撤退&ルートミス…八ヶ岳の洗礼を味わう!
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- GPS
- 08:34
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,694m
- 下り
- 1,678m
コースタイム
5:17みどり池方面分岐
5:26本沢温泉
6:14夏沢峠
7時過ぎ-7:46硫黄岳頂上手前ケルン(風凌ぎ&撤退決断)
8:15夏沢峠
8:41蓑冠山
8:51根石岳
8:57白砂新道分岐
9:19東天狗岳
9:34東天狗岳分岐
〜黒百合平に向けて下山(ルート間違い)&戻る
10:02東天狗岳分岐
10:18東天狗岳
10:36-10:40西天狗岳
10:54-10:56東天狗岳
11:08白砂新道分岐
〜途中携帯で仕事関連のやりとりが数分ほどあり(笑)
12:05-12:19本沢温泉
12:28みどり池方面分岐
13:08本沢温泉ゲートP
天候 | 朝方は曇り、だんだん風が強くなり稜線上は風速20mクラスの強風&濃霧、雨もパラツクコンディションでした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回に関しては稜線はほぼガスガス&強風だったので参考にはそれほどならないかもしれませんが全般によく整備されてる登山道だと思います。 温泉はここ本沢温泉・・・野天風呂では日本最高所にあることで有名です、開放的な外湯もありますが泉質の異なる内湯もなかなか素晴らしいです。 登山ポストは見当たりませんでした。 |
写真
感想
7月6、7日の土日は連休となりました、当然山に行くプランを練っていたワタクシでした。
今回は6日にたっぷりとロングルートを歩いてヘトヘトになって翌日は登る気があるなら軽めの山もしくはたっぷり湯巡りするつもりで計画を立ててました。
今回コースタイムと相談して決めたルートはこんな感じでした。
本沢温泉ゲートP〜本沢温泉〜夏沢峠〜硫黄岳、横岳、赤岳〜同ルートを夏沢峠まで戻る〜蓑冠山〜東天狗岳〜西天狗岳〜白砂新道経由で本沢温泉〜温泉で倒れこむように入浴〜ゲートまで帰還
↑とざっとこんな感じで標準コースタイムが13時間弱でした
本沢温泉は僕に山を教えてくれた温泉でもあります、というのも温泉好き→野に湧く温泉に入るようになる→山登り後の温泉のよさを知る→登山のよさにどっぷりハマる
・・・という図式で僕の登山は始まってます。
昨年だけでもこの本沢温泉には4回入りにきてます(笑)、温泉のみにです、というのもここは温泉マニアなら必ず来たくなる『日本最高所にある露天風呂』だからです(ちなみに本邦最高所の温泉(内湯)は立山のみくりが池温泉です)
この登山を教えてくれた本沢温泉から先には今まで進んだことありません、登山者として初めてここに戻ってきたのです、ちょっと感動しながらの登山となります。
夜だいたい2時くらいにゲートまで到着、相変わらずものすごい道、初めて来るかたなら多分躊躇すると思います、そんな道を1人でゲートまで、誰もいない中仮眠して朝を迎えました。
だいたい4時半にゲート前スタート、本沢温泉までの道はもう何回も歩いてるので気楽に歩けました、ただ夜が明けても空の様子があまりよくないのが気になりました。
本沢温泉には立寄らずそのまま夏沢峠へ、このあたりから風が止む事なく強風になってきました、とりあえず硫黄岳目指して進みました。
樹林帯を抜けた稜線上の岩場に来るともはや立ってられないほどの強風(風速20mオーバークラスだったようです)&ものすごい濃霧(というか雲)でかなりの視界不良、風が弱まるのを見計らいつつ先に進むも硫黄岳頂上手前のケルン(確か5つめか6つめ)のとこで風を避けて待機してました。
(ここのケルンがものすごく風凌ぐのに役立ちました)
待機すること30分ほど、全く止む気配ありません…このまま先に進むか引き返すかをボチボチ判断しないと時間もったいないのでここで下した判断・・・『潔く撤退』
・・・ここからの稜線は多分1日風が強いので仮に赤岳まで進んでもまた戻ってくるのがちょっと厳しいかなというのが自分の判断でした、ケルンに一礼してUターンです。
夏沢峠まで戻る頃から数人のかたやパーティーとすれ違いました、そのまま行かれたかどうかはわかりませんがとりあえず聞かれた時に『風ここから先はものすごいので要注意を!』と伝えてました。
夏沢峠に戻るとここは風が弱めです、このまま下山もなんだかもったいないので第二の目標だった天狗岳へ向かってみることにしました。
樹林帯はいいんですがやはり根子岳などの頂上は変わらずの強い風&霧でした、ただ朝方の硫黄岳近辺の風よりは若干弱めかなという感じでしts。
白砂新道分岐をすぎて東天狗岳頂上へ、ここらで多くのかたがいましたがあまりにも濃霧過ぎて西天狗岳へのルートを見つけられず流れのまままっすぐ進むというルートミスをしてしまいました。(その時点では気付かず)
先に進んであった分岐名が『東天狗岳分岐』・・・頭の中ではここが西天狗への分岐だと判断、左方向に進んでいきました。
マップタイムのわりにはかなりきつい登り返しだなと思ってピョンピョン下っていくとどうも違うっぽい・・・登ってくるかたとお話すると「黒百合ヒュッテ」へ向かって下山一直線のワタクシでした(泣)
・・・また登り返して東天狗岳の頂上まで、この時は少しめげてましたね(泣)
さっきいた東天狗頂上に戻りよーーく見ると〇印が下に見えてそっちがコル挟んで西天狗岳への道だと判明、晴天時ならまず見失わないはずでしょうがこのへんが山のムズイとこでもありますね。
なんとか西天狗岳頂上をピークハント、下山時には東天狗岳までピストンするという女性のかたと一緒に登りました(本日3回目(笑))
ここで写真を撮ってあげてから別れて白砂新道分岐まで戻りそのまま新道経由で本沢温泉まで戻り下山しました。
本来ならここで入浴といきたいとこですがちょっと今回はここの温泉に入ろうという気持ちになれなかった(なんだか消化不良的登山になっちゃったので)また次回リベンジ用に取っておこうと思い下山しました。
本沢温泉に関しては以前ブログで書いたことあるので興味あるかたはこちらをご覧ください↓
http://pool-shark.blog.so-net.ne.jp/2012-08-06
下山後、なんとなく入りたくなったので増富温泉へ向かい「増富の湯」でぬるーいお湯を時間かけてたっぷり入ってきました。
【増富の湯ホームページ】
http://www.masutominoyu.com/
時間かけて(30分×2セット)とかでゆっくり入ってると不思議なことにポカポカ温まります、さすが日本有数のラジウム温泉です。
ここを出てから今度は中央道で甲府まで戻り向かった温泉は「みたまの湯」です。
【みたまの湯ホームページ】
http://www.mitamanoyu.jp/
ここは自分の中では夜景のきれいな日帰り入浴施設で上位3位に入る素晴らしい温泉です、食事もなかなかバラエティーに富んでて休憩所も広いので実にゆっくりでsきます、ここで晩御飯食べて夜景見ながら入浴&気持ちよく熟睡してきました。
翌日日曜は当然別の山を登ることを決断・・・道の駅で寝坊するくらい気持ちよく熟睡してから山へ向かいました、そのレコはまた次にアップしたいと思います。
それにしても八ヶ岳、天候には本当に恵まれません、本沢温泉も雨なんて降る予報でもないのに来る度に雨ばかりの昨年でした、次回はしっかり赤岳〜硫黄岳リベンジ登山しようと思います。
drunkyさん、こんばんは(^^)
写真の方を見ましても、八ヶ岳のコンディションはあまり良くなかったようですね
ワタシも土日は天気がまずまずと聞いていたのでウキウキだったのですが、、、天気だけは何とも(^-^;
おぉ!増冨の湯、いつも素通りしてしまうのですが、お湯の方はいかがですか?
次回訪れた時は入ってみたいと思っているのですが
みたまの湯は、ワタシも正月の毛無山の前夜に入りました
お湯は忘れてしまいましたが、何しろ夜景が綺麗で何も言うことはなかったですね〜(^^)
すごいお天気でしたね
歩くの速すぎじゃないですか?
撤退の判断、良かったと思います。
今度は、晴れた日に・・・
行きましょう
コンディション、かなりの劣悪だったと思います、かなり心が折れる強風でした、まさか稜線がこんなことになってるなんて想像外でしたね。
・・・まあ次回のリベンジ用に取っておいたと思ってます、次回は最高の状態で楽しんできます(←本当か?)
増富の湯・・・泉質なら日本有数の名湯です、ぬるーーいお湯にじっと浸かる、これからならすごくいい入浴になりますよ、是非今度行ってみてくださいね!
毛無山といえば超ニアミスしてた場所ですよね、僕はその前日は確か書類仕事(年始休みだったのに
だんだんと悪化は予想はしてましたがまさかここまで悪くなるとは・・・つくづく八ヶ岳とは相性の悪いワタクシでした
さすがにあの風ではもうちょっと心が・・・と思いながら向かった天狗岳もかなり強風でしたよ、今までで一番つらい八ヶ岳となりましたね
今度はゆっくり頂上でランチでもしたいもんですね、その時はよろしくお願いします
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