辿る兵庫:鳥取県境尾根。
右手奥には氷ノ山越の避難小屋が見える。

再び仙谷口に戻って来ました。
←仙谷道・氷ノ山越↑

林床には終盤のユキザサ。
見頃のツクバネソウ・ギンリョウソウ・タニギキョウ。

2度程ブナの原生林を抜けると

氷ノ山越避難小屋。
山頂方面から法螺貝の響き。
山頂に修験者が居らっしゃるのかな？
此処は←鳥取側・兵庫側→への分岐。

此処を左折で鳥取側へ

旧伊勢街道をキャンプ場へ向けて下る。

キャンプ場迄残り0.5km標識で←自然探勝路：展望台へ0.4kmが気に成り向かいます。

近年全く整備されて無いだろう探勝路。
おっと、ショウキラン(鍾馗蘭)の蕾見っけ。
ラン科ショウキラン属の多年草。
遠回りした甲斐が有ったね。

朽ち掛けた木製展望台に上がると眼下にキャンプ場に響きの森。

その足でキャンプ場へ下る。
後は車道を25分程も掛けて駐車地へ戻った。

感想

ぶらっと

今日は梅雨晴れ。
先週末山開きした氷ノ山に出掛ける。
整備されたやまめ茶屋からの坂の谷林道も気に成るが。
雪解け後の仙谷に咲くサンカヨウ・ニリンソウ・タチカメバソウ等に期待して仙谷道から周回しました。