御池岳 神秘的なクマガイソウを愛でる

2021年05月09日(日) [日帰り]

• GPS: 04:48
• 距離: 10.2km
• 登り: 854m
• 下り: 858m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:53
• 休憩: 1:50
• 合計: 5:43

9:05 鞍掛トンネル西登山口
9:13 9:13 鞍掛トンネル東登山口
9:28 9:29 コグルミ谷登山口
9:51 10:58 コグルミ谷・タテ谷分岐
11:08 11:09 長命水
11:33 11:33 カタクリ峠
11:57 11:57 御池岳登山道八合目
12:02 12:02 御池岳・鈴北岳分岐
12:25 12:25 丸山・奥の平分岐
12:28 12:28 御池岳
12:46 13:22 ボタンブチ
13:24 13:24 天狗の鼻
13:31 13:31 丸山・奥の平分岐
13:33 13:33 御池岳
13:45 13:45 サワグルミの池
13:49 13:50 真の池
13:58 14:04 鈴北岳
14:40 14:41 鞍掛峠
14:51 鞍掛トンネル西登山口

天候

☁️曇り時々☔️雨
・天気予報では、午後から☀️晴れ予報だったので遅めのスタートにしようと
・米原醒井から少し入った枝折地区にある林蔵坊というお寺によってから、鞍掛峠へ向かった
・が、午前中は晴れ間も現れず、逆に午後から雨模様に・・・
・山頂付近はガスも出始め、シロの世界を往くことに

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◾️林蔵坊(枝折山)
・醒井の駅から霊仙山方面へ入り、
高速道路を越えてすぐに細い川を左に
折れると枝折の集落
・集落の細い道を進むと天神水という泉
があり、そこの駐車場から歩いて5分
から10分程
◾️鞍掛峠登山口駐車場
・寄り道をしたので、鞍掛峠に着いたの
が9時
・さすがにトンネル東口駐車場は満車
・西口駐車場へ回り最後の1台になんと
か滑り込みセーフ
・東口駐車場からコグルミ谷登山口にか
けては路上駐車が多数、あたりはヘア
ピンカーブなので大変危険

コース状況／危険箇所等

🐿コグルミ谷から真の谷、山頂、奥の平
そして、ボタンブチ、鈴北峠を経由して
鞍掛峠へ降りるルートは御池岳の定番
ルート
🌸途中、季節毎の花畑、リスとの遭遇、
広原のテーブルランド、ボタンブチから
の絶景などの変化に飛んだバライティ豊
かな山行が楽しめる人気のコース
🧢登山者も多く道迷いも少ない
⚠️しかし、油断は禁物、一旦気象状況が
変われば、いろんな魔物が潜んでいる
🌳今日もコグルミ谷へ入ってすぐに、緑が
眩しい山の斜面からゴロゴロと音がする
ので見上げると、連続して石が足下まで
落ちてくる。慌てて谷川へ退避
🐛谷を進むと、雨上がりにはヤマヒルが
出没、血塗れにならないよう予防策を
🏔山頂付近は方向を失い易い地形
携帯もGPSも持たない時代、地図を便り
に奥の平方向へ行ったつもりが また山頂
へ戻って来てしまったことも
👀テーブルランドは、道があってないよう
なもの、好きなところを歩くことができ
て楽しい反面、霧が出ると視界がなくな
ることもしばしば、時期によっては強風
に煽られ低体温症にもなる
◉テーブルランドは多くのドリーネの池と
カレンフェルトが点在するカルスト地形
だが、ボタンブチから鈴北峠への南側は
カレンフェルトのがれ場では足を滑らせ
捻挫や骨折もある
😋楽しい山行に油断大敵 十分注意して歩
きたい

写真

5/9 7:15

御池岳へ行く前に米原の林蔵坊へより道
枝折集落にある天神水の駐車場に止めさせて戴きます

5/9 7:20

天神水にあるフジの花が綺麗
天神水の周りはよく整備されていて綺麗なトイレもあります

5/9 7:25

集落内を歩いて10分程で林蔵坊というお寺に着きます

5/9 7:27

境内は非常に綺麗に整備されています

5/9 7:28

海老根(エビネ)というランがたくさん咲いています

5/9 7:29

その横には 黄海老根というランも

5/9 7:30

綺麗な黄色です

5/9 7:30

黄色と白色のコラボ

5/9 7:31

変わった形の花弁

5/9 7:32

紫色
これもエビネ？

5/9 7:34

いい感じ

5/9 7:41

お堂でお参りされていた地元の方に
クマガイソウがどこに咲いているか教えていただきました

5/9 7:41

もう枯れていました
大事にフェンスに囲まれて保護されています

5/9 7:42

何か視線を感じた⁉️

5/9 7:58

境内の奥からウサギの看板を目印に枝折山へ登ってきました
木の柵沿いに道があります

5/9 7:52

枝折山 標高205m
視界なし

5/9 7:59

再び 林蔵坊へ
駐車場へ戻り 御池岳鞍掛峠へ行きます

5/9 9:30

鞍掛峠東登山口駐車場は満車
西駐車場からトンネル内を歩き コグルミ谷登山口へ降ります
新緑が眩しい

5/9 9:40

ムラサキケマン

5/9 9:43

イチリンソウもたくさん咲いています

5/9 9:44

ヤマブキソウ

5/9 9:47

ニリンソウのつぼみ

5/9 9:48

葉が車輪に見える❓クルマバソウ

5/9 9:51

タテ谷分岐を直進します

5/9 10:04

ネコノメソウ
初めて ネコノメソウを知ったのが ここ

5/9 10:37

お目当ての クマガイソウ

5/9 10:44

レッドリストの絶滅危惧II類 (VU)

5/9 10:45

花の唇弁は大きく膨らんだ袋状でこれが非常にユニークな形

5/9 10:48

一緒にいた花の調査をしているという地元のおじさんによると、例年に比べて非常に少ないらしい
中には、悪質な業者が販売目的で根こそぎ盗掘していくこともあるという

5/9 10:49

おじさんに写真を撮るポジションや角度も教えていただきました

5/9 10:53

この一角しか咲いていない
他にももう少し山奥に行くとあるらしい

5/9 10:53

これらは地下茎で繋がっている

5/9 10:53

斜面の柔らかい地面に咲いているので
踏み荒らさないように注意

5/9 10:54

東日本では群落地があるようですが
近畿地方では自生しているところは
あまり聞かない

5/9 11:02

ミヤマハコベ
クマガイソウを見ていると
時間が過ぎていくのを忘れてしまい
気づくと 11時だ

5/9 11:04

白色い オドリコソウ

5/9 11:08

コモチマンネングサ？

5/9 11:10

と 5合目付近で 何か動く気配
🐿リスさん登場

5/9 11:29

イワカガミも咲き始めました

5/9 11:35

再び 7合目 付近でリスさん登場
今度は結構間近に突如現れる

5/9 11:35

動きが可愛い
しばらく 観察

5/9 11:36

癒されますね

5/9 11:41

カタクリもまだ残っていました
以前は 7合目付近のカタクリ峠の標識があったような気がしたが 今は・・・

5/9 11:47

キランソウがペアで咲いてます

5/9 11:49

春の七草 ナズナ か

5/9 11:58

8合目から ニリンソウ が乱舞

5/9 12:15

群生しています

5/9 12:28

ようやく 山頂 3時間もかかってしまった
今日は クマガイソウが目的だったので 山頂はパスしようと思っていたが やっぱり 来てしまった

5/9 12:36

テーブルランドはガスの中
白の世界
なので 奥の平はパスして ボタンブチへ

5/9 12:45

ボタンブチ 誰もいません

5/9 12:46

誰もいないので
ここで 遅めのランチに

5/9 13:07

ミヤマハタザオ
ボタンブチの岩場に咲いていました

5/9 13:21

ボタンブチからＴ字尾根を望む
Ｔ字尾根のシャクナゲもきっと綺麗だろう

5/9 13:21

ボタンブチから奥の平方面
一瞬青空を覗かせる

5/9 13:22

天狗の鼻👺
山頂経由で尾根を降り鈴北峠へ向かいます

5/9 13:39

山頂西側尾根で 本日３度目のご対面

5/9 13:46

尾根を降り日本庭園の方へ行くと南池が現れます

5/9 13:49

そして 鈴北峠が見えると 真の池に到着
気持ちのいい草原大地を鈴北峠まで登り返す

5/9 14:04

鈴北峠に到着
標識は鈴北岳か？

5/9 14:01

鈴北峠から西 鈴ヶ岳方面
今日は視界が悪く 琵琶湖は見えません

5/9 14:01

そして 北側 伊吹 霊仙 鍋尻が微かに
眼下のスカイラインを走るバイク🏍の轟音が山中に響き渡る

5/9 14:06

下山します
この尾根も気持ちいい
鞍掛峠の向こうは 三国岳 烏帽子岳と続く

5/9 14:13

これから 苔も色鮮やかになる

5/9 14:14

ふっかふか

5/9 14:41

鞍掛峠に到着
後は駐車場まで九十九折

5/9 14:41

ナズナの群生か

5/9 14:42

オット びっくり‼️
目の前を ヤマドリが通り過ぎる
いつも驚かされる鳥🦅

5/9 14:55

今日も無事下山😌
いつも期待を裏切らない
何度でも行きたくなる山 御池岳でした

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

装備

個人装備

ザック ザックカバー 靴 ストック グローブ 雨具 タオル 　 <br />帽子 長袖シャツ ズボン タイツ 靴下 ソフトシェル 防寒服 サポータ 昼ご飯 非常食 飲料（水 お茶 アクエリアス） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 計画書 地図 コンパス 筆記用具 携帯 時計 カメラ（予備バッテリー） ファーストエイドキット 常備薬 クマ鈴

感想

m78ultra

🏔御池岳はいつ登ってもどのコースから
登っても期待を裏切りない山である
🌸今回はクマガイソウを見るため、レコでも
あげておられた林蔵坊へ寄り道してみる
ことにした
🌼残念ながら クマガイソウは枯れていたが
自生している海老根(エビネ)ランを初めて
見ることができた
🥀コグルミ谷でも 念願のクマガイソウも見れ
花を調査するおじさんの話も聞け大変
楽しかった
☁️この日はスッキリしない天候であったが
もしかしたら これが幸いして リスも🐿
よく現れられてくれたのかもしれない