甲武信ヶ岳〜破風山〜雁坂峠周回
- GPS
- 08:29
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,954m
- 下り
- 1,953m
コースタイム
西沢山荘 7:54
近丸新道分岐 9:03
木賊山 10:25(〜10:29)
甲武信小屋 10:46
甲武信ヶ岳 11:01(〜11:44)
甲武信小屋 11:53
破風山 12:58(〜13:01)
雁坂嶺 13:48(〜13:51)
雁坂峠 14:09(〜14:13)
沓切沢橋 15:07
(この先道間違える)
道の駅みとみ 15:55
(計8時間29分)
天候 | 晴れ→曇り(一時ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート図はGPSのデータを参考に手書きで入れています(西沢山荘までログを取り忘れていたため) 道の駅みとみ〜西沢山荘(徳ちゃん新道入口) 道の駅から北へ、西沢渓谷入口の看板で右の道へ入り、しばらく林道を道なりに進んでネトリ広場を過ぎます。少しで近丸新道の入口がありますが今回は徳ちゃん新道を登るので先へ。休業中の西沢山荘の手前に新道入口があります。 西沢山荘〜甲武信ヶ岳 登山道はのっけから急登で、木賊山までは段差の大きいところの多い登りがひたすら続きます。近丸新道を合わせるとシャクナゲが両側に茂り道幅も狭くなりました。 だんだん展望が開けてきて山腹をまくと分岐、左に進んで木賊山山頂です。山頂から下って甲武信小屋、少しの登り返しで甲武信ヶ岳山頂。 甲武信ヶ岳〜雁坂峠 甲武信小屋から指導標の破風山まき道方面に向かい、稜線に復帰したら笹平へ300メートルの下りが始まります。破風山避難小屋の建つ笹平から、今度は200メートルの登り返しです。日当たりのいい道が樹林帯に入ると西破風山の山名柱があります。狭い山頂です。 西破風山から東破風山へは岩がゴロゴロした道で、東破風山から下って雁坂嶺へ登り返して行きます。雁坂嶺山頂は樹林に囲まれていて、ここからしばし下ると雁坂峠。 雁坂峠〜道の駅みとみ 峠からは南へ、ひたすらジグザグを切って下ります。最初のあたりは滑りやすいのでゆっくりと。沢ぞいに出ると道が一部不明瞭になるので赤リボンを見落とさないように進んで行きます。幾つか沢をわたると山腹をまく水平道になり、一ヶ所小規模な崩壊地を越えて下るとそのうち出るのは林道終点の沓切沢橋です。 この先長い林道歩き。雁坂トンネルの料金所手前の駐車場に降り立った先から道を間違えました。正しくはここから北側に延びる舗装路に入るか、ヤマレコのルート図ではトンネルを抜けてすぐの所で右に下るようです。 今日の温泉:はやぶさ温泉 源泉かけ流し、温度がちょうどいいです。食事もできます。 |
写真
感想
今日は甲武信ヶ岳から雁坂峠までを歩いてきました。
これから目指す木賊山が見える道の駅みとみから歩き始めます。あそこまで行くのか、高いな、、、
西沢大橋の下をくぐって林道を進み、西沢山荘から登山道が始まります。少し緩く進んだかと思うといきなり急登、しばらくはこれでなかなか近丸新道が合流しません。しかも足元を見ると気持ち悪いヤスデがウヨウヨ。こんなのが頭から降ってきたら、、、なんて余計な事を考えてしまいます。
近丸新道を会わせると道はシャクナゲに挟まれた狭い(シャクナゲの丈によっては暗い)空間を進むようになり、足元も段差が大きくやや急な登り。何組かのパーティーに道を譲ってもらいますがスピードが出ません。
さらに今度はアブやらブヨやらの攻撃が始まります(今日はほぼ一日中これが続いて本当に参った)。
大きいのから小さいのまで色んなアブにぐるぐる取り巻かれながらひたすら高度を上げる。虫に好かれてちゃってるのか?山に行くくせに虫嫌いの私は腰が引けて変な体勢だったかと思います。
左の樹間に木賊山が見え隠れし、ふと振り返ると雲上に顔を出した富士山が。さらに進むと開けた所があり、三角の黒金山の向こうに端正な姿を望めました。
再び針葉樹林の中を登り、主稜線に出て少しで樹林に囲まれた木賊山に到着。山名柱がいいね。
木賊山から下って行くとザレ場があり、すぐ正面にとんがった甲武信ヶ岳が姿を現しました。格好いい。
甲武信小屋から山頂へはひと登り、視界が開けて大きな山名柱が立つ甲武信ヶ岳山頂に到着。
360度とはいかないものの、分かっただけで木賊山、富士山、国師ヶ岳、金峰山、白根三山、甲斐駒など南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、槍ヶ岳、剱岳、白馬三山など北アルプス、浅間山、三宝山、武尊山など関東北部の山、燧ヶ岳、両神山などたくさんの山を望めました。賑やかな山頂でゆっくりお昼タイムです。
小屋前に戻ったら次は破風山へ向かいます。木賊山をまいたら笹平まで稜線を一気に300メートルの下りです。この先ほとんど人に会わなくなりました。
下りきった笹平には避難小屋があり、これから登る破風山は見上げる高さにあります。200メートルの登りはこたえますが、先を歩いていた単独の男性と話しながらだったので思ったより早く終了。展望の無い樹林の中に西破風山の立派な山名柱がありました。
西破風山からは岩の重なった道を進み、15分程で東破風山。急な下りの後、雁坂嶺に向けて幾つかニセピークを越えて行きます。途中先程の男性と別れ、直後に私は倒木で見事な大転倒。雁坂嶺への登りは倒木がやけに多かったような。
ダラダラ登って雁坂嶺を越え、ガスの中を峠へ向け小走りで下りました。
ピーとか鳴くニホンジカを見て雁坂峠に到着、凍らせておいたアクエリくんを飲んで出発です。ジグザグジグザグ下りますがなかなか沢は近づかない。実際、峠からトンネルの料金所まではものすごく長く感じました。
3人くらいすれ違って沢沿いに出ましたが、赤布が無いと迷いそうな分かりにくい所もあり注意して進みます。沢を2回徒渉すると山腹の水平な道になり足元の悪い崩壊地を通過、ナメラ沢への道を見送って舗装路が来ている沓切沢橋に出ました。ほっとして林道歩き開始です。
水筒の水があまりなくなってきたので飴を舐めながら歩きます。しばらくすると料金所が見えてきてトンネルわきの駐車場に降り、トイレを済ませます。
あー今日も無事に終わったあ〜、と、ここで気が抜けてしまいました。
さて、ここからはどうやって道の駅に行くのかな?地形図を見るとトンネル北側から道が延びていますが、そちらを見ると何となく荒れた感じ(に見えたようです)、しかも手前は柵があって入り口が良く分かんない(よく見てないだけです)。んで見るとトンネルわきには歩道がちゃんとある(高速道路のトンネルにも当然あります)。ああこっちから行くのね、とトンネルをくぐりました。
大型トラックが通ると怖いですが陣馬山への道にもこんな隧道はあります。トンネルをぬけて鶏冠山大橋を渡り、やっぱり何か変じゃないか?と思い始めました。右手に階段が上がっているのも見つけましたがどこに出るのか分からないのでパス。車の運転手に変な目で見られながらさらに白線の内側を下ります。
少し行くと左にあまり使われていなさそうな舗装路が下っていました。入り口には棒が渡してありましたが、これ以上危なっかしい道路のわきを下り続けるよりはマシと思いここを下ることに。
枝とかがたくさん落ちていましたが無事に下の道路に出られました。
出てきた所はゲートで閉ざされており、看板に「あぶないからはいってはいけません」の文字。確かに危なかったよ。約束破ってごめんなさい。
僅かに歩いて道の駅に戻ってきました。うーん、ちょっと後味悪いなあ。
今回は完全なる予習不足です。ヤマレコをもっと活用しなければ。以後気をつけます。
<今日踏んだ主なピーク>
甲武信ヶ岳(初)
破風山 (初)
雁坂嶺 (初)
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