鹿島槍ヶ岳

2021年05月08日(土) [日帰り]

• GPS: 11:59
• 距離: 17.5km
• 登り: 2,233m
• 下り: 2,226m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:40
• 休憩: 1:19
• 合計: 11:59

4:52 柏原新道登山口
5:58 5:59 駅見岬
8:22 8:25 爺ヶ岳南峰
9:20 9:39 冷池山荘
11:08 11:42 鹿島槍ヶ岳
12:43 12:54 冷池山荘
14:15 14:26 爺ヶ岳南峰
16:51 柏原新道登山口

18.4km, ±2400m

天候

快晴→曇り　強風→無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口：入山時は1台、下山時は7〜8台
鹿島槍ヶ岳まで行ったのは私だけ

コース状況／危険箇所等

3シーズンブーツにて。浸水したので、冬靴の方が良い。
アイゼンは気温が高かったため使用しなかったが、必携。

・1800mくらいから積雪がチラホラ。全行程トレース有り
・南尾根は地図上では道が無いが、踏み跡やテープで明瞭。雪渓と夏道を選択できる
・稜線上は大部分で夏道が露出している
・冷池山荘：テント泊のみ営業

その他周辺情報

温泉：大町温泉郷 薬師の湯 650円 ★★★☆☆（ふつう）
　夜遅くまで営業している日帰り温泉施設。単純アルカリ泉、塩素消毒。広めな露天風呂が印象的。一昨年のGWに訪問したときは★４評価したが、再訪すると色々と思うところがあった。目が肥えたのか。

食事：定食屋カイザー 鹿カツ定食 1700円 ★★★☆☆（ふつう）
　ボリューミーな鹿料理が売りの、大町市の食堂。鹿肉って食べるたびに"コメントしにくい味だな"って思ってる気がする。

写真

今日も長丁場。神戸屋のパン食べて頑張ろう

5/8 7:08

爺ヶ岳を捉える
朝だけ強風だったが、後に微風に。
予報見て諦めないで良かった。

5/8 7:45

いきなり劔岳が超デカく見えて仰天する
種池山荘と比較するとサイズが一目瞭然

5/8 7:49

針ノ木岳、蓮華岳、奥に表銀座

5/8 8:21

目的地は近いようで遠い

5/8 8:23

巻けるピークは全部巻く！
積雪部は慎重に

5/8 9:05

美しいモノほど、手を伸ばせば届きそうに見える

5/8 9:18

冷池山荘
管理人さんがとても良い方だった
いつか泊まりに来たい

5/8 11:09

また一つ、世界を縮めてしまった
この日は私の貸し切りだった

5/8 11:19

始めて見る、後立山の稜線
日本海まで繋ぐことを決意する

5/8 11:18

鹿島槍北峰、奥に昨日までいた頸城山地

5/8 10:30

振り返って爺ヶ岳
良い道だった

5/8 11:16

劔岳−立山−薬師岳
一昨年のお盆に歩いた、最高だった

帰路は曇ったので、雷鳥とエンカウント
驚かしてごめんよ、強く生きてくれ

鹿カツで消費カロリープラマイゼロ
お疲れ様でした

撮影機器：

PENTAX K-50 ペンタックス

感想

longvalley

　頸城山塊から下山後、天気を確認すると翌日も晴れ。未踏の山域、後立山で日帰りできそうな、鹿島槍ヶ岳へ行こう。長野駅で食事と温泉を満喫し、道の駅信州新町で車中泊。4時間眠って、登山口へ。
　標高2000mくらいから、雪尾根を進めるようになる。が、早朝なのに気温が高く、かなり埋まる。それを避けようと夏道に出ると、西側からの強風に晒される。どっちもツライが、身の危険を感じる程の風ではないと判断し、夏道を歩く。この"危険なライン"は人によって基準が異なるので、現地判断するしかないのが、登山の難しいところ。
　爺ヶ岳を超えてしばらく進むと、風が急に止んだ。こんなに快適になるとは、思わなかった。冷池山荘で美味しいパンを食べて、山頂へ。トレースがしっかりしており、特に難所もなく体力勝負。装備が軽いので、楽だった。もう少し歩けるな、1日獲得3000mを目指そう。山頂では、始めて見る後立山に心を打たれる。これを歩かずに山は辞められないな。
　帰りはピストンなのでテンポ良く進む。今シーズン初の雷鳥にも会えた。どっぷり山に浸れた、充実した山行だった。


消費食料
パン3、おにぎり2、カロメ0.5箱、アミノバイタル1