坂戸山 やっぱり裏坂戸はアズマシロカネソウとコシノコバイモとホクリクネコノメソウが仰山ありまっせ〜!
- GPS
- 06:07
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,005m
- 下り
- 1,015m
コースタイム
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 6:06
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト 薬師尾根登山口駐車場にあり。用紙はありません。事前に作成して投函するか、ネットでの登山届の提出をお願いします。 このルートには危険箇所はほとんどありませんが、裏坂戸コースの中腹の急斜面は木段も破損していて滑りやすいので、要注意です。裏坂戸コース下部の若宮八幡宮と岩崎コース分岐付近の残雪は無くなりました。若宮八幡宮から岩崎コース登山口までの間の杉林にはまだ少しだけ残雪がありますが、林道はほぼ明瞭となっていますので、前回や前々回の様な道迷いはありません。岩崎コース上部には登山道上に地滑り箇所はほぼ固まっていますので、全く問題ありません。上部に残っていた雪渓も無くなりました。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉 金城の里(350円)か、「さくり温泉健康館」(440円)がお薦めです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー(登山中毒者)でございます。
本日はAM6:00から令和2年度坂戸山野鳥観察会に幼馴染のAちゃんと参加した後に、大城の晩生の白いカタクリの開花の確認と、最近ルーティーンかした様な裏坂戸に行ってアズマシロカネソウとコシノコバイモとホクリクネコノメソウの開花状況の確認をする為に、そのままAちゃんと坂戸山に登って参りました。これで、今年3回目の裏坂戸コースと岩崎コースになります。もう一つのミッションはコシノカンアオイを見つける事でしたが、これは、残念ながら見つけられませんでした。しかし、前回よりもアズマシロカネソウとコシノコバイモとホクリクネコノメソウは増えていました。なぜかと言うと、杉林の雪が消えている所からこの花々は次から次へと咲いて来ているからです。ですから、まだまだ、この花達は楽しめます。桃ノ木平のカタクリもまだまだ見頃でしたし、裏坂戸コースの岩崎コースとの分岐付近のカタクリも今が見頃となっていました。若宮八幡宮手前ではミヤマカタバミが咲き始めましたし、タニウツギやツクバネも咲き始めましたし、もはや新緑の山は初夏の様な感じです。がしかし、まだまだスプリングエフェメラルも咲いていますし、坂戸山はまだまだ色々楽しめます。但し、黄砂の影響でどんよりとした天気で、眺望も残念ながら、ほぼ無しでした。しかし、土曜日でしたので、相変わらず大勢の登山者で賑わっていました。
まず、城坂コース(一部登山道が補修されていて、危険が回避されて、歩きやすくなっていました。ありがとうございます。)を上り、富士権現様でいつもの様にお参りをし、大城へ。晩生の白いカタクリはまだ咲いていませんでした。もしかしたら、今年は咲かないかもしれません・・・。そして、大城の南側の土塁の上でランチタイム。その後、裏坂戸コースを下ります。やはり、岩崎コースと若宮八幡宮分岐付近から下はホクリクネコノメソウとアズマシロカネソウが沢山・・・仰山咲いてまっせ・・・。若宮八幡宮でお参りをし岩崎コースへ向かいます。途中の杉林の中は今度はコシノコバイモが・・・仰山咲いてまっせ・・・。そして、雪が消えて来た杉林の中にはコシノコバイモのつぼみや咲き始めたばかりのアズマシロカネソウとホクリクネコノメソウも・・・仰山ありまっせ・・・。まあ、ビックリです・・・。岩崎コース登山口前に大量にあった雪も無くなり、倒木も片付けられていました。助かります、ありがとうございます。疲れて、足が上がりませんが、ここは 踏ん張りどころ・・・。頑張って、岩崎コースを登り上げます。そして、再び 富士権現様に到着。またまた、お参りをし、行動食を口にして、最後は薬師尾根コースを下山。ここも、壊れた木道が一部補修されていました。ありがとうございました。今日も 何とか コケずに下山出来ました。
そもそも坂戸山には人気順に「薬師尾根コース」「城坂コース」「寺ヶ鼻コース」「岩崎コース」「裏坂戸コース」の登山コースがあります。やはり一番人気は最短で登れて眺望も良い「薬師尾根コース」、続いて薬師尾根コース共に周回で良く使われる「城坂コース」です。この二つのコースで80%以上の方が歩いていると思われます。(もしかしたら90%以上かも?)そして 三番目に使われるのが「寺ヶ鼻コース」ですが、歩いている人は少ないです。以上の3ルートがいわゆる表ルートになり、これから紹介する「岩崎コース」「裏坂戸コース」が裏坂戸ルートになります。この裏坂戸ルートはほとんど人に会いません。ニホンカモシカや小動物やクマに遭遇することの方が多いかもしれません・・・。しかし 地元の方々が登山道を整備してくれているおかげでどちらもそれほど荒れていなくて歩きやすいです。
カタクリは家臣屋敷跡は終盤、桃ノ木平はまだまだ見頃、広瀬曲輪は終盤、山頂直下も終盤、大城も終盤、御居間屋敷がまだまだ見頃、裏坂戸コースの中腹はまだまだ見頃です。
裏坂戸ルートは 表ルートと植生が少し違ったりして楽しいです。人と会うのがお嫌いの方にはお勧めのルートです。しかし クマさんの住んでいる所ですので熊鈴や笛、ラジオetcの熊避け対策は万全にして歩いて見て下さい。本日も下山時、裏坂戸コース中腹で熊の鳴き声を聞いています。ご注意下さい。
本日 咲いていた花はタニウツギ、ミヤマカタバミ、ツクバネソウの葉っぱ、ツクバネの雄花と雌花、コシノコバイモ、アズマシロカネソウ、タチツボスミレ、イカリソウ、タムシバ、オオバクロモジ、オオカメノキ、アズマイチゲ、キクザキイチゲ(白花&青花)、スミレサイシン、カタクリ、イワウチワ、イワナシ、シュンラン、ショウジョウバカマ、ハイイヌガヤ、オクチョウジザクラ、エチゴキジムシロ、カンスゲ、ホクリクネコノメソウ、ノキシノブ、エンレイソウ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、タネツケバナ、ミチノクエンゴサク、オトメエンゴサク、ニョイスミレ、ユキグニミツバツツジ、ヤマツツジ、マルバアオダモ、ミヤマガマズミ、アズキナシ、ウワミズザクラ、ツルアリドオシの赤い実、ヤブコウジの赤い実、ヒメアオキの赤い実、カクミノスノキetcが見られました。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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こんにちは♪
昨日は裏坂戸へも行ってきたんですね。
教えていただいたアズマシロカネソウとコシノコバイモはすごいですね。
他のところへ行く必要がなくなりました。
イヤーっ、ビックリする位 アズマノシロカネソウもコシノコバイモもホクリクネコノメソウも咲いているし、これから まだまだ咲いて来ます。
まあ、地味で小さい花なので、今まで気付かなかったんだろうけど、本当にビックリです。
今度は 裏坂戸でコシノカンアオイを探しています。
ではまた・・・
はじめまして。
初めての坂戸山、climbjさんの記録、大変参考にさせていただきました。一言、御礼申し上げます。裏の林道は山菜取りの方だらけでしたね(笑!)。雪解けしたばかりで。車で行くと、裏から表に抜けるとかできないけれど、車なら裏回りだけでも結構楽しいかも、と思いました。私には5コース制覇なんていう体力ない、、、というか昨日は暑すぎました。また別の季節に行きたいと思います!
tomoshigeさん こんにちは!
レコを「参考にさせていただきました」と言って頂くことが、ヤマレコユーザー冥利に尽きるということです。ありがとうございます。
大好きなお花の沢山咲いている坂戸山、こらから 夏は低山ですので暑くてお勧めしませんが、秋の紅葉も素晴らしいですので、是非 再びお越し下さい。また、冬山は基本的におやりにならないと聞いております。しかし 坂戸山では 近年「北尾根」というバリエーションルートが人気で、これもお勧めです。僕も 基本的には冬山はやりません。北尾根だけは手軽ですし、ワカンやスノーシューがあれば短時間で北アルプスの様な冬山の気分が味わえますので、こちらも 宜しかったら是非・・・。
清酒坂戸山はキャッチコピーの様に「飲みやすくスッキリとした味わい」ですので、720㎖なんて あっという間に飲み干しますよ・・・。また、甘いものではMATSUMOTO[マツモト]の銘菓坂戸山もお勧めです。
ではまた・・・。
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