谷川岳東尾根

2021年05月29日(土) [日帰り]

• GPS: 09:26
• 距離: 8.5km
• 登り: 1,317m
• 下り: 1,322m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:21
• 休憩: 2:05
• 合計: 9:26

距離 8.5km 登り 1,317m 下り 1,340m

4:55 谷川岳山岳資料館
5:21 巌剛新道登山口
7:24 8:42 シンセンのコル
10:46 11:19 谷川岳
11:30 11:31 トマノ耳
11:51 ザンゲ岩
12:29 12:30 ラクダのコル
12:35 12:43 ラクダの背(ラクダのコブ)
13:52 13:55 西黒尾根登山口
14:19 14:20 谷川岳山岳資料館
14:21 ゴール地点

天候

晴れ
山頂付近昼前から霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ベースプラザ駐車場利用　500円/台

コース状況／危険箇所等

残雪がまだまだ多く、マチガ沢は大滝をはじめ下部の滝はすべて雪渓に埋まっており、結果的に雪渓の傾斜がそれなりにある為、アイゼン＆ピッケルの装備があったほうが良かったです。シンセン沢もかなり雪で埋まっており、二俣までは崩壊部分もあって厄介です。二俣から左俣は急な設計となっており、ピッケルに前歯付アイゼンがないと歯が立たないため、ルートを変更して右俣経由で登りました。シンセンのコルまでは笹や灌木を掴みながら不安定な泥混じりのスラブ状斜面を登ります。東尾根に出てしまえば安定するものの、悪場の巻きなどはやはり不安定な草付をたどったりするので、気が抜けません。岩も風化が激しく、脆いところが多かったり、浮石が溜まっているところがあちこちにあります。第2岩峰と第1岩峰はワンポイントロープを出しましたが、ロープを出すところ以外が東尾根の嫌らしいところでしょう。

写真

5/29 5:19

マチガ沢出合
ここから巌剛新道に入ります。途中流れが入り込んでいるのでドボン注意です。

5/29 5:54

第1見晴からのマチガ沢
ここからマチガ沢に降りていきます。大滝も4段の滝もすべて雪の下です。

5/29 6:36

シンセン沢出合
ここにも雪渓が。しかも上部にも結構雪渓が残っています。

5/29 7:24

右俣ルートに変更しました
踏み替え点への途中にあったハクサンコザクラの群落です。

5/29 7:29

踏み替え点からシンセンのコルを見上げる
まだまだ嫌らしい斜面が続きます。

5/29 8:06

第2岩峰付近からのトマの耳

5/29 8:09

ハクサンイチゲと一ノ沢
一ノ沢にもまだ雪渓がありました。

5/29 8:09

こちらはシャクナゲ
アズマシャクナゲもハクサンシャクナゲも見られました。

5/29 9:03

雪渓と湯檜曽川流域の残雪の山
東尾根の直下まで雪渓が残っています。

5/29 9:04

観倉台への登り
決行嫌らしい岩場が出てきます。ロープを出すと落石が起きるのでフリーで登ります。

5/29 9:07

ホソバウスユキソウ
東尾根にはかなり多く見られました。

5/29 9:24

恐竜の背のような東尾根の稜線
天気も良く爽快です。

5/29 9:32

観倉台手前からのトマの耳とオキの耳

5/29 9:50

観倉台からの一ノ倉の岩壁
南稜と中央稜を登攀中のパーティーが見えました。

5/29 9:58

第1岩峰とオキの耳
もう終盤戦です。

5/29 10:33

第1岩峰先のナイフリッジ
人がいないとスケールがわかりませんね。

5/29 11:04

オキの耳山頂からのトマの耳

5/29 11:04

同じく谷川連峰の連なり

5/29 12:32

黄色いスミレの大群生

5/29 12:34

ラクダのコブからの谷川岳とマチガ沢

5/29 12:56

最後はアズマシャクナゲ

撮影機器：

SHV40_u SHARP

感想

yy0419

山岳会で今シーズン初の本チャン。本来はシンセン沢左俣から登る予定でしたが、想定外の雪渓の多さで右俣からのルートに変更しました。登攀要素は少ないものの、谷川のバリエーションらしい、冒険的な体験ができました。天気も思いの外良かったです。高山植物も結構咲いていましたよ。
追記：久々の本チャンで翌日筋肉痛になりました。