【奥鈴鹿】お金明神・北谷尻谷右岸尾根・イブネ・水晶岳をバリルートで繋ぐ。ガムシャラだったあの頃を思い出して・・・
- GPS
- 09:21
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,730m
- 下り
- 1,729m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 9:13
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※今回のルートは、一般登山道、破線登山道、マイナールート、バリルートの組み合わせとなります。 マイナールート、バリルート区間につきましては、GPSやコンパスを使ってのルーファイはもちろんのこと、道が荒れ気味でとても歩きづらく危険な箇所もありますので、バリルートが苦手な方、初心者の方には絶対にお薦め出来ません。 ◎朝明駐車場〜中峠〜お金明神〜コリカキ場 朝明駐車場〜中峠間は、約15分程の一般道歩きからの一般登山道歩きになります。 特に注意箇所・危険箇所等はありませんが、一部ルートが分りづらい箇所もありますので、念のためルーファイが必要かも。 中峠〜大瀞〜お金出合間は、一般登山道と破線ルートの組み合わせになります。 中峠〜大瀞間は一般登山道になりますし、とても快適で歩きやすい区間です。 大瀞〜お金出合間は、破線ルートになりますが危険箇所・注意箇所等も無く、快適に歩けると思います。 ◎お金出合〜お金明神〜お金峠〜コリカキ場 この区間は基本マイナールートになります。 所々に目印は付いてますが、基本的に道が不鮮明でルーファイは必須です。 特に危険箇所はありませんが、お金峠〜コリカキ場への下りが結構な下りなので、落ち葉等で転倒しない様に注意が必要でした。 ◎北谷尻谷右岸尾根(コリカキ場〜縦走路・舟窪〜銚子間)〜イブネ(北端) 北谷尻谷右岸尾根(コリカキ場〜縦走路・舟窪〜銚子間)は、バリルートになります。 目印等は付いていましたが、踏み跡は薄く、バリルートが苦手な方は足を踏み入れない方がよいでしょう。 危険箇所は特にありませんでしたが、一部石楠花の藪やザレ気味の急登もありますので滑落・転倒しない様、注意が必要でした。 縦走路(舟窪〜銚子間)〜イブネ(北端)間は、さすがに多くの登山者に歩かれている事もあり、とても快適に歩けます。 ただ、銚子〜熊ノ戸平〜イブネ間は道等は全くありませんので適当歩きになります。 危険箇所は特にありませんが、銚子手前の急登区間に多少ザレた部分もありますので、念のために注意は必要かと思います。 ◎イブネ(北端)〜タケ谷出合 イブネ(北端)〜小峠間からルートを外れ、タケ谷出合までバリルートを下っていきましたが、この区間が、この日最大の難所となりました。 この区間に取付き、最初の等高線が詰まった区間が荒れ気味の激下りで、久しぶりに少し怖い思いをしました。 荒れ気味なのに加え、滑りやすい落ち葉も堆積しており、斜度が落ち着くまで転倒・滑落しない様、本当に慎重に下っていきました。 斜度が落ち着いてからはビックリするくらい快適な尾根道になり、タケ谷出合まで普通に下っていけました。 この区間は当然、GPSやコンパスを使ってのルーファイは必須になります。 ◎タケ谷出合〜水晶岳〜根の平峠 タケ谷出合〜水晶岳間はバリルートとなりますが、多少の目印も付いており、所々に薄い踏み跡も付いてました。 基本的にほぼ尾根道を歩いていく形になりますし、地形的に複雑な箇所はありませんでしたので、難易度はそれほど高くないと思います。 しかし、あくまでもマイナールートになりますので、GPSやコンパスを使ってのルーファイは必須でお願いします。 水晶岳〜根の平峠間は一般登山道にありますので、危険箇所等も一切無く快適に歩けます。 ◎根の平峠〜ブナ清水〜破線ルート(ブナ清水〜朝明間)〜朝明駐車場 根の平峠〜ブナ清水間は一応は破線ルートになりますが、ほぼ一般登山道です。 危険箇所・注意箇所等はありません。 ブナ清水〜破線ルート(ブナ清水〜朝明間)〜朝明駐車場間は破線ルートですが、ブナ清水から下り、標高800m付近に岩や藪等でそれなりにハードな区間があります。 破線ルートだからといってナメてましたが、思った以上に大変なルートでした。 この区間さえ過ぎれば跡は朝明駐車場に繋がる一般道まで快適に下っていけます。 |
写真
感想
北谷尻谷右岸尾根。
このマイナーな尾根道を歩いてみたい!
今回の山行の一番の目的でした。
さらに、まだ自分が歩いた事の無いバリルートもいくつか繋いで、このエリアの習熟度を向上させようと。
また、自分を育ててくれ、さらに今の登山スタイルを確立させてくれた鈴鹿山脈深部のこのエリアを、久しぶりに訪れてみたいという思いもありました。
そう、このエリアは僕の山登りの原点でもあるのです。
単独山行を始めてまだ間もない頃、このエリアに度々訪れ、今考えると危なっかしい山行をしていたなぁと思います。
そんなエリアに再び足を踏み入れ、久しぶりに初心に帰ろうと思います。
久しぶりに訪れたコリカキ場。
ここから北谷尻谷右岸尾根に登っていこうとワクワクしながら取付き地点に立つと・・・目的の尾根に導くように目印が付いていました。
取付きから尾根に登っていくと、やはり・・・ですが薄く踏み跡も付いていました。
ヤマレコのみんなの足跡にも少し足跡が付いていたし、他のブログ等でもこの尾根を歩く方を見たことがあったのですが、想像以上に多くの登山者に歩かれている感じでした。
一部、石楠花の藪があったりザレた急登があったりしますが、基本的にはそれなりに楽しく歩ける良い尾根道でした。
しかし、この日一番大変だったのはイブネ北端から小峠間の縦走路からタケ谷出合へのバリルートでした。
縦走路からの取付きからすぐ、等高線の詰まった激下り区間がヤバかった・・・
石楠花の藪にザレ気味な斜面、しかも積もった落ち葉がまた滑る!
久しぶりに鈴鹿で少し怖い思いをした気がします。
そんなに長い区間ではないが、通過した頃には本当にクタクタになっていました。
一方で次のバリルート、タケ谷出合から水晶岳間はさっきとは逆にかなり快適な尾根道でした。
取付いて尾根に乗ってしまえば、あとは水晶岳まで難所や危険箇所はありませんでした。
自分はこの時点でもうゴールの朝明まで安泰だなぁと考えてしまったのですが・・・そうは甘くなかったです。
安パイだなと思っていたブナ清水からの破線ルートが結構大変だったのです。
ここも石楠花の藪に岩々がミックスされ歩きにくいのなんの・・・
今回のルートは何だかんだで最後までなかなか手応えのあるワイルドルートでした。
まぁ自分で考えたルートなので誰にも文句はいえませんがね・・・。
この日は最期の最期にサプライズがありました。
ヤマレコユーザーでなく、ヤマップユーザーさんなのですが、プラスさんと草川さんという方々に出会うことができたのです。
プラスさんは約3ヶ月ぶり、草川さんはお初でしたが、自分がルート設定等でネットで調べものをする際によく参考にさせて頂いているので、草川さんも初見にも関わらずとても楽しくお話をさせて頂きました。
お二人共、鈴鹿のバリルートをバリバリ歩いてらっしゃるので、話が弾んでとても楽しかったですね。
本当にありがとうございました!
今回もベジルートですねー😁
しかし冷静なる計画のもとガムシャラなルートを歩かれてる感じ。大人の男のガムシャラですかね👍
この辺りは全く未踏につき行ってみたいです。普通に。
ウリさん、こんにちは。
以前このエリアをよく歩いていた時期は、経験値も引き出しも今より全然少なくて、今考えれば本当にガムシャラにバリルートを歩いていたような気がします。
今回このルートを歩いてみて、当時と比べていろんな意味で圧倒的に余裕を持って歩けてるなと実感できた気がします。
これからも鈴鹿のレジェンド、そして仙人を目指して益々精進していきたいと思っています。
ウリさん、また今後もお付き合いのほど、よろしくお願いしますね😁
是非また、このエリアもご一緒しましょう!
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