利尻山 〜沓形から鴛泊へ。沓形からの素晴らしき岩峰を。〜

2013年06月30日(日) [日帰り]

• GPS: 08:38
• 距離: 12.2km
• 登り: 1,485m
• 下り: 1,690m

コースタイム

5:45　沓形コース登山口
6:50　沓形コース避難小屋
8:35　Cot.1461
9:45　鴛泊コース合流
10:00~10:35　利尻山山頂
11:45　長官山
14:20　鴛泊コース登山口

天候

晴れ！

写真

6/29 15:27

今週は、仁頃山の皆さんと一緒に利尻、礼文と3泊4日の旅。北見を朝8時に出発し、15時40分のフェリーに乗り込む。
ゆっくり来たとはいえ、ずいぶんと時間が余ってしまった。

6/29 17:08

お昼は猿払の道の駅でホタテカレーを頂いた。
やけに大きなホタテが入っているなと思えば、札仏産は五年物らしい。道の駅隣りにホタテ饅頭（中華まんのホタテ版）があったが、ホタテ濃厚、かなり美味かった。

6/30 4:30

土曜、日曜と沓形のホテルに宿泊。
ホテルを取ってくれた方の話だと、
登山の場合は、帰りのフェリーに間に合わない可能性があるから2泊を強く勧められたとのことで。

6/30 5:45

翌朝、ホテルのバスで、沓形コース登山口へ。
沓形はガスがかかっていて、少々不安だったが、登山口へ近づくほどに晴れ間が出てくる。

6/30 6:56

雲を背に、標高を上げていく。
沓形コース、意外と花は多い。
ハイオトギリ、ゴゼンタチバナ、ハクサンチドリ、マルバシモツケ、コケモモ、ツツジ、チシマヒョウタンボク、エゾカンゾウ、ヨツバシオガマ、ウコンウツギ、チシマフウロ、などなど。途中、アイヌネギのネギ畑もあったりもした。大きな株ばかりで、花が咲いていた。

6/30 8:38

Cot.1461（三眺山）からの眺めは圧巻。
こんな岩山が北海道にあるのか！！というような印象。
崩れ落ちる西壁が、なんともいえない迫力。

6/30 8:39

仙法志稜（山頂から写真右へ派生する稜線。岩塔が複数ある。）を入れての大パノラマ。

鴛泊から見る利尻とは全く違う表情。
かっこよすぎ。

6/30 8:51

そして、この三眺山からのルートが結構、テクニカル。
今回のメンバーは、仁頃山の60〜70代の方たちだが、崖のような急な岩場を難なく越える。

6/30 8:53

そして、三眺山から、花もだいぶ入れ替わる。
ミヤマアズマギクに、エゾヒメクワガタ。ハクサンイチゲやエゾコザクラ、チシマノキンバイソウやエゾイワハタザオ。チシマイワブキはたくさん見られた。

6/30 9:08

急登を登る。

6/30 9:09

そして、リシリゲンゲも一株だけ花をつけていた。
まさか、この時期に見られるとは嬉しい。

6/30 9:10

エゾエンゴサクの群落も。

6/30 9:12

雪渓を横切る。
トラバる雪渓は計2本あったのだが、一本目は難なく通過。
二本目は、傾斜が急なうえに堅かったので、下を巻いた。

6/30 9:18

ハクサンイチゲの群落。

6/30 9:33

6/30 9:51

チシマイワブキ。なかなか愛らしい。

6/30 9:55

鴛泊コースと合流し、山頂を目指す。
ここからは例によって、崩れやすい登山道？かと思っていたら、だいぶ修復されて、崩れにくくなっていた。

6/30 10:06

無事に山頂着。

6/30 10:05

ろうそく岩と、立ち入り禁止の南峰。

6/30 10:26

山頂直下にボタンキンバイの群落が。
アップで写真を撮りたいが遠すぎる。

6/30 10:38

ハクサンイチゲとアズマギク。

6/30 10:53

30分ほど休んで、下山へ。
海を見ながらの下山は気持ち良い。
鴛泊コースは、たくさんの登山者で賑わっていた。

6/30 10:55

リシリヒナゲシも少しだけ。
強風が吹いていたので、写真を撮るのが難しく、ぶれてしまった。

6/30 11:01

エゾヒメクワガタ。

6/30 11:47

長官山から山頂を振り返る。
もう少し、雪が残っていたほうが絵になったか。
鴛泊コースは全く雪がなかった。

6/30 11:58

さぁ、海へ向かって。

6/30 13:57

14時くらいに甘露泉水に到着。
美味しい水で喉を潤す。

6/30 14:23

そして、無事、下山。
キャンプ場が新しくなっていてびっくりした。

6/30 14:43

ホテルのバスに迎えに来てもらって、ホテルまで。

ホテルに帰って、温泉に入っていると、ダニが付いていたとの情報が。島だからと、なんの根拠もなく安心していたが、ダニはどこにでもいるのだ。気をつけねば。

御疲れ様でした。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-620 オリンパス

感想

ubejin

主な感想は写真中にコメントしました。


photosynthによる360度パノラマは以下から。

三眺山から圧巻の利尻西壁。


利尻山頂からの眺め

コメント

h2013m

お疲れ様でした。
　随分大人数で、ゆったり計画、沓形コースだったとは。
　親不知子知は雪渓堅いと怖そうですね。軽アイゼンでも持っていったのでしょうか？
　また行きたくなってしまいました。
　礼文レコも楽しみにしています。

　しかし、利尻でもダニですか・・・。

ubejin

沓形コース
はじめてだったのですが、崩壊しかけの登山道にはびっくりしました。
アイゼン、皆さん持って行ったのですが、先行者さんがステップを切ってくれていたので、結局使わずじまいでした。

花はまだまだといった感じです。
しかし、三眺山からの眺めが見れただけで、大満足の利尻でした。

里

仁頃山のみなさんといいですね♪
利尻・礼文〜私も来年こそは行きたいです。

とっても参考になりました。
ありがとうございました！

ubejin

利尻も良かったですが、
礼文が想像していた以上に、良いところでした。
自分のレコでは伝わらないかもしれませんが、時間かけて歩いてみたい、そう思わせてくれるところでした。

来年、是非、行ってみてください。