尾瀬〜鳩待峠・アヤメ平・皿伏山・尾瀬沼縦走

2013年07月06日(土) [日帰り]

• GPS: 07:19
• 距離: 17.8km
• 登り: 802m
• 下り: 1,020m

コースタイム

●アプローチ
04:00宇都宮→(日光宇都宮道）→05:07戦場ヶ原→06:20戸倉第一駐車場（身支度10分)06：30→(路線バス)→07：00鳩待峠駐車場（身支度10分)
●山行
07：11鳩待峠→08：13横田代湿原→08:52アヤメ平湿原→09:15富士見田代湿原→09:19富士見峠（5分休憩)09：24→10:08白尾山→10:45セン沢田代→11：26皿伏山→11：52大清水平湿原→12:30尾瀬沼→12：52尾瀬沼山荘(10分休憩)13：01→14：05一ノ瀬休憩所（10分休憩)14：15→15：05大清水
【山行時間　7：54】　　
●帰宅
大清水（バス待ち・昼食）15：50→（路線バス）→16：05戸倉第一駐車場→18：30宇都宮

■標準コースタイムと実際（休憩時間含む)
　　　　　　　　　　　　　　　　標準　　　　実際　　　　　　　　　　　　
鳩待峠→横田代　　　　　1：30　　1：02
横田代→富士見峠　　　　0：45　　1：06
富士見峠→尾瀬沼　　　　3：00　　3：11
尾瀬沼→一ノ瀬休憩所　1：40　　1：35
一ノ瀬休憩所→大清水　1：00　　1：00

天候

曇り、時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

自宅宇都宮から自家用車で尾瀬戸倉第一駐車場（24時間1,000円）。
そこから鳩待峠まで路線バス（片道950円）。
下山は大清水。そこから鳩待峠バス待合所バス停まで路線バス(590円)。
　下山の最終は15：50。

コース状況／危険箇所等

富士見峠までは問題なし。
白尾山、皿伏山から尾瀬沼間は荒れた道＆ぬかるみ多し。
また古い木道がところどころあり、その上は非常に滑りやすい。

写真

7/6 6:20

戸倉第一駐車場は6時で6割程度の入り。水芭蕉が終わったのと天気が悪いので少ないのかもしれない。ちょうど路線バスの出発時刻なので本日はバス。

7/6 7:11

鳩待峠からアヤメ平を目指す。このルートをとる登山客はほとんどいない。

7/6 7:19

しばらくはミズナラの樹林帯の急坂を行く。

7/6 7:24

ギンリョウソウを見つけた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 7:38

前日の雨でところどころぬかるみがあるが、たいして苦にならない。よく整備された道。

7/6 8:13

横田代に到着。樹林帯を進んできたのに、急に視界が開けるのでスカッとする。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 8:13

タテヤマリンドウがたくさん。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 8:14

イワカガミも。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 8:14

地塘にはアカハライモリ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 8:17

ヒメシャクナゲの株はたくさんあったが、咲いているのはまだ少しだけ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 8:18

気持ちのよい道を足早に歩く。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 8:23

振り返ると至仏山がクッキリと。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 8:26

コバイケイソウ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 8:28

チングルマも結構な数残っていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 8:37

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 8:38

アヤメ平に。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 8:45

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 8:46

ツバメオモト　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 8:47

アヤメ平からの至仏山。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 8:48

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 8:53

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 8:59

巨大な地塘。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 8:59

こちらは燧ケ岳。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 9:06

ここから富士田代へ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 9:16

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 9:19

富士見峠に到着。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 9:23

富士見小屋　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 9:44

ここからこの白尾山に向かう。見かけはなだらかで展望の良さそうな山頂。

7/6 9:46

しばらく車一台通れるくらいの立派な林道を行く。途中にあった電波塔。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 10:02

登山道に入る。右は結構な切れ落ち具合。赤城山等が見えた。

7/6 10:03

アカモノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 10:07

立派なタテヤマリンドウ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 10:08

白尾山。見晴しはさほどない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 10:45

そこから急坂を下る。ぬかるみや濡れた石、スベル木道に難儀する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 11:03

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 11:26

なんとか皿伏山。樹林帯の中で展望全くなし。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 12:13

ところどころにある湿原に癒される。写真は巨大水芭蕉の葉。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 12:15

ワタスゲが見頃だった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 12:17

大清水湿原を経て　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 12:34

3時間かけてようやく尾瀬沼。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 12:56

尾瀬沼山荘前にはかなりの数のハイカー。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 13:01

ここまで飲み物1リットルを消費。行動食だけなのでコーラでカロリ補給（コカコーラ・ゼロは売っていない）。360円。

7/6 13:17

ココから大清水バス停を目指す。目標は15時。三平平。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 13:43

片品川に沿った登山道を急ぐ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 14:02

ところどころ見ごたえのある流れ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 14:15

一の瀬休憩所。売店がある。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 15:02

尾瀬沼から2時間後。ようやく到着。大清水。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 15:05

駐車場もある。きれいで大きな休憩所アリ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 15:13

15時になって、ようやく昼ごはん。
最近の定番冷やし中華（小）。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7/6 16:11

16時15分。戸倉の駐車場に到着。この時間2割程度しか駐車していなかった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

撮影機器：

FinePix F550EXR FUJIFILM

感想

yamanobo_rist

戸倉第一駐車場に車を置いて、バスで鳩待峠へ。
そこを起点として湿原を目指すハイカーを左に見送り、アヤマ平方面への尾根道に入る。
1,591mから約300m高度を上げると1,850mの横田代に到着する。早いので登山者は3パーティのみ。
1,400mの尾瀬ヶ原に平行して1,800〜1,900mの台地状の尾根が続いており、まずはそこを富士見峠まで縦走する。
その間に湿原が点在しており、横田代はそのひとつ。

樹林帯を抜けて一気に視界が広がると、そこはまさに天空の湿原である。

ここからいくつかの湿原を通過するが、時期的にいずれもタテヤマリンドウ、コバイケイソウが満開であった。
アヤメ平では地塘が点在し、燧ケ岳も望めるようになる。

湿原が終わり富士見峠に着く。ここからは白尾山、皿伏山と2つのポイントを経由して、尾瀬沼までのアップダウンを繰り返す樹林帯を行く。

ぬかるんだ眺望の無い道であるが、ところどころに小規模ながらも湿原が出現するので、それを励みに先を行く。

3時間を歩き、尾瀬沼に到着した頃にはいい加減歩くのが嫌になっていた。やはりボクにとって眺望は大事。樹林帯を3時間も歩くのは精神的にしんどい。

尾瀬沼山荘でいつもは下山後にしか飲まないコカコーラ（ここにはゼロが無かったので赤の通常版）でのどを潤し、休憩もほどほどに先を急ぐ。路線バスの最終15：50に間に合わせるためである。

片品川の沿った林道を2時間も歩きバス停のある大清水に到着した際には疲れがドッと出た。

今回はハードな行程で（バス最終というシバリがあった）、二度とやらないとおもうが、それなりの達成感を味わえた山行であった。

来年はアヤメ平あたりでじっくりと「ボ〜ッ」とする行程で行ってみたい。