羅臼岳

2013年07月16日(火) [日帰り]

• GPS: 06:39
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,626m
• 下り: 1,615m

天候

曇り一時晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

7/16 9:20

羅臼岳登山口　車が溢れている。地の果ての駐車場は宿泊者のためで使えないので、こういうことになる。
此処のバイオトイレはアンモニア臭がきつく、良く換気してから用を足さないと酷いことになる。

7/16 9:28

登山口、登山届紙いっぱいで書かずに出発。帰りには新しい紙が追加されていた。

7/16 9:28

木下小屋です。

7/16 9:30

登山者カウンターの位置が変わっていた。ソーラーが効きづらかったから？

7/16 9:39

花を探して登って行くと目の前を黒い大きな鳥が、こんな森の中にカラスが・・・、と思ったらクマゲラでした。一言も鳴かず。

7/16 9:40

クマゲラ、下にクルマユリ、どっちにする。クマゲラ。

7/16 9:44

クマゲラは飛び去るが、頭の上で鳴き声が。花を探さなければならないのに・・・、で下を見ながら。

ウメガサソウ！念願の花・・・、もう結実してるやないか！まだレコから一週間しか経ってないのに。

7/16 9:45

ピンボケですが、変種ヒトツバイチヤクソウと思うのですが、いつも蕾か結実状態。

7/16 9:47

あった、クルマユリ、クマゲラ選んで良かった。

7/16 9:57

オホーツク展望辺りで
この辺は変な花が多いので、注意して歩く。
ミヤマイボタ？　ちょっと自信ない。

7/16 10:00

ヒロハクサフジ？
もしかして、此処だけ山の花でなく海岸の花が在るのか？

7/16 10:01

とするとこれはタカネナデシコではなく、カワラナデシコ

7/16 10:01

ナデシコ、咲き始めで綺麗です。

7/16 10:01

エゾノカワラマツバ

7/16 10:02

これは、エゾオトギリ？まだ高山帯ではないので、ハイオトギリではないと思うのだが。

7/16 10:02

こっちがエゾオトギリか？前の奴が岩場で近寄れず、しかし明らかにこっちより大きかったが・・・。
明らかに違う種。

7/16 10:07

キリンソウ

7/16 10:29

オホーツク展望を過ぎるとサッパリ花が無くなり、久しぶりにやっと花が。ツマトリソウ。この後ツマトリソウばかりに。

7/16 10:31

タニギキョウ

7/16 10:34

初めての地味ランか？と思ったら、ハクサンチドリのなれの果てらしい。

7/16 10:38

弥三吉水です。

7/16 10:39

これは、茎がある（写真では判りづらいですが）。ということはタチツボスミレ？

7/16 10:41

コミヤマカタバミも

7/16 10:41

これは地上ギリギリから葉と花が
やっぱりミヤマ？

7/16 10:42

やっぱりミヤマスミレ？

7/16 10:46

極楽平、山はガス。

7/16 11:03

仙人坂、道に雪は無い。

7/16 11:13

あまりにも花が無いので、出たら撮ってしまったツバメオモト。

7/16 11:14

銀冷水を前に雪。

7/16 11:16

銀冷水

7/16 11:16

水場の上は雪。

7/16 11:16

トイレブース

7/16 11:18

マイヅルソウも撮ってしまった。

7/16 11:23

まだエンレイソウが、花すらついてないものも。

7/16 11:24

ヒメイチゲ　段々花が増えてくる。

7/16 11:26

この木の実、何だったか忘れた。たぶんツルリンドウ。

7/16 11:28

大沢に出た。上はガス。

7/16 11:39

咲き始めのコザクラは綺麗。

7/16 11:47

まだ新鮮なキバナシャクナゲとチングルマ

7/16 11:47

エゾツガザクラも咲き始め

7/16 11:47

雪割り系かと思う位沢山咲くコザクラ。良く見ると茎が2本。しかもピンボケ。

7/16 11:48

チシマノキンバイソウの開きかけ

7/16 11:49

開いた花

7/16 11:50

エゾツツジもこれから。

7/16 11:52

イワキキョウ。

7/16 11:53

リンネソウ、まだ片方が蕾

7/16 11:53

羅臼平。三つ峰が見えだす。
途中あまりに花が無かったので、意外と簡単に来てしまった。2時リミットにしていたので、山頂へ。

7/16 11:54

メアカンフスマ

7/16 12:00

ガスで全く見えなかった羅臼が晴れる。

早く降りてしまった人はきっと見てないと、偉そうに寝坊した人間が思う。

7/16 12:06

もう一つのお目当て。板垣新道では雪の下で見れなかったが、クモマユキノシタ。

7/16 12:08

岩清水って分岐だったのか？

7/16 12:09

イワヒゲが真っ白で美しい。何故か一つだけ花が上を向いている。

7/16 12:11

大群落、クモマユキノシタ。

7/16 12:16

山頂が

7/16 12:23

もう少し

7/16 12:33

羅臼岳山頂です。青空が見えますが周囲は雲。でも、下から羅臼岳の雄姿が見えたので、十分です。

7/16 12:35

今日はダイドーブレンドブラックを百均クーラーバックに冷凍ペットで冷やして。結局屋久島で食べなかったオレオをいただきます。
やっぱり夏はコーヒーでも冷えてた方がおいしい。

7/16 12:41

羅臼平と三つ峰が。

7/16 13:00

イワヒゲとコケモモ。羅臼のイワヒゲ、大当たりでは無いですが、当たりです。

7/16 13:03

山頂を見上げる。

7/16 13:07

凄いぞエゾツガ

7/16 13:08

アオツガとエゾツガ

7/16 13:09

アオツガとやや薄めのエゾツガ。大雪ほどの色のバリエーションは無いが、淡色のエゾツガもある。

7/16 13:12

チングルマとエゾツガ

7/16 13:12

イワウメもまだまだ

7/16 13:13

白花？とエゾツガ

7/16 13:13

キバナとエゾツガ

7/16 13:18

ミネズオウもまだまだ

7/16 13:19

コメバツガも現役

7/16 13:23

イワブクロあっぷ

7/16 13:25

此処のはイソツツジ

7/16 13:28

これだけ群落を作るのも羅臼ならでは
クモマユキノシタ。

7/16 13:28

大雪の物の方が赤が目立つような気がするが？

7/16 13:41

メアカンフスマが在れば、当然キンバイもメアカン

7/16 13:46

オホーツクの雲海が

7/16 13:49

微かに爺々岳の山影が

7/16 13:51

そして羅臼岳は、バビルの塔のようにガス（砂嵐では無い）に消えていく。

7/16 13:58

そして大沢の雪渓もガス
バビル二世の歌を口笛吹きながら下る。

7/16 14:18

カエデの花？

7/16 14:28

仙人坂にしかなかった花。オオバタネツケバナ？

7/16 14:39

ミヤマハンショウヅル

7/16 15:01

下の岩峰で、キリンソウ群落

7/16 15:15

結実ばかりだったが、咲き残りジンヨウイチヤクソウ。ピンボケ。

7/16 15:28

オホーツク展望から下は、超お花見モードで。
ウメガサソウはやっぱり結実。

7/16 15:32

とうとう見つけた咲いているウメガサソウ。横から見ると一応咲いているよう。

7/16 15:33

下から見ると、微妙？開ききってない。

7/16 15:36

もう結実か？たぶん変種ヒトツバイチヤクソウ

7/16 15:39

そして、とうとう見つけた。ウメガサソウ完全体。
登山道谷側の急斜面に下向きに咲いて、右腿を道に置いて肩手を伸ばしてやっと撮る。

7/16 15:40

一寸ブレて、花が切れたのが残念。ちゃんと咲くと綺麗な花でした（肉眼では見てないですが）。

7/16 15:54

ホテル脇の駐車場までの道に自販機ありました。これはそそられる。

7/16 15:55

あれだけ在った車が無い。

7/16 16:05

そして知床連山を振り返る。山は雲の中。羅臼岳が見れたのが奇跡のよう。

7/16 17:36

帰り道、50km/hで走る白いエルグランドにイライラして、裏道に入ってついアクセルを。で、覆面に・・・、￥12000寄付。
反省して安全運転。原生花園に寄って帰る。カワラナデシコやスカシユリ、ハマナス等、運転しながらも綺麗に見えたが、やっぱり目当てはこの花、エゾキスゲ。レモンイエローが綺麗で、結構咲いてましたが、なかなか近寄れる所にない。端の駐車帯で見つけ、長靴履いて藪を歩いてやっと一枚。最後にダニチェック。大丈夫でした。

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX5 SONY

iPhone 4S Apple

感想

h2013m

　ウミガメは幸運の使者と「いなかはま」の御主人が言っていたが、どうやら屋久島で幸運を使い果たしてしまったらしい。

　仕事が急に忙しくなり、屋久島から帰って来てからレコの花を調べるのが大変で、3日間もかかってしまい、やっと書き上げたら休日。右肩の状態は良くなった気がするが、屋久島前から左足の中指が何故か痛み出しサッパリ良くならない。登山靴で普通に歩くなら問題ないのだが・・・。昔の古傷か？
　で、今年はゆるくお花見山行で。と、羅臼のウメガサソウか音更のリシリオウギ、斜里岳三井のレブンサイコ、どれにしようと考えて、延ばして見れなくなりそうな羅臼岳へ。ついでにサシルイ位まで、と思って、寝坊。
　寝坊して、羅臼はキツイか？と思ったが、ライブカメラの斜里は雲の中。ウトロのカメラは一応晴れている。お花見だから、大沢くらいでも良いかと出発。
　図らずも世界遺産二連投になった。

　山行中は写真のコメント参照。

　羅臼岳の雄姿も見れて、クマゲラにも会い、クモマユキノシタ、ウメガサソウも結局見られてご機嫌で帰途に着いたが、オシンコシン過ぎくらいから50km/hの白いエルグランドに捕まり、イライラして峰浜から裏道へ。帰り道はいつも60km/hなのだが、ついアクセルを踏み、バックミラーチェックも一回しかしなかったら、後ろに赤色回転灯が。シルバーのクラウン。巡査長の綺麗な婦警さんとベテランさんに￥12000寄付決定。アカウミガメの幸運は山限定らしい。というか反動が。
　反省運転で、小清水原生花園を通って温泉にも入らず帰宅。浜小清水側にアヤメが沢山。今までそんな所に無かったが、白鳥公園から移植したのか？北浜側にエゾキスゲが沢山咲いていた。

　しばらく反省だ。

コメント

yamasei

知床
いいなぁ。
今度は自転車で行きたい

h2013m

自転車ですか？
　そうですね。自転車なら覆面に捕まらないかも。
　羅臼はぜひ両側晴れた時に（今日は駄目でしたが）。天と地の間に居る感覚が良いです。

里

お花いっぱい♪
屋久島から帰っての羅臼岳お疲れさまでした。

1日違いで登ったのに
私が見逃したお花がいっぱいありました。
すごいなぁ！さすがです。
写真見ごたえありました。楽しかった^^)
ありがとうございました。

ウミガメの幸運は
きっと別なところにあって
違うところで守ってもらっているのではないでしょうか

h2013m

とりあえずウメガサソウが見れたので良かったです
羅臼平まで全く展望が無かったので、ずっと下ばかり見てました。羅臼直下の花は見事で、寝坊したせいで山頂の人も少なく、やっぱり何度登ってもいい山ですね。
そういえばくまさんあまり出てないようですね。私も痕跡すら見ませんでした。
来年はチングルマの咲くサシルイまでいきたいです。