記録ID: 315319
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トレイルラン
甲斐駒・北岳
農鳥岳：8時間42分のトレイルラン
2013年06月30日(日) [日帰り]
ainu
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 08:42
- 距離
- 31.5km
- 登り
- 4,996m
- 下り
- 4,990m
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行動時間：8時間42分
5:58 奈良田第一駐車場 → 6:11 奈良田第一発電所 → 8:02 大門沢小屋 → 10:40 大門沢下降点
→ 11:27 農民鳥岳 11:59 → 12:17 大門沢下降点 → 13:20 大門沢小屋 → 14:40 奈良田第一駐車場
備考：大門沢直下の渡り橋、山頂直下の雪渓で20分程立ち往生
その他：復路でGPSポイントが乱れており参考になりません。
5:58 奈良田第一駐車場 → 6:11 奈良田第一発電所 → 8:02 大門沢小屋 → 10:40 大門沢下降点
→ 11:27 農民鳥岳 11:59 → 12:17 大門沢下降点 → 13:20 大門沢小屋 → 14:40 奈良田第一駐車場
備考：大門沢直下の渡り橋、山頂直下の雪渓で20分程立ち往生
その他：復路でGPSポイントが乱れており参考になりません。
| 天候 | 曇り時々晴れ（稜線はガス） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
甲斐駒黒戸尾根程ではありませんが、日本でも指折りの登りコースです。 この大門沢コースから白根三山を日帰り縦走するには10時間は掛かりそうです。 大門沢下降点直下に残雪ありアイゼンが必要です。 大門沢小屋直下の橋が流されてます。 後で聞いた話では、橋は持ちこたえており大き目のザックを背負った方でも足元滑る事無く渡れたそうです。 夏山まではもう少しかかりそうです。 農鳥小屋のおじさんも犬連れの山上がり日でした。 |
写真
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しっかりトンネル管理者だけはこんな朝早くても待機しているんですね。
すると！大門沢小屋近くの橋がこんな状態に（後々の話ではこれでも渡れたとの事ですが。。。）。
渡れそうにないので、しばらく考えます。対面の登山者もアタフタしてました。
結局、ここをジャンプ・小枝でターザンして何とか乗り切りました。激流なので落ちたらどうなったことやら。
小屋の先には本日初めての上り登山者が。この方はもしかして、農鳥小屋のオジチャン？連れの犬からしてそうみたいです。
オジチャンを追い越して更に進むと雪渓が見え始めます。登山道も荒れてますね。
この辺から急になる上りでも、こんな標識に癒されたり。表現が時代を物語ってます。
しまいには雪渓の急登になります。ガスで進行方向も不明瞭です。アイゼンを準備していなかったのでとても厄介でした。
雪渓のトラバースが3つほど続きます。雪が腐っており、滑りやすかったです。
雪を避けるためにハイマツの藪漕ぎをしたりしているうちにヘロヘロになり、やっと大門沢下降点到着。
唯一本日目にした稜線の景色（この後再びガスに包まれました）。
大門沢下降点に置いてきた頼みの棒。これをピッケル代わりにして登ってきました（真似しないでね☆）。
撮影機器：
感想
久しぶりの山。今日は予期していなかった奈良田から大門沢コースを直登して農鳥岳をピストンしてきました。
もともと奈良田からバスを使い白根三山経由で奈良田に戻ってくる予定でした。
しかし、奈良田で朝いちのバスをいくら待っても来ない為、時刻表をよくよくみると
本日は朝いち便は来週末からの運行との事に気が付きました。
一瞬、「ガーン！やられた！」と思いましたが、それならそれで「こんなのもアリかな？」と開き直って
通常下りにしか利用しない大門沢コースを上って農鳥岳を目指しました。
（こんな事でもなければこのコースを登ることもないでしょうね）
このコースは甲斐駒ヶ岳黒戸尾根に通じるくらいハードです。
距離にして12km、累積獲得標高は2,200m。
目標は4時間切りでしたが、途中で橋が流されていたり、雪渓で難儀したりタイムロスが多く
実際には5時間弱かかりました。
気温は悪くなかったですが、特にガスに巻かれた雪渓では苦労しました。
アイゼンを全く準備していなかったのは失敗です。
雪渓では迷いそうになったり、滑り落ちそうになりましたが何とか大門沢下降点することができました。
（キックステップと両手の棒で確保しましたが、キックステップの雪の跳ね返りが目にしみたぁ〜）
本日唯一極めた農鳥岳山頂では、久しぶりの山で疲れを感じ30分程昼寝。
その後は、いつものペースでサクっと下山しました。
富士登山競争のトップともなれば2時間くらいで上がってしまうのでしょうね。
雪が無くなるのを待って、今度は大門沢から白根三山を逆走してみたいですね。
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いやいや、この時期の大門沢までの登山道は橋が流されていたり荒れていたりで大変だったと思います。
無事に下山されて何よりです。
農鳥オヤジと遭遇ですか！
何か言われませんでしたか？
辛口なとこがファンでして
ではでは
ainuさん
大門沢を登りで使いますか
農鳥のおっちゃんと遭遇もレアですね
農鳥小屋のオヤジさんですが、パッと見ていつもよりやせて見えました。
（ヘルメットをかぶっていたからそう見えたのかも）
しかし、犬を連れている事や挨拶しても返事が無かったこと、
極め付けは、農鳥小屋自体が閉鎖されていた事を考えて
多分そうだろうな、と思いました（登山者情報）。
確信したのは、
あれだけの犬（3匹）を連れてあの流された橋を通過できた事でした。
それができるのは農鳥小屋のオヤジさんくらいでしょう。
（もしかしたら、裏道を知っていたのかもしれませんけど）
かつて、あのオジサンも相当なスピードで稜線に上がっていたという話を聞きます。
農鳥で昼寝した後、大門沢下降点付近でまた会いましたが、
相変わらず挨拶しても返事がないので、こっちの方がついニッコリしてしまいました。
今回、上から下りてくるハイカーに橋が流されている事を伝え、
「農鳥小屋おやじさんが（3匹も犬を連れている位なので）逃げ道を知っているから、
聞いてみると良いですよ」とススメたところ、
「あのオヤジじゃ教えてくれないだろうなぁ」という答えが。。。
皆さん、相当怒られた方が多いのでしょうね。
そんな大門沢下降点でのハイカーとの会話でニッコリ元気を貰えました。
この時期に農鳥日帰りできるのは、単にトレランでスピード勝負、ってことではないですよね。
確かな技術があってこそ。流石です。
残雪が未だある中、お疲れ様でした。
農鳥オヤジ、自力でご出勤ですか？
犬を連れてるからかもしれませんが、ちょっと感動。
さすが天然記念物。(言い過ぎでした。シツレイ、シツレイ)
オヤジさん、そろそろ代替わりの噂も聞こえてきてますので、今シーズン行けたら、
と思ってます。
逆三山ですか〜？
実は自分も今年狙ってます
自分が急な雪渓の下りでてこずっていたとき、自分の少し前を行っていたおっちゃんとおそらく農鳥おじさんの会話がバカでかい声だったので聞こえてました。
農鳥おじさんはおっちゃんに下り方を結構丁寧に教えてましたよ。
ちなみに自分は農鳥おじさんの事全く知らなかったのでおっちゃんに追いついて教えてもらって驚きました
確かに、農鳥小屋のおじさんも世代交代かもしれませんね。
年にして60代後半ってところでしょうか。
でも、ああいう伝説的なオジサンがいなくなってしまうのを考えると少し淋しいですね。
「（白根）逆三山」いい響きですねぇ〜。
この大門沢ルートを軽く上がることができるようになれば、
かなりのコース取りができるようになりますよね。
伝付峠でも同じ事を考えたりしてます。
先日はお疲れでした。
mirorinnkoさんとすれ違う前まで、先行のおじさんと大門沢下降点で話をしてましたが、
ちょうどあの時、農鳥小屋のおやじさんの話でにぎわってました。
先行のおじさんとは、八丁坂で追い付いて再会できましたが、
農鳥小屋のおやじさん優しく会話してくれたのですね。
mirorinnkoさんに追い付けるかなと思いながら下山を急ぎましたが
既にゲートの車はなく下山されていた様でした。
またどこかでお会いできればと思います。
このところ曇ってばかりで自宅から南アルプスが見えないのですが、結構残ってますね。
土日でも朝一バスがない時期があるのは知りませんでした。
残雪は、やはり急斜面の北側で目立ちましたね。
いわゆるNorthFaceです。
そして、地盤が冷えた残雪箇所ほどガスが沸きます。
特に急斜面の手前でパッと開けたような場所では、
ガスで進行方向が確認できずミスコースしたりしました。
山梨交通のホームページのダイヤカレンダーに赤だの紫だの
運行情報がアップされてますが、この場合紫ダイヤだったにも関わらず
突っ込んでしまったのは反省点ですね。
参考：http://yamanashikotsu.co.jp/
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